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カンナS |
[ ☆レース回顧 ] |
|| 富士山 04/09/18 (土)19:00
ラップは34秒0−34秒3とさして速いわけではなく、まあミドルペースといったところか。 メジロハンターが逃げ、それをナチュラルメイクがピタリ追走。マイネデセールは好スタートを切るも3番手に控え、逆にジャズファンクとタイニーウイナーは出負け。特にジャズファンクは最内枠だけにこれは苦しい。すぐに立て直して4番手につけるが、やや窮屈な競馬。タイニーウイナーは腹を括って3角まで後方2番手で我慢。 直線に入るとメジロハンターは一杯になり、ナチュラルメイクが粘り込みを図るが、そうはさせじとマイネデセールがスパート。坂下でナチュラルメイクを捕らえると、あとは突き放すだけ。2馬身半差の完勝だった。 最後は大外からタイニーウイナーが上がり33秒9の末脚で迫ったが、ナチュラルメイクが粘り切って2着確保。人気のジャズファンクは4着まで。
マイネデセールは好スタートを切った事でレースを思い通りに運ぶ事ができた。まさに完勝。それにしてもまたマイネルラヴ産駒。本当に走る。 ナチュラルメイクはプラス12キロもあってやや離れた5番人気だったが、さすがは良血馬。抜群のレースセンスで見せ場を作った。確かに旭川でのタイムはさほどではなかったが、これは3番手追走からの抜け出しで出したタイムで、逃げて自分で作ったタイムではない。レースを見ていた人へのご褒美だった。 タイニーウイナーは出遅れもあったが、上がり33秒9は見事。どうやらじっくり溜めた方が脚を使える模様。陣営にとっては収穫もあったことだろう。 逆にジャズファンクは出遅れて慌ててしまった印象。絶好の1番枠も、ああなると逆にタチが悪い。メジロハンターはダート向きということなのだろうか。まだ結論を出すには早いとは思うが。
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