|| エスペランサ 04/09/27 (月)23:32
注目を集めたのはダービー1、2着馬。 グレートジャーニーの刻んだペースは前半61.2−57.8の尻上がりの流れ。キングカメハメハは、道中離れた6番手から3コーナー過ぎに進出、直線では推定33秒7の豪脚を使って、圧勝。馬のスケールの違いを見せつけられた。この流れを後方から押し切ったのだから、馬の次元が違うとしか言いようがない。1000m通過の時点では、先頭との差は10馬身以上あった。つまり、ラスト1000mは、56秒台で走った計算になる。スピード・スタミナ・パワー・根性どれをとってもタフな馬だ。この馬、これからの競馬界を背負ってたつ存在になる。個人的な意見ではあるが、本当に強いダービー馬は、ダービーが終わった後もG1で勝てる馬だと思っている。1年先輩の4歳馬が少し不甲斐ないだけに、天皇賞・秋を大いに盛り上げてほしいものだ。 3着のハーツクライは残り1000mの時点で、キングカメハメハよりもさらに後方の地点から追い込んできた。それでも勝ち馬との差はコンマ4秒と、そう負けたわけではない。末脚不発だの何だの言われているが、この馬もラスト1000m推定56秒台で走っており、能力の高さは示している。この後の菊花賞に向けてがんばってほしい。
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