|| hiro 04/10/10 (日)16:45
11頭立て、外枠7〜11番が逃げ先行馬という極端な枠順。しかも6、7、8枠に実力馬が集まる。 東京1800mということから、逃げ・逃げで決まる可能性は低いく、内枠で実績があるテレグノシスが1番人気だが、実質的に押し出される形といってよく単勝は3.8倍。いかにも難解なレースとなった。 スタート直後、外枠組が競る中、逃げたのは実力馬ローエングリン。他の馬は手綱を控えてローエングリンに行かせる。 逃げ馬といってもどうしてもというタイプはなく、思ったよりは早くならずに先行組が混戦模様でラップを刻む中、中段〜後団に控えたブルーイレヴン、テレグノシスが好位に付ける。 ほぼ一団で4角を回るが、逃げたローエングリンが二枚腰で先頭を譲らない。さすが実力馬。 ようやく府中の長い坂を上り切ったところで、テレグノシスが弓を放つかのように猛追、ゴール前かろうじて差しきり、坂に強く切れる脚を見せつけた。 3着は左回りを得意とし、ここ2戦調子を上げてきているブルーイレヴン。しかし、G2ではあるが、展開に恵まれていたことは否めず、このメンバーで勝ちきれないのはまだ本格化しきっていないということか。 芝ダート両用のプリサイスマシーンも健闘したが、坂で失速。力馬だけに稍重の馬場に恵まれた面もあり、芝G1戦線ではどうか?との疑問はぬぐえない。 ヴィータローザは府中コースが苦手なのか?4角では好位に付けていたが伸びきれず5着。 期待の3歳馬シェルゲームは6着。55kgの斤量ではなく、先行馬に囲まれたことが敗因と思われた。 東京巧者のメジロマントルはGoサインが出たところで前が壁になり脚を余して不運な7着。 マイネルアムンゼンは毎年春〜初夏に良績を残すが、晩夏以降は一度調子を崩すとなかなか戻らないというパターンを今年も踏襲してブービー。
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