|| 59で号泣 09/12/01 (火)00:17
リーチザクラウン が逃げるか否か あるいは逃げ切れるか (否定的な意見がもちろん多かったが)否か ペースはいかに? などがひとつの話題になっていたが 、私は 武豊は リーチザクラウンに菊花賞におけるアドマイヤメイン のような 馬になってほしいと思っているのだろうと 以前から確信している。緩みのないペースで先頭に立って 走りきってしまう ちょうど人間界の中距離長距離のレース展開のような 展開のあやのない 強者のレースをすることを 内心望んでいるのではないか。 これまでそういうレースをした馬は 僕の知る限りでは 数頭いると思う カブラヤオー アイネスフウジン サイレンススズカ そして アドマイヤメイン (メイズイもそうだったらしい)。 「これまで 逃げてクラシック勝った馬も何頭もいるじゃないですか」(きさらぎ賞の前か後か忘れたが リーチザクラウンの脚質と今後の方針について問われて すこし切り口上に)と答えたときの武豊の頭の中の 「望ましい(逃げ)馬」のイメージ 、また 武豊 あんなにたくさんクラシックを勝って来たのに 逃げ馬が1頭もいないという事実 これらは 彼の頭の中の「強い逃げ馬」 の イメージを われわれに想像させる。 だから アドマイヤメイン(惜しいことにダービー2400は 武豊 は騎乗しなかったのだ)のような レースを このジャパンカップ 2400で リーチザクラウン にさせるだろうと確信していた(確信とは奇妙だが)。 そして事実そうなった。 そうなれば 何が勝とうと(仮に リーチザクラウンが 強い逃げ馬となって「逃げ切った」としても)レースは緊迫した 名レースになる。 ウオッカ は このようなレースを つまり昨年の天皇賞 このジャパンカップ やってしまうので 自身のみならず 2着に下した相手をも 強い馬だった と観るものに思わせる 稀有な そういう運命の馬なんだなあと つくずく思う。 相手のダイワスカーレット オウケンブルースリ が かならずウオッカを思い出すときとき われわれの脳裏には ペアとなって 浮かぶのである。なんというしあわせめぐりあわせ。
しびれるような興奮をひきずらせる 今回のジャパンカップだった ホーリックス オグリキャップ 以来である。
なお 鼻出血で 1ヶ月の出場停止 とのこと。 天の配剤である。 もう忘れ物は競馬場にはない。
|