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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2004/ 5/ 2 天皇賞・春 京都 芝3200 G1 4上   13200

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


イングランディーレ

1999 鹿毛58 3. 18. 4 54 ---========271 419 抹消

ゼンノロブロイ

2000 黒鹿58 3. 19. 5 52 ----====---1071 221 抹消
シルクフェイマス

1999 鹿毛58 3. 19. 8 51 ----=======371 203 抹消
チャクラ

2000 栗毛58 3. 19. 9 50 -----======236 531 抹消

ナリタセンチュリー

1999 鹿毛58 3. 20. 1 50 ----=======239 129 抹消

アマノブレイブリー

2000 黒鹿58 3. 20. 1 50 ---========47 136 抹消

ダービーレグノ

1998 栗毛58 3. 20. 2 50 --======---213 81 抹消

サンライズジェガー

1998 青鹿58 3. 20. 2 50 ----=======117 226 抹消
カンファーベスト

1999 黒鹿58 3. 20. 3 49 --===------270 36 抹消
10
ネオユニヴァース

2000 鹿毛58 3. 20. 3 49 ---=======-511 81 抹消
11 ファストタテヤマ

1999 鹿毛58 3. 20. 3 49 ----=======403 524 抹消
12
ヴィータローザ

2000 栗毛58 3. 20. 5 49 ---===-----310 49 抹消
13
リンカーン

2000 鹿毛58 3. 20. 6 49 -----======561 428 抹消
14 ウインジェネラーレ

2000 栗毛58 3. 20. 6 49 --======---112 18 抹消
15 ナムラサンクス

1999 黒鹿58 3. 20. 6 49 ---========105 134 抹消
16 ザッツザプレンティ

2000 鹿毛58 3. 20. 8 48 ----======-352 155 抹消
17 ウインブレイズ

1997 鹿毛58 3. 20. 9 48 --======---213 18 抹消
18
マーブルチーフ

2000 栗毛58 3. 21. 1 47 ----====---178 26 抹消

レース回顧
 [ レースBoard ]
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 人力 04/05/01 (土)01:50  
某競馬評論家の仰る通り、「まあ、たまにはこういう天皇賞もいいかな」と思わせるものだった。

イングランディーレの横山典弘騎手が、セイウンスカイばりの大逃げを打って他馬を幻惑。有力馬が後方で牽制し合う中、追い込みの利きにくい馬場状態(芝丈18cmと長めの設定)も手伝ってまんまと逃げ切ってしまった。しかし7馬身も差をつけたのだから、個人的には文句のつけようもなくイングランディーレの持ち味を生かし切った鞍上のファインプレーであったと思っている。

何が何だかわからなかったのはザッツザプレンティだ。道中はちゃんと折り合っていた。だが最終コーナーを回る頃には既に手応えを失っており、結局16着に大敗。追い切りの動きも悪くなかっただけに、得意の長距離で折り合ってのこの結果は陣営も納得の行かないことだろう。果たして、立て直すことができるであろうか。

1番人気のリンカーンはスタート直後からかかり通し。息のもつ筈もなく、やはりこちらも13着と大きく期待を裏切ってしまった。2番人気ネオユニヴァースは距離も敗因なのかも知れないが、それ以上に展開が向かなかった風。こちらも見せ場なく10着に敗退。

4歳4強と言われていた中で唯一掲示板に載った2着ゼンノロブロイは、かかり気味に先行したのが奏功。適距離と思われない中での好走で、地力の高さを見せたと思う。他の三頭が軒並み不甲斐なかっただけに、余計にそう思われたのかも知れない。

3着シルクフェイマスも雪崩れ込んだだけなので、力関係の評価は保留すべきだろう。7馬身ちぎったイングランディーレを「絶対的に強い」と認められないのと同様、ここで大敗した三騎諸共に「弱い」と決め付けるのは早計である。

それにしても、今年のGIは前残りが多いなぁ……。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| アツシズデジタル 04/05/02 (日)16:08  
驚きました・・。こんな天皇賞見たことありません。こんなにも熱い天皇賞は初めてです。コレが長距離競走の醍醐味でしょう。

1着イングランディーレ
思ってみればこの馬、昨年の白山大賞典を楽勝したときも、安藤勝己騎手が止められずにコースをもう1周してしまうほどのスタミナの持ち主。
スタミナを生かす競馬を自ら作り、勝つことで自らそれを実証する。長距離競馬の面白さを教えてくれた気がします。

2着ゼンノロブロイ
案の定引っ掛かったと思ったら、コレが4強で一番のポジションを踏んでいたと言う結果に。
元々、外国人騎手は長距離競走では日本のスローペースに驚くらしいですが、今回はオリヴァー騎手の判断の方が正しかった模様です。

3着シルクフェイマス
意外にも先行とは思ったものの、終わってみれば終いの脚も出していましたし、この馬にとってのマイペースだったのかもしれません。

4着チャクラ
ザッツザプレンティの外を走っていてあまり目立たなかったものの、終わってみればザッツザプレンティを差して4着入線。意外に強いのかもしれません。

5着ナリタセンチュリー
ごめん、この仔の存在を忘れてました(苦笑)

リンカーンは引っ掛かりっぱなし、ネオユニヴァースはなんか腰が重い走り、ザッツザプレンティは後ろを見ていたら仕掛けどころを失敗したと言う印象です。
ゲート前でウインジェネラーレがオシッコしていたのでちょっと波乱の予感はしたのですが(爆)


しかし競馬は恐ろしい、そして楽しいです。
個人的には大外れですが、それ以上に面白い競馬を見ることができました。

ありがとうね、イングランディーレ
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| ゾイサ伊藤 04/05/02 (日)16:15  
驚いたな〜。逃げ切りには左程驚きはしなかったけど、イングランディーレにはビックリ仰天。この馬ってダート馬じゃなかったの??。冷静に見ると18頭で唯一この馬だけが3000m以上の重賞2勝していた・・・。スピード全盛時代にここまでスタミナが有り余っている馬も珍しいし、そういう馬こそ天皇賞馬にふさわしい。 zoi!
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| DAVIDBOWIE 04/05/02 (日)16:18  
まさかまさかのイングランディーレ

リンカーンを降ろされ、ゼンノロブロイを降ろされた孤高の男・横山典弘の
雄たけびが観衆のどよめきの中を響きわたった。

勝ちタイム3.18.4が示すとおり、道中は完全にイングランディーレのマイペース。そのペースで4角後続との差が15馬身はあっただろうか。
こんな展開ではどうにもしようがないといった感じで、直線も各馬力が抜けたようにゴールへとなだれ込んできた。

まず、有力馬達に故障等のアクシデントが起きていないことを願いたい。

一つに戦前に疑問を感じていた「4歳(4強)」のレベルの問題もあるが、それ以上に、大きな期待を持って見守っていたファンにこんなつまらないレースを見せてしまったジョッキー達の罪は重いように思う。

ザッツのアンカツが折り合いに専念したこと、ネオのミルコもリンカーンの武も天皇賞ではなく4強の中の戦いに注力してしまったことが大きな要因。
自然体でレースをしたオリヴァーのゼンノロブロイが2着、上がり馬・シルクフェイマスが3着と、これらも全て先行していた馬だ。

さて次ぎの宝塚に向けてこの天皇賞は内容としてはあまり参考にならないが、「ジョッキーの心理」には大きな影響を及ぼすことを胸にとめておきたい。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 04/05/02 (日)16:23  
1周目向こう正面でイングランディーレが扱いて扱いてハナを奪い、ヴィータローザアマノブレイブリーシルクフェイマスらが前へ。4強はゼンノロブロイが最も前でザッツザプレンティリンカーンネオユニヴァースの順。2周目に入るとイングランディーレがぐんぐん前へ、しかし後は全く追い出さない。3,4コーナー中間では既にイングランディーレがセイフティーリードを確保した。
イングランディーレが芸術的な逃げでなんとあの「気まぐれジョージエリモジョージ以来の逃げ切り快勝。横山騎手が楽しく楽しく行けたと言う通り道中は菊花賞を当時レコードタイムで逃げ切ったセイウンスカイを髣髴とさせるようなまさに空を飛んでいる走りだった。昨年ダイヤモンドSから日経賞と連勝し上がり馬と目されながら昨年は一線級とは勝負にならず。夏から秋にダートで再度頭角を現すもその後は惨敗続き。しかし、ダイオライト記念で復調途上ながらミツアキタービンの2着に入り復調気配だった彼。まさに一世一代の大仕事を成し遂げたのだった。
4強中では最も人気薄で距離不安が囁かれていたゼンノロブロイが最先着。スタート直後からかかり通しであったが最後はしっかり伸びて楽に2着を確保。今日が京都初挑戦であったオリヴァー騎手だが、他の3頭を意識せずに行けたのは良かった。次は期待したい。
シルクフェイマスチャクラは最後つめ切れずゼンノロブロイとの力の差を思い知らされた格好。更なるパワーアップを期待したい。
リンカーンは騎手が懸念していた気性難が表面化した印象。4角でもネオユニヴァースによられ前がふさがりジ・エンド。
ネオユニヴァースは流石にあそこからでは出番は無いだろう。
ザッツザプレンティはどうしたのか。道中では4強中唯一良い感じに進めたと思うが、例のまくりが全く出せず。もう少し前々から追い出すべきだったと思うが…。
騎手の心理がどうのという論が出そうだが、ザッツザプレンティ以外の4強は気性的にそれどころではなかっただろう。結果的に、4強は全て気性の問題を抱え、信頼に足るものではなかったと言うことか。
人気薄馬の大逃げからの逃げ切り、私が競馬を始める所以となったサニーブライアンと同じ命題で、レースとしては非常に気持ちの良いレースだったと思う。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 穴党専科 04/05/02 (日)16:36  
長距離戦の醍醐味は、時として今回のような波乱が起こるところにあると思うわけだがそれにしてもイングランディーレの大逃亡劇には驚いた。
昨年は中途半端な戦法で力を出し切れず、今回はそれを踏まえた上でスタートから積極的にハナを主張した。1週目のスタンドまでで早くも大きな差をつけ後はスイスイ逃げ切るのみ。策士・横山典弘の頭脳が冴え渡った。
ゼンノロブロイは有力馬の中で唯一面目を保った。掛かり気味に先行も、結果的にそれが正解。前との差を詰めたわけではないが、そのまま2着に流れ込んだ。シルクフェイマスにも同じことが言える。
他の有力馬は枕を並べてそろって討ち死に。リンカーンはもう向こう正面で終わっていた感じ。ザッツザプレンティは全く持ち味を生かす騎乗が出来ていない。ネオユニヴァースリンカーンを意識した結果なし崩しに脚を使わされた。有力馬3頭が揃って二ケタ着順とはいただけない。
ただ、イングランディーレのようないかにもステイヤーな個性派が出てくると競馬が面白くなる。これからどのような路線を歩むかわからないが、今日のような逃げで競馬を盛り上げていってほしい。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| さくさく 04/05/02 (日)16:42  
こんな天皇賞見たこと無いと言うのは同意見ですが・・・。

イングランディーレは騎手が横典なので、良い逃げを見せてくれて、3コーナ過ぎで玉砕をイメージしていたのですが、タレてくる事も無くそのまま行ってしまいました・・。
大方の人がどこでザッツが仕掛け、それを追って残りの・・・と言う展開を期待していたのではないでしょうか?全てのカギは安勝!!
レース前、安勝が”この馬自体、どの様なレースの仕方がベストか?いろいろなパターンを試していきたい。”と言うコメントをしてました。
今回のレース、安勝が意図的に抑えたのか、それとも行けなかったのか、詳細情報確認しないと、なんとも言えませんが・・・ネオ10着、リンカーン13着、ザッツ16着、4強は弱いのか、距離が適さなかっただけなのか・・・後味、悪いです。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| too 04/05/02 (日)16:50  
戦前から逃げると予想されていたイングランディーレがやはり逃げ、
その他の馬も位置取りは予定通りであったと言える。
そしてイングランディーレがそのまま逃げきってしまった。

結果から考えれば、有力馬同士が牽制しすぎた形と言えるだろう。
また、天皇賞(春)史上、逃げて3着以内に入ったのはわずかに3頭
ということを考えると、
イングランディーレがそのうちバテるという読みもあったのではないか

有力馬の敗因をあげるとすれば、「騎手たちの判断ミス」であり、
馬の能力や状態に問題があったとは言えないであろう。
有力馬の今後の巻き返しに期待したい。

優勝 イングランディーレ
タイムは馬場を考えると良いとは言えない。
今後も展開がハマれば上位に食い込めるだろうが、
GI馬となったため、軽視されにくい状況となってしまった。
これからの走りに注目したい。

2着 ゼンノロブロイ
かかって行ってしまったのが幸いして2着。
後ろが牽制しあってくれたのも大きいが、
それだけでは2着には残れないだろう。
戦前の距離不安説は一蹴されたと言える。
ただ、4歳四天王から頭1つ抜け出したとは言いにくい。
中距離になればマークされるのは必至であるだろう。
これからが本当の勝負。頑張ってほしい。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| とお 04/05/02 (日)17:12  
今回の天皇賞のイングランディーレの勝利の秘訣は、何かということを思うと、それは全くノーマークの逃げ馬が、スローペースに持ちこみ、向こう正面ではなぜか、セーフティリードを広げることが出来た、ということになるんじゃないかと思う。
正直、私はこういう結末を予想できなかっただけに、自信を持ってそう言えるわけではないが。もちろん、イングランディーレの能力が高かったということもある。長距離重賞を2勝している馬だ。ただ今までの実績からして、イングランディーレの能力が飛び抜けていたとは思えない。今回は勝ちタイムも遅いし、イングランディーレの勝利は前述したような展開面の恩恵が大きいと思える。
じゃあなんでこういう展開になったのか、ということになる。
それはまず好位につけた有力のシルクフェイマスゼンノロブロイは長距離適性は半信半疑で、道中は無理にうごきたくなく折り合いに専念していたかったし、それに後ろの人気どころを意識するあまり、先頭の人気薄のイングランディーレが楽逃げしているのを見失ったということがありそう。
また一方本来ペースが遅ければ自分で動いていくような人気どころは何をしていたかといえば、折り合いを欠き、折り合いに専念せざる負えず、また折り合いを欠いたことで、早々に余力を無くして自滅してしまったように見える。
こういう様々な要因が重なってイングランディーレの7馬身差の、強い4歳という評判や後続の牽制をあざ笑うかのような、痛快な圧勝劇が演出されたんじゃないのだろうか。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| cbrskyline 04/05/02 (日)17:18  
 テン61.9Sの超スローにも抑えて誰も行かず。芝が長い事もあったのか、36.1Sの上がりにも逃げたイングランディーレに成すすべ無し。折り合い折り合い、とよく言うが、先般の皐月賞も今日の天皇賞もペースの割りに抑えて行かず。馬を抑えていると‘かかっていますね-'と解説者も決まって言うが、今日の展開では違った様だ。特に武騎手など2戦続けて抑えたまま、そのまま。体内時計は優れた者ばかりだろうになー?
 距離適正、実力優劣(勝負付け)は判然とせず。
(参考)レースラップ;13.2-12.0-12.0-12.0-12.7(61.9)-12.3-12.1-13.5-12.8-12.4(63.1)-12.7-12.4-12.2-11.6-12.1(61.0)-12.4 計3.18.4
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| ろっきぃ 04/05/02 (日)17:20  
全体の回顧は皆さんにお任せするとして...
上がり3Fですが勝ち馬のタイム36.1より遅い馬ってたった2頭しかいないんですよね(ちなみにその一頭がザッツザプレンティだったりするんですが)。なのに7馬身もつくのってなんだかなあ、最後の直線あたりでもまだ後ろを気にしてちゃんと追ってなかったんではないでしょうか?で残り2Fくらいで慌てて追ったとか。完全に勝ち馬の逃げを軽視した証拠ですね。

実はこれ私の見解ではないんですが、あながち間違いでもなさそうな...
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| DOS 04/05/02 (日)17:20  
13.2 - 12.0 - 12.0 - 12.0 - 12.7 - 12.3 - 12.1 - 13.5 - 12.8 - 12.4 -12.7 - 12.4 - 12.2 - 11.6 - 12.1 - 12.4
がレースラップ。

レース自体は平均的に流れた。しかし、逃げたイングランディーレ以外はお互い牽制しあったためか相当スローペース。

1着イングンランディーレ・・・横山典騎手の作戦勝ち。うまくペースを操った。この馬自身もスタミナが豊富だったこともありこのようなレースができたのだろう。京都コースであの逃げをされては後続は手も足もでない。
2着ゼンノロブロイ・・・有力馬なかでは一番良い競馬。ただ道中いきたいそぶりも見せていたため、本質的に中距離馬のようだ。
3着シルクフェイマス・・・実力が本物であると言う事が証明された。この馬の父自体晩成だったのでこの馬もこれからもっと伸びてくるような気がする。
4着チャクラ・・・長距離の消耗戦で出番がまわってきたかんじ。まだ、信頼はできそうにないので、次も様子を見たほうがよさそう。
5着ナリタセンチュリー・・・この馬も上がり馬。しかし本質的にはステイヤーではないと思うのでこれからもっと活躍していくのでは。

4強を意識しすぎたためか、ゼンノロブロイ以外の馬はまったく見せ場すらなかった。
リンカーン・・・向こう正面で行きっぷりが悪く、直線もまったくだめ。
ザッツザプレンティ・・・スタート後すぐ抑えての競馬。スローペースの直線競馬ではやはり分が悪い。
ネオユニバース・・・馬体は今まででもっともデキがよかった。3角から4角で焦ってまくってしまったかんじ。京都コースでまくるのは外に膨れるし、ましてはスタミナが大事な長距離戦。直線まで我慢すればいいレースができたのでは。

今日のレースは今後あまり参考になりそうにないレース。ただ、4強の各馬は精神面が不安定ということと、中距離適正が強いスピード馬ということがはっきりした。宝塚ではどのようなことになるのか今から楽しみ。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 解雇スレスレの回顧 04/05/02 (日)18:23  
最近長距離レースの低レベル化が強い傾向にありますね。
まさかのイングランディーレの逃げ切り。
でも横山典騎手はこの馬のよさを知ってたんだと思いますよ。

これはいいとして、菊花賞複勝圏にいた3頭が揃いも揃って2桁着順。
しかも阪神大賞典1〜4着馬に限って見ても2桁着順。
5歳以上の馬が参戦し、18頭になったということで
長距離適性の差がはっきり出たということでしょうか。

2着のゼンノロブロイも長距離には不安がありました。
7馬身も離されたのはこれは適性の差。
それでも他の16頭に先着できたのはどんな大舞台でも大崩れしないSS産駒のいい特徴をこの馬は持っていたのでしょう。

長距離適性がありながら惨敗してしまったファストタテヤマザッツザプレンティ
ダンスインザダーク産駒は3200の距離ではなかなか最後まで息を持たせることができません。
では、14着のリンカーンは?菊花賞に乗ってたときは本日快勝した横山典騎手でした。
武豊騎手と横山典騎手では馬にとってどうやら乗られ味が違うようです。
どちらも騎乗してプラスに出る場合とマイナスに出る場合があるようですね。
有馬記念の武豊騎手のこの馬の乗り方を見て、天皇賞に向けて不安を感じたことは感じました。

こういう長距離戦に限っては、騎手であれこれ悩んだ方がよさそうです。
ただ単に武豊に乗り替わってもマイナスではない、とは限らないということは皆さんも意識していた方がいいと思いますよ。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| マコト 04/05/02 (日)19:43  
イングランディーレがハナに立つ。これは戦前から言われていた事。
ザッツザプレンティも悪い位置では無かったようにも思う。ただ、菊花賞みたいなレースはさせてもらえない。リンカーンネオユニヴァースも、やや後ろ、ゼンノロブロイが掛かっていたか先行。直線に入ってもイングランディーレの脚は全く衰えない。有力馬が互いに牽制しあうなか悠々と逃げ切り勝ち、7馬身。ザッツザプレンティも持ち味生かせず、リンカーンも何だかな・・・というわんような。ネオユニヴァースはマクってはダメだろう。この3頭は2ケタ着順。ゼンノロブロイ・先行2着。
勝ち馬イングランディーレは近走はダート路線重視。しかし去年は芝の長距離重賞重視。去年の無念を大逃げで晴らす。見事なまでの逃げ切り。ノーマークで逃げられた、タイムも・・・それであっても勝ちは勝ちで「価値」である。逃げを貫き逃げ切った。これだけの競馬を見せてくれたのだから拍手を送りたい。
2着ゼンノロブロイ・・掛かっていた?うーんそうかも。でも2着。本質的には中距離場かな。でも能力の高さは示した。メドは立った。惜しいレース続くが掲示板を外さない堅実さは立派。
3着シルクフェイマス・・・上がり馬。父と同じ3着。でもこれだけ粘ったのは実力の表れ。
どうしたリンカーン、ザッツ、ネオ。お互いを気にしすぎたかな。天皇賞は終わった。でもこれで終わったわけじゃない。次のレースは頑張ってね。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 回想 04/05/02 (日)20:20  
4頭に関して。

鍵を握ると言われていたザッツザプレンティ
まずまずのスタートから先団を見ながら楽に追走していた。
途中でペースがやばいことに気づいたのだろう、
残り1000切ったあたりから鞍上の手がさかんに動いていた、
が、馬はまったくといっていいほど反応せず。
上がり時計は逃げていたイングランディーレと一緒。
ちょっと状態がおかしかったように思える。

圧倒的人気を背負ったリンカーン
おそらくザッツザプレンティの後ろから進めようという意図だったのだろう、
ザッツの斜め後ろにうまくとりついた、が、折り合いを欠いている。
前走はザッツの後ろでなだめれたが、今日は外に馬を置けなかった。
鞍上は折り合いに気をつけるのが精一杯でレースどころではなかった感じ。

2冠馬ネオユニヴァース
菊の敗戦を生かそうとしたのか後方に待機、全馬を眺めながらの競馬。
4頭の中でもっとも早く鞍上がペースの危険を察知、
動こうとはしていたが、いまいち馬が反応しない。
最初の位置取り、作戦ミスか。

ゼンノロブロイ
出たなりに前へ。ややかかっている。
鞍上は抑えずに前へ前へと行かせてなだめる手段を取った。
特にどこで動こうとかいう意志は見せなかったが、
結果的に正解。イングランを除いて前にいた馬でもっとも強い馬なので当然先着。

豊とアンカツが動かないから、
逃げ馬は別として、他馬はどうにも動けないという状況になりました。
どこにいてもペースを操っているのは武豊。動かすのが安藤勝己。
この二人が動かなければ誰も動かない。
日本競馬の象徴のようなレースでしたね。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 大根役者 04/05/02 (日)20:28  
スタートからハナを奪ったイングランディーレ。有力どころはスタートしてまずは折り合いに専念。ゼンノロブロイは珍しく掛かり気味、リンカーンも若干折り合いを欠いているように見えた。イングランディーレは最初のスタンド前こそ2番手のアマノブレイブリーとの差は5,6馬身ほどだったが、各馬がスローの落ち着いた流れに乗り始めた1角通過後あたりからどんどん差を拡げていき、最大20馬身近くリードを拡げる。さすがに差を詰め始めた後続だが、なし崩し的に脚を使わせられる形になってしまい、予想されたロングスパートなどどこへやら、流れ込むのが精一杯となり、イングランディーレが2着のゼンノロブロイに7馬身という大差をつけて圧勝。

勝ったイングランディーレはなんといっても横山典騎手の好騎乗。スタートしてハナを奪うとまずはそれほど差を拡げずにレースをスローの流れで落ち着かせ、ペースが落ち着くや否や徐々に差を拡げ始め見事後続を翻弄する形に持ち込む。まさに作戦勝ち、頭脳の勝利。
2着のゼンノロブロイはスタートして若干掛かり気味だったのは予想外だったが、元々はレースセンス抜群な馬。好位ですぐに折り合う事に成功した。ポジション的に勝ち馬をもっと早くから捕まえにいけばという気もするが、日本での競馬騎乗経験の浅いオリヴァー騎手では判断に迷ったか。危惧されていた長距離適正に関しては、それ程問題無かったように思う。
シルクフェイマスも前々の競馬で3着。ゼンノロブロイには力負けだったが、これが初の一線級との手合わせということを考えると上々の結果か。

1番人気のリンカーンは騎手のコメントを聞くとやはり折り合いを欠いていた模様。それにしても13着とは・・・
2番人気だったネオユニヴァースは後方からの競馬で折り合いもスムーズに見えた。しかしリンカーンを見ながらの競馬だったのでこの展開では大敗もやむなし。
菊花賞馬ザッツザプレンティは最内枠からの発走だったのでロングスパートをかける為にどのタイミングで外へ持ち出すか注目していたが、全馬が前を追いかける展開になってしまったためにそのチャンスは無かったようだ。こちらも16着とまさかの大敗。

有力馬の凡走というより、後続を上手く翻弄してみせた横山典騎手のファインプレーが強く印象に残る天皇賞・春だった。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 白幸緋牡丹 04/05/03 (月)12:36  
時計も平凡で、その点、イングランディーレは普通に競馬してただけだろう。ラップからしても見事なマイペース。これが奇異に映ること自体、スローペースに毒されていることに他ならない。
2着ゼンノロブロイの時計3.19.5は超スローの代名詞とも言えるマンハッタンカフェの時計と同じ。着順からしても2着以下は長距離適性よりも折り合い、位置取りの方が大きかった。
枠順も大きかった。中山でのモロさ、好走時のスムーズな内容からして最内枠ザッツザプレンティの出方がレースを左右すると読んだが、好スタートだったのにもかかわらず呆気なく下げてしまった。イングランディーレをやり過ごすのは予定通りだったにしろ、アマノブレイブリーヴィータローザ、果てはゼンノロブロイといった外枠勢が積極的に追走したのが計算違いだったのかもしれない。折り合いとの兼ね合いで出すに出せない状態が続き、もうこの時点でアウトだった気がする。当然勝負どころで外に出ていたところで馬にやる気が無い。敗因が分からない、とする鞍上のコメントは自らのミスを隠蔽する言い訳だろう。
リンカーンはザッツ、ネオユニヴァースリンカーンを意識し過ぎた嫌い。ネオユニヴァースのデムーロ騎手はレース後、距離を敗因としている辺り、溜めて行く戦法に賭けたのだろう。リンカーンは折り合いを欠いたことが最大の敗因となってしまった。ザッツがもっと前ならば、という感もあるが、ここまで惨敗してはこれまで獲得してきたタイトル(阪神大賞典)や名誉(菊花賞&有馬記念の2着)を汚したと言われても致し方無い。
「四強」の中で唯一上位を死守したのが最も低評価だったゼンノロブロイだったのは皮肉。イングランディーレ抜きのレースでは快勝。ダービーでも掛かり気味だったし、手替わりだったと考えれば多くは責められない。
3着とは言えシルクフェイマスは終始スムーズに先行出来てのもので、G2連勝の力を見せたともいえるが、ゼンノロブロイとは差を感じさせる。4着のチャクラは二走続けて前目で競馬が出来た辺りに進境が見られる。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| タカハシ 04/05/03 (月)13:59  
1着 イングランディーレ
  横山典騎手が本当に巧く乗ったと思う。1周目はジワッと出て行って、向こう正面から徐々に離した。後続は牽制し合いも手伝って差を詰める機を失ったように思う。昨年の重賞連勝の実績がダート転戦の影で忘れられてしまったのが穴となった原因か。スタミナは優れたものがあるから、今後も長距離での活躍に期待したい。メジロパーマーがフロックの声を振り切ったように。
2着 ゼンノロブロイ
  やはり本質的に長距離は向いていない。騎手も着を狙う感じの乗り方だった。3コーナーから前を捕まえに行っていれば恐らく掲示板も危うかったのでは。2番手集団以降だけを見ると完全なスローの上がり勝負だから、前にいた素質馬が順当に脚を伸ばした感。
3着 シルクフェイマス
  戦前、私は完全なお客さんだと思っていたのだが・・・。展開にも恵まれた感じで、長距離が合うとこの一戦だけでは言い切れないと思う。やはり2000〜2400向きだろう。次走あたりが正念場になる。
4着 チャクラ 
  ほぼゼンノロブロイと同じ位置取りだった。バテもせず伸びもしない。予想通りといった模様。
   ネオユニヴァース 馬場があれだから、あの位置からではどうしようもない。上がっていったのもレースそのもののペースが上がり始めたときだったし、距離が長すぎるというのもあるだろう。2400までで力を発揮するタイプで、今日は度外視していい。
   リンカーン 1番人気としては過去の名馬に比べて実績面でお粗末だったか。前走が重賞初勝利、それも56キロでのもの。ヒシミラクルマンハッタンカフェテイエムオペラオー、この面々に折り合いを気にするような馬はいなかった。むしろズブイくらいで。斤量を背負いなれて距離がもう少し短くなればいずれチャンスがあるのでは。
   ザッツザプレンティ 折り合いは問題ないように見えた。位置取りもまずまずだったが、上がっていきたいところで全く反応なし。ケガだけはしていないことを祈りたい。他3頭に比べ昨秋1つ余計に走っているし、秋を睨めばここは休養した方がいいような気もする。パドックでも必要以上におとなしかった。 
 当日9Rはレース自体の上がりが33秒8で行った行ったの決着。先週からの京都の芝レースを見ていても嫌な予感はしていたが、後ろから行く馬がどうこうできる馬場状態ではなかった。逃げ・先行でレースをつくれる馬が強いのはわかっているが、それでも少し極端すぎるのではないだろうか。こんなことばかり続けているとファンが離れていく。7馬身差は勝ち馬のスタミナが最も優れていたことを証明するが、タイムもタイムなだけに、この1戦だけでは何とも言いようがない。別路線も加わる宝塚記念は混戦間違いなしだ。今年は関東馬が桜花賞を勝ち、ダートのみの1勝馬が皐月賞を勝ちと、例外が次々起こる20年に1度のめぐり合わせの年。まだまだ色々あるかもしれない。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 淀まで15分 04/05/04 (火)17:50  
人気馬の大敗と伏兵の大金星。いろいろな意味で驚かされる天皇賞だった。
それにしてもイングランディーレ。「行けるだけ行って後ろがけん制し合えば・・・」という目論見通りのレース運び。
果たしてエリモジョージの時も競馬ファンはこれだけ驚かされたのだろうか、と思わされた。
これからのG1戦線で主役を張れる馬になれるか・・・今後が楽しみではある。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 軍騎士 04/05/05 (水)19:00  
イングランディーレ以外の馬は全て消極的にレースを進めてしまった感じがするレース。人気薄の大逃げが決まるというのも確かに面白いことではあるけれど、天皇賞春独特の醍醐味を期待していた人にはがっかりなレースだったと思う。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| メルトダウン 04/05/06 (木)17:54  
イングランディーレが他の馬に競りかけることもなく、他の馬が折り合いに苦しんでいる間にまんまと逃げ切ってしまった。かつてのエリモジョージの時も4歳4強(コクサイプリンス、イシノアラシ、ロングホーク、ロングファスト)の内、ロングホークが2着確保したが、状況が似ている。

1着イングランディーレ
展開が全てだが、これを機に本格化すれば怖い存在だろう。
鞍上の積極性も見逃せない。

2着ゼンノロブロイ
同馬も折り合いに苦しんでいたが、末脚伸びて2着。どさくさに紛れて来たというイメージが強いが、決していいとはいえない長距離でこれだけ走ればまだ良い方。

3着シルクフェイマス
先行し、そのまま粘りきった格好だが、最終コーナーでは長距離が良くないゼンノロブロイに後方で抜かれてしまったことを考えると、天皇賞上位人気達との力の差を感じさせる。宝塚記念では展開が鍵か。

4.5着チャクラ、ナリタセンチェリー
最終コーナーでは後方3.4番手で、インを付いて追い込んだことが大きい。リンカーンザッツザプレンティネオユニヴァースが外回ったとは対照的な結果だ。

リンカーンザッツザプレンティネオユニヴァースは同じ轡(くつわ)を並べたような敗戦。リンカーンは引っかかり、ザッツザプレンティはテンの速さが遅いばかりにロングスパートを仕掛けるだけの加速が掛けられなかった。ネオユニヴァースは500キロオーバーの体重増が響いたか。

一昨年の天皇賞(秋)以降、シンボリクリスエスヒシミラクルと現5歳世代が古馬戦線で力を示しているのに対して、現4歳世代はまだその上の世代の壁を越えられてない。天皇賞(春)は世代抗争が強いレースとしても知られるが、去年の宝塚記念で決していい状態とはいえないネオユニヴァース
53キロの斤量をもってしてもシンボリクリスエスにハナだけ先着したのが筆者として気になっていたが、ここにきて現実のものになり始めた。宝塚記念では現4歳世代が巻き返せるか?
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| バントシフト 04/05/07 (金)12:59  
レース内容は昨年のJCと同じような感じでした。逃げた馬を2番手(今回は有力馬の)で後続の蓋をして気がついたときには、もう届かない位置に…
終わったあとは何とでもいえますが…
3着のシルクフェイマス これもJCのタップと同じくスキップすることが大事というみたいです。この馬のローテは昨年1600万を勝った後と今年京都記念を勝った後いづれももう1戦使えるローテでした。しかし、あえてそこ(例えば昨年は鳴尾記念、今年は大阪杯などです)を使わず1戦スキップするとレース間隔はあきますが、次走に大きな力が使えるという、これも昨年のJCのタップと同じではないですか。(サクラプレジデントもマイラーズCを回避して本番直行…個人的にはいい判断だったと思いますよ小島さん)
2着のゼンノロブロイ ローテ的には日経賞負け組みは本番では好成績ですし、菊花賞の不利がなければ勝ち負けしてたと思うのでほかの有力馬(ザッツ、ネオ)よりはいいかなと戦前からはこの馬は信じることができました。
1着のイングランディーレ この馬はよくわかりません。わかることは騎手の好騎乗といつもより長かった京都の芝ぐらいですね…(河内調教師がそういってました)これで関東勢のG13連勝と関東所属騎手のG1連敗を30で止めました。この馬のスタミナと好騎乗のおかげですね。
その他の4強 ザッツザプレンティは父がダンス。人気のダンスは狙いたくなかったです。ダンスはやはり人気薄から。ネオユニヴァースは大阪杯は負け組みのほうが本番ではいいので(オペラオーやミラクル)。リンカーン…自信の本命だったのに…あまりにもザッツマークにこだわりすぎたか?この馬が動かないと他の馬が動けません。

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