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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2004/10/10 毎日王冠 東京 芝1800 G2 3上国  6400

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


テレグノシス

1999 鹿毛58 1. 46. 0 67 -===-------414 847 抹消

ローエングリン

1999 栗毛57 1. 46. 1 66 --====-----550 1101 抹消
ブルーイレヴン

2000 栗毛57 1. 46. 3 65 --===------140 304 抹消
プリサイスマシーン

1999 鹿毛57 1. 46. 5 63 ====-------365 735 抹消

ヴィータローザ

2000 栗毛57 1. 46. 6 63 ---===-----310 739 抹消
(外) シェルゲーム

2001 鹿毛57 1. 47. 1 60 ---====----60 134 抹消
カナハラドラゴン

1998 鹿毛57 1. 47. 1 60 ---==------142 554 抹消
(地) メジロマントル

1997 栗毛57 1. 47. 1 60 ---==------64 279 抹消
マイソールサウンド

1999 栗毛58 1. 47. 3 60 --========-321 529 抹消
10
マイネルアムンゼン

1999 鹿毛57 1. 47. 6 58 ---===-----177 482 抹消
11 [地] サイレントグリーン

2000 鹿毛57 1. 47. 8 56 --=====----0 212 抹消

レース回顧
 [ レースBoard ]
毎日王冠 [ ☆レース回顧 ]
|| hiro 04/10/10 (日)16:45  
11頭立て、外枠7〜11番が逃げ先行馬という極端な枠順。しかも6、7、8枠に実力馬が集まる。
東京1800mということから、逃げ・逃げで決まる可能性は低いく、内枠で実績があるテレグノシスが1番人気だが、実質的に押し出される形といってよく単勝は3.8倍。いかにも難解なレースとなった。
スタート直後、外枠組が競る中、逃げたのは実力馬ローエングリン。他の馬は手綱を控えてローエングリンに行かせる。
逃げ馬といってもどうしてもというタイプはなく、思ったよりは早くならずに先行組が混戦模様でラップを刻む中、中段〜後団に控えたブルーイレヴンテレグノシスが好位に付ける。
ほぼ一団で4角を回るが、逃げたローエングリンが二枚腰で先頭を譲らない。さすが実力馬。
ようやく府中の長い坂を上り切ったところで、テレグノシスが弓を放つかのように猛追、ゴール前かろうじて差しきり、坂に強く切れる脚を見せつけた。
3着は左回りを得意とし、ここ2戦調子を上げてきているブルーイレヴン。しかし、G2ではあるが、展開に恵まれていたことは否めず、このメンバーで勝ちきれないのはまだ本格化しきっていないということか。
芝ダート両用のプリサイスマシーンも健闘したが、坂で失速。力馬だけに稍重の馬場に恵まれた面もあり、芝G1戦線ではどうか?との疑問はぬぐえない。
ヴィータローザは府中コースが苦手なのか?4角では好位に付けていたが伸びきれず5着。
期待の3歳馬シェルゲームは6着。55kgの斤量ではなく、先行馬に囲まれたことが敗因と思われた。
東京巧者のメジロマントルはGoサインが出たところで前が壁になり脚を余して不運な7着。
マイネルアムンゼンは毎年春〜初夏に良績を残すが、晩夏以降は一度調子を崩すとなかなか戻らないというパターンを今年も踏襲してブービー。
毎日王冠 [ ☆レース回顧 ]
|| とお 04/10/10 (日)18:24  
前日は台風がやってきて中止になり、かなりの降雨量があった東京競馬場で、馬場が心配されたが台風が夜には通り過ぎていて雨が止んだことや、風通しのいい競馬場だけあって馬場の回復は早かったか。
芝はやや重でのスタートとなった。また9月上旬に蒔いたという洋芝イタリアンライグラスは、東京は9月から晴れが多かったたけに成長は良好で、散水によって表面の根張りだけはしっかりとして、地面は硬くなり高速馬場だったのかもしれないと思う。

メインレース毎日王冠はやや重馬場だったが、タイムは1分46秒。レコードタイムにコンマ6秒差というなかなかのタイムでの決着となった。

ハロンタイムは12.6 - 10.8 - 11.7 - 12.4 - 12.2 - 11.9 - 11.5 - 11.0 - 11.9 。1000メートル通過が59秒7。やや重馬場を考えると速いのか、遅いのかわかりにくいラップだが、レースのラスト3ハロンは34.4と速いし、レースは1分46秒と高速での決着だったことなどを考えると、やや遅いペースで流れたと考えられそうだ。

1着 テレグノシス とにかく折り合いだけ気をつけて乗ったという勝浦騎手。府中の直線は長く、直線は各馬ばらけるだけに後方一気馬にとっては捌きやすく、位置取り、仕掛けどころ云々はたいして気にしなくていいコースかもしれない。折り合いさえついて、じっくりためれば素晴らしい末脚を発揮するテレグノシス本来の競馬がしやすく、このあたりが府中巧者である所だろうかと思った。
レースは4枠でなかなか良いスタートからすぐに折り合いに専念し、馬を下げ、向正面では最後方の位置取り。最後のコーナーのあたりで、徐々に外に持ちだし、直線で大外に持ち出して伸びてくる。逃げて2着のローエングリンは最後の2ハロン目を11.0で通過し、他馬の追撃を許さなかったのだが、最後の1ハロンで失速し、レースの最後1ハロンは11.9とかかり、このラスト1ハロンでテレグノシスが強襲し、先頭に取って代わった。
天皇賞に出てくればで面白そうだと思った。戦略は折り合いに気をつけてただの後方一気。人気馬が前でしのぎを削りあえば、あるいはアグネスデジタルギャロップダイナの再現があるか。

2着 ローエングリン 真面目に走りすぎと横山典騎手。先頭に立って4ハロン目から12.4と息を入れ、12.2−11.9ー11.5と徐々に加速し、ラスト2ハロン目を11.0と最高潮。最後の1ハロンではやや失速し差されるも、3着以下の馬には最後の1ハロンでもあまり差を詰めさせず、完封している。ただメンバーが揃うとどうしても勝ちきれない印象。

3着 ブルーイレヴン スタートはまずまず。後方から4番手の位置で外目、外目でレースを進め、ラスト3ハロンまで楽な手ごたえで進出、ただラスト2ハロンからは11.0とローエングリンが伸びを見せ、ブルーイレヴンの四位騎手も敵は前だと追い出すが、ラスト2ハロン目で11.0のローエングリンが伸びは、なかなか差を詰めさせさせなかった。最後の1ハロンで徐々に差を詰めるが、外からテレグノシスに差されて、ローエングリンを交わせずの3着。それでもようやく最近まともに走れるようになった馬だし、勝ち馬とはコンマ3秒差、4着にはコンマ2秒差となかなかレベルが高い走りを見せたように思った。左回りでは信頼できると四位騎手はコメントしたようだ。
毎日王冠 [ ☆レース回顧 ]
|| 04/10/10 (日)19:04  
ハナを切ったのがローエングリンだったのは誰もが予想しえたことだが、ある程度競るであろうと思われたメジロマントルが中団に控えてしまい、1000m通過が59秒後半と落ち着いた流れになった。2番人気ブルーイレヴンは中団やや後方で、1番人気テレグノシスは道中最後方からの競馬。
レースは直線やや外目から末脚を伸ばしたテレグノシスが最後1F鋭く伸びて逃げ粘るローエングリンを差しきるという昨年の京王杯を髣髴とさせる素晴らしい内容だった。流石は東京巧者である。今年に入り3戦連続で続いた少し渋った馬場で全て連対を果たした今、彼の重馬場適性の高さを疑う者はもういないだろう。これで一気に天皇賞有力馬にのし上がった。このコースならもう恐れるものはない。果敢なる挑戦を期待したい。
ローエングリンは気負っていた部分もあったがそれはこれまでと同じであり、展開的に非常に恵まれた事を鑑みれば、ここは勝った馬が強かったということだろう。残念ながら、4歳時のような凄みが消えた印象は否めない。
ブルーイレヴンはこの馬場で伸びを欠いていたのが残念。良馬場ならば突き抜けていてもおかしくはなかった。本番が良馬場なら是非とも見直したいところだ。

[0.09]



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