|| プロヴィックス 02/09/18 (水)17:03
条件馬にも関わらず歴代牝馬NO.1の声も上がるほど過熱した支持を受けるファインモーションの参戦により、例年とはひと味違う様相を呈した今年のローズS(秋華賞トライアル)。スターを待ち望む競馬ファンにはこれ以上ないほどの結果となりました。歴代牝馬NO.1であるか否かは今後を見守ることにして、候補の取れたスター中心にレースを回顧して見たいと思います。
≪ペース≫ 12.6−11.5−12.3−12.1−12.3−12.3−11.8−11.7−11.5−12.0(前半3F36.4−5F60.8、後半5F59.3−3F35.2)1.5後傾ラップ 阪神二千はテンの速さ=ペース。向正面の加速がなく三角までペースが上がらない。 1.5後傾は、勝ち馬対象のみスロー(余力あり)と言えるが常識内で、離された3着以下を対象にするとミドルペースの範囲。
≪馬場≫ 開幕2週目。ペースが一定している千二のレースを参考に、開幕週とほぼ同じ阪神最速の高速馬場。
≪レベル≫ 例年の平均レベル:古馬1000万下(2勝馬) 今年:1着馬のみ高く、2着は平均、3着以下低い。(比較対照:当日500万下クラスの同距離レース。勝ちタイム2:01.3。ペース類似)
このレースのみを基準とすれば、勝ち馬のパフォーマンスは例年より上。 実戦経験の少なさより、成長も見込める。 ゴール前抑えていたので底知れない。同じに、限界点が計れない。 ただし、古馬比較に於いてはG1級には遥か及ばずなので、今回のレースからは歴代牝馬NO.1とは言えない。あくまでも現時点では、スターではあるがNO.1は候補。 「揉まれた時は?」の疑問点は今回解消せず。本番となる秋華賞ではペースがカギとなりそう。
それをクリアしたとき、初めて歴代牝馬NO.1の声が現実味をおびて来るのだろう。さて、結果は如何に?
|