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高松宮記念 |
[ ☆レース回顧 ] |
|| K 05/03/28 (月)00:51
元来3月移行した後の高松宮記念は「外枠の差し馬を買え」という格言があった。しかし、2002年の行った行った決着、2003年の勝ち馬が最内枠、昨年も内枠の差し馬で決着、「大外枠は不利」などという報道がなされたようにこの存在は一気に忘れられることとなった。だが、こういうものは人々に認知され始めると姿を消し、忘れた頃にまたやってくるものだ。今年は6着までが馬番2桁の馬たち、上位3頭は皆差し馬。忘れられた格言が復活したのだった。 アドマイヤマックスはやはり左回りと武豊騎手騎乗で変わり身を見せた。道中中団外をいい塩梅で回り、4角の手ごたえは絶好。直線後は突き放すだけで圧勝。馬場のいい所いい所を通り仕掛けもやはり絶好。この馬は武豊騎手でないと御せ無いのか。他の騎手が乗った時と馬が違う。左回りの安田記念でも勿論期待できる。 キーンランドスワンも外からいいところを伸びて2着を確保。昨年3着の実力は本物。 プレシャスカフェは出負けはあったが、それから無理に好位につけて仕掛けも早かったのが悪かった。結局馬場の悪いところを通らされて伸びなかった。切れる脚もある馬なので、そのまま後方で待機した方が良かったのだが。陣営の「小回りだからある程度前目で」という発言が気にかかっていたのだが、そういうことがこれを生んだのだろう。非常に残念な結果になった。 カルストンライトオも解せない競馬。テレビで見る限りは内ラチに行けなかったのかと思っていたが、どうやら内ラチを狙いに行かなかったのが事実らしい。しかし、いくら馬場が悪いからとはいえ、ラチを頼れないと力が出せないとわかっているはず(昨年のアイビスSDでは中ほどの枠からラチを頼るために無理やりに外へ走っている)なのにそれをしなかったのは納得がいかない。ラチを頼らなくても今なら何とかなるという甘えがあったのだろうか。次はきちんと競馬をして欲しいものだ。 ウインクリューガーは道中のペースに全くついていけず。やはり距離が短かったか。 メイショウボーラーは走りにいつもの覇気が無かった。連戦の疲れが出たのか。
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