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[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2004/10/17 秋華賞 京都 芝2000 G1 3歳混牝 8900

着順
馬名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


スイープトウショウ

2001 鹿毛 55 1. 58. 4 63 --=====----712 897 抹消
ヤマニンシュクル

2001 黒鹿 55 1. 58. 5 63 --====-----255 431 抹消

ウイングレット

2001 鹿毛 55 1. 59. 3 59 --===------187 300 抹消

ダンスインザムード

2001 青鹿 55 1. 59. 3 59 --===------484 824 抹消

ヤマニンアラバスタ

2001 芦毛 55 1. 59. 3 59 --=====----170 475 抹消

レクレドール

2001 黒鹿 55 1. 59. 3 59 --====-----167 539 抹消

サイレントアスク

2001 栗毛 55 1. 59. 6 58 --===------2 177 抹消

マルカフローリアン

2001 鹿毛 55 1. 59. 6 58 ---====----3 213 抹消

グローリアスデイズ

2001 栗毛 55 1. 59. 6 58 ---==------47 198 抹消
10
フレンチアイディア

2001 青鹿 55 1. 59. 7 57 --===------11 67 抹消
11
ヒカルドウキセイ

2001 鹿毛 55 1. 59. 9 56 ---===-----8 131 抹消
12 メイショウオスカル

2001 黒鹿 55 2. 00. 1 56 --===------172 300 抹消
13
ドルチェリモーネ

2001 鹿毛 55 2. 00. 1 56 =======----28 86 抹消
14
アズマサンダース

2001 鹿毛 55 2. 00. 5 54 ===--------142 197 抹消
15
インゴット

2001 栗毛 55 2. 00. 5 54 ---==------22 54 抹消
16 (外) フェミニンガール

2001 鹿毛   55 2. 00. 6 53 ====-------8 39 抹消
17
フィーユドゥレーヴ

2001 栗毛 55 2. 01. 1 51 ==---------48 17 抹消
18 バレエブラン

2001 鹿毛 55 2. 01. 4 50 ---==------0 44 抹消

レース回顧
 [ レースBoard ]
秋華賞 [ ☆レース回顧 ]
|| 淀まで15分 04/10/17 (日)20:50  
小細工ナシの直線一気、これこそがスイープトウショウの競馬だ。自慢の末脚で最後の一冠をもぎ取ってみせた。
紫苑S2着のフェミニンガールが大方の予想通りハナを奪って、前半5Fのラップタイムは
12.4-11.0-12.1-12.4-12.0→59.9秒。通過タイムを見た瞬間は平均ペースかと思ったが、上がりの速さを見るとやはり緩い展開だった。
そんなスローペースにもスイープトウショウは我流を貫き通し3角まで17番手の位置取り。
坂の下りで徐々に進出してくると、直線は大外に持ち出してゴボウ抜き。ついにG1タイトルに手が届いた。
それにしても驚異的な末脚。ヨーイドンの瞬発力勝負に強いのは、同じくスローで流れたオークス2着ではっきりと証明されていたが、
上がりの4Fが11.6-11.7-11.6-11.6→46.5秒の展開でさえも差し切ってしまうのだから・・「一瞬の決め手」なら現役屈指の末脚かもしれない。

2着にはヤマニンシュクル。直線途中からはスイープトウショウとの一騎打ちの形になったがわずかに及ばず。
春よりも早めの進出を心がけた四位騎手の好判断もあった。3着につけた5馬身差は力の証。
ウイングレットが3着に食い込み、3連複そして3連単の波乱の立役者となった。
いつもより後ろ、中団の位置から渋太く脚を伸ばして大激戦の3着争いには勝利。うまく流れに乗れたのと、平坦コースが向いたか。

桜花賞馬ダンスインザムードは単勝1.7倍の断然人気に支持されたが、直線で失速し4着に敗れた。
オークス時と比較するのは難しいが、この日も入れ込みと発汗が目立った。
日曜付けのスポーツ紙にも気性面を気にするトレーナーのコメントが載っていたが・・
直線入り口では抜群の手応えで先頭に立ったが、半ばにはスイープトウショウに捕まった。
「自分からブレーキをかけているようだった」とは武豊騎手。桜花賞当時なんかは気性でそれほど心配をかけるような馬ではなかったが・・

ヤマニンアラバスタも自慢の末脚を繰り出して3着争いに食い込んだが5着。こちらは小回りは今ひとつな印象を受けた。
上昇馬レクレドールは3番人気に支持されたが、8キロの馬体減もあり6着に終わった。
秋華賞 [ ☆レース回顧 ]
|| とお 04/10/17 (日)22:32  
前半1000メートル59秒9。後半1000メートル58秒5。レースの上がりは34秒9。勝ち馬のタイムは1分58秒4。
遅い流れとなったか。ちなみに馬場の違いはあるがこのレースの上がり34.9はファインモーションの勝った年と同じで、この時の前半1000メートルは59秒。勝ち馬のタイムは1分58秒1。

今回のハロンタイムは12.4 - 11.0 - 12.1 - 12.4 - 12.0 - 12.0 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.6。残り4Fから淀みのない流れ。

1着スイープトウショウはゲート入りを嫌がったりと頑固な馬。スタート悪く、そのまま後方の位置取り。前半1000メートルを通過したあたりでレクレドールと脚どりを合わせながらついていく形で徐々に進出する。それでも4コーナーでは外を回り後方から3、4番手だったが、直線で外に出して追ったら一気に先頭まで突き抜けた。前走の失敗から、今回は前半無理をせず、この馬の力を引き出すために我慢に我慢をしたという池添騎手の騎乗にスイープトウショウが応えたか。

2着ヤマニンシュクルはスタートは良かったが8枠で、コーナーで外を回り中団に下がり待機。3着ウイングレットと同じような位置取り。前半1000メートルを通過した辺りで徐々に進出し、4角では外を回りながらも先頭とはそう差の無い好位に取り付いて、直線もよく伸びた。一瞬先頭に立つが間も無く、スイープトウショウに抜かれてしまった。今回は勝ち馬の決め手が凄かったがこの馬も3着に5馬身差と力を見せた。

3着ウイングレットはスタートはなかなかよかった。その後はよく見えないが、馬が行きたがって、やむなく田中勝騎手が折り合いに専念したら、中団の位置取りになったようにも見える。3枠だったこともあり内を通りコースロスなく進めた。ただ4角ではなかなか出るところがなかったか。直線バラけてからは馬群を捌いてそこそこ伸びた。ダンスインザムードをなんとか頭差交わし、ヤマニンアラバスタレクレドールに詰められながらも3着確保。

一番人気ダンスインザムードは4着。敗因は今回は調教師、騎手ともレース前からの入れ込みで一致。今まで以上に凄かったようだ。
秋華賞 [ ☆レース回顧 ]
|| バーニング 04/10/17 (日)22:45  
 これがスイープトウショウと言わんばかりの勝ち方。2歳時からファンタジーSでも目立った脚は阪神JFで直線不利があって動けなかった事もあり敗れてしまったヤマニンシュクルもねじ伏せた。直線での手応えで行けるのではないかと思ったが一気にゴールまで突き抜けた。貫禄勝ち。そしてやっと掴んだG1。池添謙一の男泣き、までも行かないが目に飛び出しそうな涙が見られたように素直にここはおめでとうと言いたい。
 ヤマニンシュクルも一緒に上がって来たが競り負けた。直線での感触は似たものだったと思うのだが。しかしながらフロックかとも思われた2歳女王の力はこの秋も本物。器用でコンスタントにレースを続け未だ掲示板を外していない当たりはスイープトウショウもそうだが素晴らしい。パドックで一番落ち着いていたのではないかとも思われた気性の良さ。これからも楽しみな存在。
 逆にやや控えた感じのウイングレットはそれが功を奏して3着に食い込んだ。ワイドは馬連、馬単を上回り3連復は万馬券、3連単は24万馬券という大波乱の立役者。能力は春にも見せつけて貰ったし2歳時にも新潟2歳Sはダイワバンディットに迫った強い競馬だった。夏負けて来て余計に評価が落ちたのだろうが調教の動きがよかっただけに別にフロックでも何でもない実力だろう。スムーズにレースを運んだ鞍上はG1負け続けの田中勝春というのはしばし苦笑した。
 ダンスインザムードは前で攻めた事が惜しかったか。差しが利く展開と馬場で桜花賞の再現には至らなかった。勝った馬とは5馬身以上離れているのも何とも言えない。伸びが全くなかった。伸びがなかったのは疲労もあったり気性のせいもあったりしただろうか。オークスの時と同じで負けの理由がよく分からない感じだが少なからず基本的に気性の悪さはピカイチなのでまずどうにかしなくては。逆にそれがどうにかなったら姉以上に強くなるかも知れない。
 ヤマニンアラバスタも追い上げたが。前哨戦勝ちのレクレドールもマイナスの馬体重が響いたか。密かに期待していた桜花賞2着のアズマサンダースはいいところなく。紫苑S組も相変わらずサッパリといった印象だった。
 どうしてもスイープトウショウヤマニンシュクルが目立ったが展開もあったせいだろう。しかしながらこの2頭の追い込みは素晴らしい。今後の充実。2歳時から強かっただけに今がピークであって欲しくないとも切に願う。しかしながら古馬との対決が楽しみだ。
秋華賞 [ ☆レース回顧 ]
|| タカハシ 04/10/18 (月)23:21  
ローズSとは異なりややスローと言ってもいい平均ペースとなったが、レースの上がりは抜群に速く勝ちタイムが1分58秒4。これには少し驚いたが、ダンスインザムードを目標に早めに先行各馬が動き出す流れになったためか。好成績を収めるにはかなり高い中距離適性が必要とされた。
1着となったスイープトウショウは、これで完全にエンドスウィープ産駒の常識を覆したと言える。池添騎手が前走の教訓を生かしてギリギリまで仕掛けを我慢したのが大成功した。上がり3Fのタイムもただ1頭の33秒台。2着馬にやや食い下がられたが完勝と言っていい内容であり、母系から判断して古馬になってもやれそうな感じである。ゲート再審査が課せられたのは痛く、エリザベス女王杯出走ならやや不安な材料だ。
2着は四位騎手が宣言通りいつもより前目の競馬を敢行したヤマニンシュクル。春がやや本調子を欠いていたか、または秋から冬にかけて活躍するタイプかもしれない。3着には5馬身差だから力は示せたが・・・。もうワンパンチ足りなかった。
3着にはウイングレットが入り穴を演出した。もともと新潟2歳S2着やスイートピーSの休み明け勝利など、素質を見せていた馬。関東馬の中では唯一イレコミも馬体重減もなかった。2000は1F長い印象もあり、今後短い距離での活躍が期待できそうだ。
しつこく人気していたダンスインザムードは4着。一本調子の馬、という印象を持っていたがその通り、春と何も変わっていなかった。パドックではこれまでで一番うるさいようにも見えた。この気性がどうにかならなくては先が見えてこない。
レクレドールヤマニンアラバスタはともに馬体減。前哨戦からの上がり目がなかった。アラバスタは輸送競馬も堪えたか。
アズマサンダースはマイラーということがはっきりしたので今後狙いやすくなった。
秋華賞 [ ☆レース回顧 ]
|| 人力 04/10/19 (火)00:38  
スイープトウショウが直線後方3番手から豪脚を繰り出し、その名の通りに全馬を「一掃」してしまった。その切れ脚は、デュランダルと比べても遜色ないかも知れない。

ヤマニンシュクルが中団前目の位置から末を伸ばし、3着とは5馬身差の2着確保。スイープトウショウに並ばれてからもう一度伸びている辺り、父トウカイテイオーの血、勝負根性の血は活きている。

3〜6着は混戦。何でか知らんが道中中団に位置し、差し脚を使い伸びてきやがったウイングレットが3着。発馬直後のポジション争いの中、挟まれて後退したのが奏功した形か。何にしても、先行一辺倒ではなく差す競馬もできるようになったのは心強い。

4着に1番人気ダンスインザムード。直線入り口で先頭に並ぶと、あっという間に先行勢を2〜3馬身置き去りにした。が、その直後に止まる。武豊騎手曰く「馬が自分からブレーキを掛けた」そうなのだが、それが本当なのか、それともレース前のイレ込み発汗によるガス欠なのかはわからない。いずれにせよ、気性を何とかしない限りその秘めたる素質を100%発揮するのは難しい。兄姉は長距離を得意としていただけに、この馬もこなせないことはないと思うが……。武豊騎手に乗り替わった辺りから気性難が発現した馬が何例か思い当たる(例:ブルーイレヴンファインモーション)のだが……偶然だろうか。

5着ヤマニンアラバスタ。レースが動いた3角手前辺りからおっつけて上がっていき、持ち味の末を生かした。が、今日は(も?)ズブかった。体重減のせいだろうか。6着レクレドールも体重減。両馬共に立て直して貰い、今後も牝馬一線級での勝ち負けを期待したい。

[0.09]


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