|| ルビートレノ 03/02/09 (日)16:41
CBC賞を快勝し、スプリント重賞を3勝していたサニングデールに人気が集まった今年のシルクロードS。 まず何が逃げるかという事だったが、スターエルドラードがスタート良く飛び出し、ナムラマイカ、カフェボストニアン、ゴールデンロドリゴがそれに続く。 しかし、前半3Fは34.3と遅い。そこで外めを回ってカフェボストニアンが、3コーナー付近で早くも先頭に立つ。連れてゴールデンロドリゴも動く。 直線を向いてカフェボストニアンがさらに後続を引き離して快勝かと思われたが、後方2,3番手を追走していたテイエムサンデーが、直線大外へ持ち出されると、 素晴らしい脚を見せて、最後はカフェボストニアンをクビ差退けて優勝。 テイエムサンデーは、本当に京都ではよく走る。前走新春Sでも、案外のスローペースを後方追走して、上がり33.6の脚で差し切っているあたり、 今が充実期なのだろう。京都でも良く走るが、一昨年のCBC賞でも3着に突っ込んできたあたり、平坦ではどこでも走るようなので、高松宮記念ももしかすると。 ちなみに手綱を取った秋山騎手は本日が誕生日だったようで、嬉しい重賞制覇となったようだ。 2着はカフェボストニアン。今回は絞れて、出遅れずに先行出来たのが大きい。あまりの馬体重の増減はどうかと思うが、今後も楽しませてくれそうだ。 3着には、辛うじてサニングデールが入った。間隔を空けたせいか?スローでもあまり先行出来ずに、最後はゴールデンロドリゴを捕らえるのがやっとだった。 ここはあくまで本番へ向けての叩き台だったのだろうが、ここに昨年のスプリントG1ウイナーのビリーヴやショウナンカンプなどが加わっての事を考えると、 一抹の不安を残す結果となったと言えるかもしれない。
|