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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2004/10/ 3 スプリンターズS 中山 芝1200 G1 3上国  9400

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


カルストンライトオ

1998 黒鹿57 1. 09. 9 60 =----------382 1055 抹消

デュランダル

1999 栗毛57 1. 10. 6 55 ===--------435 681 抹消
[外] ケープオブグッドホープ Cape of Good Hope

1998 栗毛57 1. 10. 6 55 =----------24 333 抹消

ウインラディウス

1998 黒鹿57 1. 10. 8 54 ====-------247 380 抹消

シルキーラグーン

2000 黒鹿55 1. 10. 8 53 =----------91 385 抹消
(外) キーンランドスワン

1999 栗毛57 1. 10. 8 54 =----------250 1097 抹消
シーイズトウショウ

2000 鹿毛55 1. 10. 9 52 ===--------478 1256 抹消
タマモホットプレイ

2001 栗毛55 1. 10. 2 57 ==---------246 1136 抹消

サニングデール

1999 黒鹿57 1. 11. 3 50 ==---------401 999 抹消
10 (外) シルヴァーゼット

2001 芦毛55 1. 11. 4 48 ==---------135 608 抹消
11
ゴールデンキャスト

2000 栗毛57 1. 11. 6 48 ==---------232 923 抹消
12
ワンダーシアトル

1999 栗毛57 1. 11. 6 48 ==---------34 286 抹消
13 [外] アシュダウンエクスプレス Ashdown Express

1999 栗毛57 1. 11. 7 47 ==---------0 57 抹消
14 ナムラビッグタイム

2001 栗毛55 1. 11. 9 45 ===--------108 314 抹消
15 (外) カフェボストニアン

1999 鹿毛57 1. 12. 7 41 ===--------148 507 抹消
16 [外] フェアジャグ Fayr Jag

1999 鹿毛57 1. 13. 3 36 =----------0 36 抹消

レース回顧
 [ レースBoard ]
スプリンターズS [ ☆レース回顧 ]
|| DAVIDBOWIE 04/10/03 (日)16:07  
サニーブライアンタップダンスシチー
水飛沫あげ、カルストン逃げきり!!

前夜から降り続いた雨により、予想外の不良馬場で行われた2004年スプリンターズS。
新潟直線1,000メートル・アイビスSDを加速度的にラップを上げて逃げきったカルストンライトオが、4コーナーから直線に入るところで一気にスパート、4−5馬身のリード。不良馬場の影響か後続は思うように伸びない。坂をあがっても差が詰まらず、終わってみれば4馬身差の圧勝だった。

 12.0 - 10.6 - 11.0 - 11.5 - 11.8 - 13.0

最終1ハロンが13.0、これで逃げきれたあたり当然馬場の助けもあったが、ラチを頼る競馬では無類の粘り強さを誇る。
次走、1,400くらいまでの右回りならもう一発も。

思えば鞍上は大西、平成9年にサニーブライアンで皐月賞・ダービーを逃げきった玄人。
そして今夜、フランスはドーヴィルで世界最高峰の凱旋門賞に挑むタップダンスシチーのジャパンカップ圧勝を思い起こさせるような雨中の逃げきりとなった。
彼地は快晴、1,400で1.20秒を切るほどの高速馬場とのことだが、輝く金メダルを期待しよう。

2着にはデュランダル
池添騎手らしい思いきったレース運び、スタートをそろっと出して馬群の4−5馬身後方、600メートルあたりから外々をまわって豪快に追込んできた。
最後は馬場に脚をとられたが、がっちり2着を確保。
次走マイルCSこそ、良馬場での「連覇」を期待したい。
それにしてもこれで4連続GI連対・・・恐れ入りました。

期待したサニングデールは内でもまれ競馬にならず。
シーイズトウショウは体力負けした印象、カフェボストニアンは前にさえ行けず・・・。
スプリンターズS [ ☆レース回顧 ]
|| とお 04/10/03 (日)18:46  
前日まで1分6秒台の決着が想定されていたが、早朝からの雨で不良馬場となり、1分9秒9の決着となった。馬場が悪いと、一般に追い込み馬がつらくなり、先行有利と言われている。
また馬が脚をとられ走りにくかったとコメントした騎手もいた。
レースは1番人気サニングデールアシュダウンエクスプレスの進路が狭くなったことで審議となった。

1着 カルストンライトオ スタートはまずまず出て二の脚を使い、手綱を押して逃げ宣言通り先頭を目指していた。同型ナムラビッグタイムの最初のスピードが、今回は、遅かったこともあり、最初の6秒くらいでハナを奪い位置取りの大勢が決まったように見える。
先頭に立ってからは騎手が手綱を押さえ、なだめているように見えるが、すぐにナムラビックタイムが2番手から先頭に接近して、プレッシャーをかけてきたように見える。
2ハロン目からのラップは10秒6、11.0と馬場を考えれば速い流れ。
最後のコーナーを回るときには、2番手、3番手のナムラビッグタイムシーイズトウショウの騎手は手綱を押すが、これらの馬は反応せず、カルストンライトオに突き放され徐々に後退した。カルストンライトオはこの残り2ハロン目を11.8で通過して後続とのリードを6、7馬身くらい(?)は広げたかも。馬場が悪いことを考えればセーフティリードと言えるかも。
最後の1ハロンを13秒で逃げ切り勝ち。2着に4馬身差の快勝だった。

2着 デュランダル スタートはビリだったが、そう差があるわけではなく、悪くはなかったように見える。騎手が意識的にスタートをゆっくりだす馬なのかもしれない。
その後は特に何もしないで、最初の5秒で後方に2馬身置かれたように見える。最初の1ハロンを通過するあたりでは、3馬身くらい後方に置かれ、このあたりで池添騎手が気合をつけ馬群との差をつめようとしたように見える。するとデュランダルが不器用なのか、一気に脚を使い、3ハロン目には馬群に追いつき、騎手は手綱をおさえぎみだが、その勢いで1頭、2頭とかわしながら、先頭に接近していったように見える。池添騎手の話では馬場が悪いから仕方なく早めに動いたとのこと。このあたりから大外を回る最後のコーナーまで、なしくずしに脚を使っているように見えた。最後のコーナーでは大外を回り、先頭から差を広げられ、後方から3番手で、直線に向くと追い出され、最後は2番手まで浮上した。いい伸び脚だったが、勝ち馬の最後の1ハロン13秒とかかっているところでは、じわじわと差を詰める程度で、馬場と早めに動いたことが影響し、切れ味が殺された感じに見える。デュランダル陣営としては良馬場で走らせたかった所だろうか。
スプリンターズS [ ☆レース回顧 ]
|| 淀まで15分 04/10/03 (日)21:31  
「現役最速」の異名を取るカルストンライトオが、その名に相応しいG1タイトルを獲得した。
不良馬場にも関わらず直線で内側に馬が殺到する馬場は、芝状態はラチ沿いを行くカルストンライトオにとっては願ってもない好条件。
また、この馬自身が苦にしない道悪も味方となった。少なくともナムラビッグタイムの行きっぷりには影響したはず。ここが最大のポイントだった。
前半3Fを33.6秒とハイラップを刻んだが、バテたのはむしろ後ろの馬。4馬身差のブッチギリで逃げ切ってみせた。

2着デュランダルの池添騎手は最高の騎乗をしたのではないか。早々と外に出して直線勝負に持ち込んだ。
内に拘り結局、致命的な不利を受けたサニングデールの福永騎手とは明暗分かれる形となった。
結果的に前には届かなかったが、きょうのところはどう乗っても間に合わなかった。乗っている馬がデュランダルである限りは(笑

ケープオブグッドホープが3着に入り3連単は10万を超えた。手薄なメンバーだっただけに3着くらいには何が来ても驚けないぞと思っていたが・・
サニングデールは先にも書いたが前が詰まってアウト。やはりテンの速さが以前のものではなく、内に入るとこうなる不安はあった。
立ち回りが「巧かった」タイプだったが、それが仇に。だがデュランダルのような末脚を持っているわけでもないので仕方なかったか。
スプリンターズS [ ☆レース回顧 ]
|| 人力 04/10/04 (月)10:14  
大西直宏――この騎手の最大にして最良の武器は、思い切りの良さ。そしてそれは、GIなど大舞台を勝つのに最も必要とされる能力の一つとされる。今年のアイビスサマーダッシュ、すなわち今回GI初制覇を飾ったカルストンライトオの前走、右にもたれる癖のある同馬を斜めに走らせて外ラチ沿いを奪取し圧勝劇を演じた騎乗は記憶に新しい。なんて言わずとも、サニーブライアンの「逃げます」宣言・実行でお馴染みであろうが。でも、04福島牝馬Sのマイネヌーヴェル(2着)やら01福島記念のミヤギロドリゴやらに代表されるように、追い込みも巧いんですよ、この人。

ある意味大舞台に相応しい力を持っていながら大舞台に縁遠い騎手、それが大西直宏である。

今回も「ハナを切った時点で自分の仕事の90%は終わった」というコメント通りの職人芸を見せてくれた。ナムラビッグタイムカフェボストニアンの行き脚がつかなかった、ゴールデンキャストシーイズトウショウ等の好位追走勢が道悪にノメって早々に脱落していった等の勝利条件が揃っていたとはいえ、日曜中山の騎乗1鞍・スプリンターズS初騎乗で大仕事をやってのけてしまうのだから恐れ入る。

2着に名剣デュランダル。さすがの切れ味も、極悪馬場に威力を削がれて4馬身もの差をつけられての入線に留まった。しかしこの馬も裂蹄休み明け・約半年ぶりの実戦というハンディを背負いながらの2着である。発馬を遅らせての後方待機・外々を回ってのマクリという、好スタートから内に包まれて行き場を失った1番人気サニングデールとは好対照の池添騎手のファインプレーも光った。あれ以上は、この展開・馬場では望めないだろう。元々33秒台の切れ脚を身上とするタイプだけに、今回不良馬場での好走は、またこの馬の評価を上げる結果となった。「負けてなお強し」とは高松宮記念の時にも言われていたが、そろそろ勝って強いところを見せて欲しい。

3着は香港からの刺客・ケープオブグッドホープ。プレブル騎手のコメント「本国の良馬場よりも走り易かった」が印象的。……ホントかよ。

大外で内のゴチャゴチャに全くと言っていい程関与しなかったウインラディウスシルキーラグーンがそれぞれ4・5着入線。逆に言えば、好位追走組が軒並み余力を無くして後退していくことによって生じた壁は、内枠の中団待機組を根こそぎ薙ぎ払う結果となったということか。その馬群から抜け出してきたケープオブグッドホープの根性と、導いたプレブル騎手の手腕は評価すべきであると思う。

好騎乗を見せた3騎手の馬が1〜3着に。当たり前と言えば当たり前の結果だが、それを顕著に反映する結果となった。

[0.09]



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