|| Nブラリアンは何処へ? 02/10/20 (日)17:41
[1]タイム 勝ち時計:3:05.9 ハロンタイム:12.9-10.7-11.0-11.7-12.0-12.4-13.6-13.7-13.5-13.2-13.2-12.6-11.6-11.7-12.1 1000-2000-3000:58.3-66.4-61.2 上り:4F 48.0 - 3F 35.4
[2]レース回顧 ・混戦クラシックシーズンを締めくくるのにふさわしい波乱となった。 ・この日9連続連対の武騎手鞍上のノーリーズンがいきなりの落馬失格。かかり気味のダイタクフラッグとローエングリンが快調にかっ飛ばし、前半が58.3と超ハイペースの縦長の展開。アドマイヤドンは中団。アドマイヤマックス、ヒシミラクルは後方で折り合う。ファストタテヤマはほぼ最後方。 ・中盤は一転して急激にペースが落ち、中間の1000mは66.4で、2000mは124.7秒。これは平均よりやや速いペース。 ・勝負どころ、出来るだけ仕掛けを遅らせたい各馬の思惑も絡み、2週目3コーナー入り口あたりからは一団となる。3コーナー中間でメガスターダムが仕掛け、ヤマノブリザードがマクる。ヒシミラクルも負けじと外目をあがっていく。アドマイヤマックスは上がっていくも、手ごたえはイマイチ。ファストタテヤマは動かず、直線勝負に駆ける。 ・直線はヤマノブリザード、ヒシミラクルと、メガスターダムが完全に抜け出したが、ヤマノブリザードは止まる。アドマイヤドン、バランスオブゲームも伸びかけて止まる。ヒシミラクルがメガスターダムとの一騎打ちを制したという所で後ろから猛然とファストタテヤマが追い込む。粘るヒシミラクル、追い込むファストタテヤマ!! ・2頭並んでゴール。首の上げ下げを鼻差制したヒシミラクルが菊花賞馬に輝いた。結局馬連96,070円、馬単182,540円、3連複344,630円の大波乱。
[3]感想 ・見ごたえのある力勝負でした!サッカーボーイ、ダンスインザダーク、ニホンピロウイナーの○父の3頭で決まりましたが、この血統が菊の1〜3着になるとは父の現役時には誰も思いもしなかったでしょうね(^^) ・血統はともかく京都適性,長距離適性が生きた感じで上位3頭は強いレースをしたと思います。この展開ではノーリーズン、タニノギムレット、シンボリクリスエスでもだめだった気がします。 ・牝馬3冠,牡馬3冠,NHKマイル,2歳G1含めてG1を2度以上連対した馬はなんとアローキャリーだけ。ローマンエンパイア、モノポライザーを含めて結局3歳の本当の勢力図はわからずじまい。今後の戦いに期待します。
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