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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2003/11/23 マイルCS 京都 芝1600 G1 3上国  9400

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


デュランダル

1999 栗毛57 1. 33. 3 63 ===--------435 542 抹消
(外) ファインモーション

1999 鹿毛55 1. 33. 4 61 --======---455 376 抹消

ギャラントアロー

2000 栗毛56 1. 33. 6 60 ===--------270 476 抹消
バランスオブゲーム

1999 鹿毛57 1. 33. 6 60 --====-----604 768 抹消

ミレニアムバイオ

1998 栗毛57 1. 33. 7 60 --==-------246 640 抹消
(外) イーグルカフェ

1997 鹿毛57 1. 33. 8 59 --===------461 1213 抹消

エイシンチャンプ

2000 鹿毛56 1. 33. 8 58 --===------211 508 抹消

サイドワインダー

1998 栗毛57 1. 33. 8 59 -===-------251 721 抹消
[外] スペシャルカルドゥーン Special Kaldoun

1999 鹿毛57 1. 33. 8 59 --=--------0 91 抹消
10 (外) マグナーテン

1996 鹿毛57 1. 34. 0 58 -=====-----388 502 抹消
11 マイソールサウンド

1999 栗毛57 1. 34. 1 57 --========-321 369 抹消
12 オースミコスモ

1999 黒鹿55 1. 34. 1 56 --====-----278 803 抹消
13
ロサード

1996 鹿毛57 1. 34. 1 57 -======----422 668 抹消
14
テレグノシス

1999 鹿毛57 1. 34. 1 57 -===-------414 1198 抹消
15
ウインクリューガー

2000 栗毛56 1. 34. 1 56 ====-------171 501 抹消
16 [外] トゥスール Tout Seul

2000 鹿毛56 1. 34. 3 55 ===--------2 81 抹消
17
テイエムサンデー

1996 青鹿57 1. 34. 3 55 ===--------117 262 抹消
18
イルバチオ

1997 鹿毛55 1. 34. 3 54 ===--------63 173 抹消

レース回顧
 [ レースBoard ]
マイルCS [ ☆レース回顧 ]
|| 穴党専科 03/11/23 (日)17:56  
聖剣が再びその切れ味を発揮―。デュランダルが大外から全馬を撫で切りG1連覇を達成するとともに、久々の“短距離統一王者”となった。
ギャラントアローマグナーテンが競りやや速いペースで進む。直線ギャラントアローが振り切って先頭に立ったところに他が襲いかかって来た。
デュランダルに対しては、正直スプリンターだろうという風に見くびっていた。脱帽だ。個人的にも待ちわびていたスプリント・マイルの短距離統一王者の誕生。まだ4歳。これからどんどん強くなるだろう。サンデーサイレンスノーザンテーストの仔はついこの間までG1勝てなかったのに…。
ファインモーションは今日は中団からゆったり競馬が出来た。この時点で前回とは違う走りになるだろうとは思えた。あの大敗から一度で立ち直るとは、なんと精神力の強い牝馬だろうか。
ギャラントアローの粘りも特筆ものだろう。よく頑張っていると思う。ミレニアムバイオは今日は精神状態が普通ではなかった感じ。どうしたのだろうか。サイドワインダーは反動だろうか。
マイルCS [ ☆レース回顧 ]
|| とお 03/11/23 (日)18:02  
G1という舞台で舞い上がってしまったミレニアムバイオ。他の騎手のとって、特にこの馬の強さをよくしっている武豊騎手にとってはうれしい誤算だった。

いいスタートを切ったファインモーションは他の馬よりいち早く折り合いに専念。中断につけたがそれでも折り合いに苦労していた様子。気合を付けながらギャラントアローが先頭、これにズブさがでてきて距離が微妙に短いマグナーテン、あまりスローな展開を望まないペリエ騎手が、このギャラントアローを適度につつきながら2番手。ギャラントアローにとってはいい迷惑だがこれは逃げ馬の宿命。ウインクリューガーが離れた3番手につけた。ミレニアムバイオファインモーションの後ろで折り合いをつけた。ギャラントアローマグナーテンが3番手以下を大きく離して直線へ。この時点でマグナーテンギャラントアローについて行けなくなった。万事休す。ここまで見せ場を作ったのだから、このレースを目標にした調教、陣営の苦肉の策も功をそうしたか。今のこの馬にはマイルは厳しかった。ギャラントアローが懸命に粘る中、バランスオブゲームファインモーションが襲いかかる。直線勝負に賭けたミレニアムバイオファインモーションについていけず、今日の状態ではいつもの切れは発揮できない。ここで大外を回ったデュランダルが他の馬とは明らかに違う脚色で強襲、一気に先頭を奪いけりをつけた。

勝ったデュランダルは4歳秋になって力をつけた。スプリント戦だけでなくマイル戦でも驚異的な末脚を発揮できることを証明した。ビリーヴファインモーションを倒しての
G12連勝は素晴らしい。スプリント戦、マイル戦でこれだけ強いサンデーサイレンスの牡馬は初めて。生産界にとっても注目の馬だろう。

2着ファインモーションはペースの早いマイル戦でそれなりに力を発揮した。ただレースぶりには危さがあり、このあたりが今後どう改善されていくのか。

3着ギャラントアローは、力はあるが、これだけ強力な差し馬の集まったレースでの逃げ馬だけにどうかと思われていたが、素晴らしい粘り強さを発揮した。今後の競馬を盛り上げていってくれそうな馬だ。

4着バランスオブゲームは久しぶりのマイル戦を考えるととりあえず合格点の内容だろう。ただこの馬、中距離G1をたくましく走り抜けるような力強さもなければ、マイルG1で一気に前を捉えるような瞬発力も無い印象。今後どう変わってくるのか、期待したいが。

小柄な外国勢2頭は惨敗。残念な結果だが、今後も外国から強い馬に参戦してきて欲しい。
マイルCS [ ☆レース回顧 ]
|| 大根役者 03/11/23 (日)19:47  
スプリント適正の高い馬が上位を独占。1着から4着までの馬がマイル重賞未勝利で現在のマイル戦線の冷え込みぶりを象徴するような結果になった。
好スタートはファインモーション。今回はそのままハナにはたたず、ギャラントアローマグナーテンらを行かせ中団に控える形。ハナをきったギャラントアロー、2番手はマグナーテン。この2頭が後続を大きく離す展開に。マグナーテンにはもはやかつてのスピードはなく、実質ギャラントアローの一人旅でレースは進む。各馬3コーナーあたりでも目だった動きを見せず、先頭の馬との差を詰めようとし始めたのは直線手前から。結局、このあたりの動きのないレースがスタミナに不安のあったスプリンターの台頭を招いたか。直線にはいって必死に追いすがる各馬。しかし道中楽に自分のペースでいけたギャラントアローを交わすには相当の瞬発力が必要。ここで出番がまわってきたのがデュランダル。1200MのG1をも制した究極の末脚で各馬キレイに交わしきり、スプリンターズSを上回る楽勝。2着にはファインモーションで、ギャラントアローをかわせたのはここまで。マイルより短い距離で通用する瞬発力の有無が明暗を分けた。
さて、今回の上位馬がこれからのマイル路線で中心となっていくかは微妙なところ。今回はあまりにも道中の消耗が少ないレースだった。
ファインモーションは短距離路線でやっていけるだけの手応えを掴んだ一戦で、とにかくいい瞬発力をもっている。近親のヒューマも1200Mで結果を残しているし、血統からは想像できないがスプリント戦でも対応できそう。
4着のバランスオブゲームはもう少し消耗戦になって貰いたかっただろうが、この馬もマイル戦でのメドがついた。安田記念はスタミナの有無が重要になってくるので、今後が楽しみ。安田記念から逆算して上手いローテーションを組んでいって欲しい。
ミレニアムバイオは騎手を振り落としたり、ゲート入りをごねたりやりたい放題。が、特にレースに影響はなかったと思う。富士S組のなかでは一応の最先着も、マイル路線のレベルの低さをこの馬が象徴してしまった。
最終的に1番人気におされたサイドワインダーは富士Sの内容が評価されてのもの。しかし終わってみれば富士S自体レベルに疑問が残り、そこでの好走はここでは意味をもたなかった。
エアジハードの引退以来混迷を極めるマイル戦線。混戦状態は暫く続きそうな気配だ。
マイルCS [ ☆レース回顧 ]
|| 03/11/23 (日)22:50  
ギャラントアローマグナーテンがついていって、予想以上に息の入らない厳しい展開になった。こんな展開になれば後ろの馬でも届いてしまう。
デュランダルは一頭次元が違った。勿論展開が向いたことは事実であるが、それにしても前の馬たちをいとも簡単に差し切ってしまう姿は、まるで断然1番人気の馬の競馬だった。スプリント女王ビリーヴから託されたスプリントキングの実力は伊達ではなかった。今後はペースとの戦いにはなるだろうが、頑張って欲しいところだ。
2着に入ったファインモーションだが、こちらは武騎手の手腕に恐れ入った。道中ペースを即座に判断すると、気難しい彼女をうまくなだめた。流石の職人芸だ。また、外を通れたということで大外枠は向いたのだろう。
3着にギャラントアローが粘ったのは驚きだった。あのペース、しかもマイルでここまでやるとは…。ただ逆に言えば、彼が3着に粘ってしまったことが掲示板に3頭別路線からの挑戦組が名を連ねたことと同様にマイル路線の手薄さを象徴しているような気がする。
4着バランスオブゲームは思ったよりも伸びず。ただ、トライアル血統の汚名を晴らす機会はそこまで来ているとみても良いかもしれない。
5着ミレニアムバイオはレース前に既に終わっていた。近走なりを潜めていた気性難が一気に爆発してしまった。馬が人々の期待を受けているというプレッシャーを感じ取ってしまったのかもしれない。
なぜか1番人気のサイドワインダーは内枠が仇もこのメンバーではこんなものか。ウインクリューガーは本馬場に入ってからの動きが悪く、発汗も目立ったようだ。

ペースの注文は付くものの、マイル戦線はデュランダル1強時代が訪れたといって良いだろう。
マイルCS [ ☆レース回顧 ]
|| What's My Name 03/11/23 (日)22:54  
◇デュランダル
 能力が違った。今後も幾つかGIを勝てる。
 展開の助けの必要ない、桁違いの追い込み馬と言える。
 まだ馬体的に成長の余地もある。

◇ファインモーション
 力は出し切っている。
 元々テンに掛かる上、マイラーの走法なので条件はベスト。2400mぐらいでもスタミナは保つが、気性面で成長がないので
 マイルがベスト。
 キャリアを踏んでの成長が殆ど無い。

◇ギャラントアロー
 人気薄だが人気がおかしかったというもので、フロックではない。
 ペースは速くないが終始競りかけられながらの逃げは楽ではなく、また、内目が荒れていたことも考慮すべき、力通りの3着。

◇バランスオブゲーム
 GIではこうなってしまう。
 抜け出してしまえば危な気ないが叩き合いになると弱く、無抵抗に負ける。
 入れ込む気性もGIでマイナスになっている。
 距離はどんな距離でもこなせる。

◇ミレニアムバイオ
 追い切りをやりすぎて入れ込んだ為、戦力ダウンがあった。
 富士Sは追い切りを軽めにしていつになく落ち着きがあったが、今回は2週続けてビシッとやったのが裏目に出た。

◇サイドワインダー
 外からでないと伸びない。
 そこそこの位置につけて、内目をついたが、連勝中は常に外差し。
 器用さに欠ける故。その辺りは母ゴールデンジャック同様。

◇マグナーテン
 元々、マトモなマイルの流れだと失速する。「スローのマイル」がベストだがそれは関屋記念ぐらい。
 なのでマイルよりは1800m〜2400mが走り易い。
 中山1800か新潟1600m辺りはペースが上がりにくいので、それだとやたら強い。
マイルCS [ ☆レース回顧 ]
|| ろっきぃ 03/11/24 (月)12:34  
前34.4-後35.7の一見ハイペースだが、二頭が後ろを引き離していた事を考えるとそれほどでもなかったか。馬場が相当荒れていたせいかタイム的には遅く、直線ヨーイドンの結果的に選んだコースが明暗を分ける形となった。

後33.5の脚を使ったとされるデュランダル、それ自体は確かに大したものですがやはり展開とコース取りに助けられた気がするんですよね。宮記念も安田も最終週なのでコース取りによっては再現も可能かもしれませんが、正直本命には押し辛い馬です。馬場のよい外側に賭けた池添騎手の好騎乗ですね、なんとなく全盛期の藤田騎手が乗り移った印象。

ファインモーションは絶対的能力の差でしょう、今回の場合それほどマイル適性は必要とされてない気がします、武騎手も日記でそう述べていますしね。やはり牡馬うんぬんじゃなく輸送の影響なんでしょうかね、もう1レースくらい様子を見たいです。

特筆すべきはギャラントアロー、常にマグナーテンに突っつかれて決して楽な逃げではなかったはず。高速馬場ではどうかと思いますが今回のような馬場では今後も十分勝負になりますね。ただやはり微妙に距離が長い印象、1400mのG1があればなあ...

ミレニアムバイオサイドワインダー等人気を集めた富士S組の惨敗は、マイル戦線の混迷状態をいっそう浮き立たせる結果となった。どうも番組改変からこの状態は続いている気がします。
マイルCS [ ☆レース回顧 ]
|| DAVIDBOWIE 03/11/25 (火)01:11  
名刀デュランダルの切れ味一閃!

「この秋最も難しいGI」と言われたマイルCSを、スプリントを撫で切った名刀が再度その切れ味を発揮、混迷を極めるマイル戦線を文字通り「一刀両断」。

若干時計の掛かり始めた馬場とは言え、1.33.1の勝ち時計には若干不満が残り、中団から進んだ有力馬が内の荒れた馬場に脚を取られたこともデュランダル勝利の一因か、とも思える。デュランダルの使った末脚は上がり3ハロン33.5、こんな数字で決まるマイルGIは記憶になく、それだけ極端なレースをしたということだろう。無欲の勝利というよりも、馬の適性を十分承知した上で100%の力を発揮させるべく追いこみに徹した池添Jの手綱捌きもまた名刀の切れ味再現を助けた。ただしつこいようだが馬場の内が荒れ、追いこみ向きの馬場となっていたこともたしかだが、スプリンターズS、マイルCSを連覇するというタイキシャトル以来の偉業には素直に敬意を払いたい。

「いつかは豊さんを超えたい」この言葉もあながち夢物語に終わるものではないかもしれない。

2着に話題のファインモーション。決してマイルが最適という馬ではないと思うが、底力を発揮しての連体圏確保。坂路調教に変え、除外の危険を省みず「今の」この馬には最適と思えるこのレースに迷わず照準を合わせた陣営と、ゲート前の乗りでも馬群から1頭離し発走直前まで馬を落ち着かせる事に努め、レース中も折り合いをつけつつ馬場の良い外々をまわして最高のレース運びを実現した武豊Jの苦心ともども、ハートの熱くなる好走だった。次走は阪神牝馬Sとのことだが、是非お中長距離戦線での反撃を期待したい。(京都でしか走れないとなれば天皇賞春?)

3着ギャラントアローが善戦。内が荒れている中、逃げ粘っての3着には結果以上の評価を与えたい。逃げ馬だけに今後も展開面の有利不利はあろうが、マイル以下のレースでは、今後無印というわけにはいかなくなった。

富士S好走の2頭にきたいしたが、結局は「底力」というべきかなんというべきか、枠準なり手まえを変えないなりと諸々敗因はあげられているが「GIを勝つ力はなかった」ということ。今後のGIでも過信はできない。特にミレニアムバイオにはがっかりした。(前走との差はもしかしたらジョッキーの差なのか?)
マイルCS [ ☆レース回顧 ]
|| たくろ〜 03/11/26 (水)00:34  
素人の私が言うことではありませんし、馬の実力や調子・騎手の作戦等様々だとは思いますが、人気上位馬で池添騎手と、武豊騎手以外は判断が甘かったのでは?と疑問符がつきます。
鼻をきったギャラントアローが終始マグナーテンにつつかれたにも関わらず沈まなかったのはおかしい!!
確かにギャラントアローに実力があったのは認めますが、
好位〜中団につけた有力馬は少なくとも消耗したギャラントアローを交わしてほしかったですね。
結局、他馬より早く追い始めた2頭が上位に来てますよね。
デュランダルファインモーションはG1馬なのでその実力は認めますが
サイドワインダーにしてもバランスオブゲームにしても今回チャンスは十分あったはずです。まだまだ見限るのは早いでしょう。
マイルCS [ ☆レース回顧 ]
|| バーニング 03/11/29 (土)19:28  
 ファインモーションが抜けたところに大外からデュランダルの強襲。ハイペースを後ろからじわじわ攻めて直線は大外のあの切れ味。ビリーヴを僅差ながら負かした脚でマイルも制した。どうも同年にスプリンターズS→マイルCSはタイキシャトル以来とか。スプリントに変わってマイルでも新たな新鋭の誕生だ。年内は休養して来年は今年以上の活躍を魅せて欲しい。
 ファインモーションデインヒル産駒と言ったところ。マイルという短い距離でもしっかり走ってくる。ハイペースも彼女にはよかったようだ。それに加えると外でスムーズな競馬が出来たこともプラスだったようだ。武豊との相性もいい。ようやくトンネルを抜けた感じだ。
 ギャラントアローもスプリントもマイルも問わない好走を魅せた。あのハイペースで逃げながらバテずに3着。まだ3歳馬というのだから驚き。NHKマイルCのブービー決着はなんだったのかが不思議である。
 バランスオブゲーム、あの位置からなら伸びて良かったはずだったんだが脚が止まった感じだった。しかし前走が強かっただけにまだまだ軽視は出来ない馬。
 ミレニアムバイオはレース前から走らないことはほぼ決まっていた感じ。目隠しをしてようやく枠に入るのだから。この馬も気性がネック。
 サイドワインダーは内枠に嫌われた。ウインクリューガーもレース前発刊が目立った。最近はレースすらできていない。テレグノシスも手応えがあったように見えたのだが。

[0.09]



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