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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2004/10/24 菊花賞 京都 芝3000 G1 3歳   11200

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point

デルタブルース

2001 鹿毛57 3. 05. 7 57 ------=====327 521 抹消

ホオキパウェーブ

2001 黒鹿57 3. 05. 9 57 ----======-157 167 抹消

オペラシチー

2001 鹿毛57 3. 06. 0 56 ----======-114 178 抹消
[地] コスモバルク

2001 鹿毛57 3. 06. 0 56 ----====---440 238 抹消

ストラタジェム

2001 鹿毛57 3. 06. 1 56 -----======109 206 抹消

スズカマンボ

2001 鹿毛57 3. 06. 1 56 ----=======281 183 抹消

ハーツクライ

2001 鹿毛57 3. 06. 2 56 ----====---530 193 抹消

グレイトジャーニー

2001 黒鹿57 3. 06. 2 56 --===------203 53 抹消
カンパニー

2001 鹿毛57 3. 06. 3 55 --====-----906 31 抹消
10
モエレエルコンドル

2001 鹿毛57 3. 06. 5 55 ---=======-8 15 抹消
11
ハイアーゲーム

2001 青鹿57 3. 06. 9 53 ---=====---243 115 抹消
12
ブラックコンドル

2001 黒鹿57 3. 07. 6 51 ---========75 60 抹消
13
ブルートルネード

2001 鹿毛57 3. 07. 7 51 ---=====---69 42 抹消
14 エーピースピリット

2001 栗毛57 3. 07. 9 50 ---=======-0 15 抹消
15 シルクディレクター

2001 黒鹿57 3. 08. 6 48 ====-------0 15 抹消
16
ケイアイガード

2001 鹿毛57 3. 08. 6 48 --===------123 15 抹消
17 (外) トゥルーリーズン

2001 青鹿57 3. 08. 8 47 -=====-----14 15 抹消
18 コスモステージ

2001 鹿毛57 3. 11. 6 38 ---====----0 22 抹消

レース回顧
 [ レースBoard ]
菊花賞 [ ☆レース回顧 ]
|| 04/10/24 (日)17:08  
勝ちタイム3:05.7
上がり3F 35.8
ハロン毎12.8 - 11.9 - 11.3 - 12.4 - 12.0 - 11.9 - 13.3 - 12.8 - 12.8 - 12.9 - 13.5 - 12.3 - 11.8 - 11.7 - 12.3
であった。
レースはスタート後ブルートルネードなどがいきたがる。コスモステージは反応が鈍かったのかこの辺ではまだ馬群。1コーナー手前モエレエルコンドルが上がっていきその内側にいたコスモバルクも一緒になって上がってきてしまう。結局ハナにはコスモバルク・そして遅れてコスモステージそしてモエレエルコンドルが続く。中団にはデルタブルースハイアーゲームがいて、人気馬ハーツクライは後方の位置取りこれをマークするようにスズカマンボホオキパウェーブカンパニーがいる。スタンド前をすぎて向こう正面でるころ大きく縦長になってしまう。3コーナーの下り坂でも大きな変化はなく後方の馬が徐々に仕掛け始める。4コーナーをコスモバルクは外に膨れてきてしまう。内をついてハイアーゲームが伸びそうで伸びない。外に出したハーツクライスズカマンボも伸びそうで伸びない。結局直線前半で一気にコスモバルクを抜いたデルタブルースがそのまま逃げ切り。2着には後方から唯一ホオキパウェーブが横山騎手の好騎乗で突っ込んでくる。ゴール間際オペラシチーが抜けだし3着確保。コスモバルクストラタジェムなどに迫られながら4着を確保した。

このペースで後方の馬がホオキパウェーブだけっていうのは悲しい。いいレースであったのは事実だか、レースのレベルとしては少し物足りない。
菊花賞 [ ☆レース回顧 ]
|| タカハシ 04/10/24 (日)21:06  
 コスモバルクが持っていかれてそのまま逃げる展開。それでも他にハナを主張する馬がいなかったためほぼ平均ペースで流れ、勝ちタイム3分5秒台、上がりは35秒台。面白い菊花賞になった。
 1着 デルタブルース
 ステイヤー血統爆発といった感じ。1000万下条件勝ちがハンデ戦なのが心配だったが、4コーナーでコスモバルクを捕まえにいって堂々押し切る強い競馬をした。個人的見解だが、菊花賞を3分5秒台で勝った馬はその後もそれなりに活躍できると思っている。中距離でも走れる馬に成長してほしい。
 2着 ホオキパウェーブ
 スタート後から無理をせず後方追走。ほとんどポジションを変えずに最後の直線では内にもぐり込んで脚を伸ばした。血統的にどうかと考えていたが、連なら問題なかったようだ。ゆりかもめ賞の後だったか、岡部騎手が「カーネギーの代表産駒になれる器」と言っていたのを思い出す・・・。
 3着 オペラシチー
 ペースの速かった前半1000メートルはほぼ最後方。ペースが落ち着くにつれポジションを上げたが、結局最後に来て最初の位置取りが堪えたのか、伸びが止まった。だが4コーナーでは前を射程圏に捉えながら差せなかったのは、勝ち馬に3000への適性で劣っていたという考え方もできる。3着争いを制した根性は大したもの。
 コスモバルク
 最初引っかかったが先頭に立つと一気に落ち着いたように見えた。走りのリズムも良かった。それでも最後は1周目の坂で行きたがった分の差が出てしまったようだ。無理して押さえ込まずとも逃げ戦法を続ければG1が見えてくると思うがどうなのだろう。今後も中距離で要注目の1頭だ。
 ハーツクライ
 発汗が目立った。平均以上のペースで流れる長距離戦はサンデー産駒は不得意で、その上この馬の母系を考えると3000はやや長すぎたのだろう。本当に長距離適性があればこれくらいの上がりなら突っ込んでこれるはずだと思うので。ダンスインザダークに迫る器というのは橋口さんが買いかぶりすぎていましたかねえ。

施行時期が変わったあたりからやたら条件勝ちの馬が来るようになっている。春に短中距離のスピード不足に泣いた馬が、古馬混合になって長距離の番組が増えるとともに素質を発揮してくるからだろう。菊花賞後も活躍を続けてくれれば条件馬が勝っても問題なしだと私は考える。今年の収穫がひとつ。長距離適性さえあれば、前哨戦が軽量であることはそれほど気にしなくてもいいというのがわかったこと。

あと、今の京都は、ペースによって逃げが粘ったり追い込みが決まったり多様で、時計も速すぎない、いい馬場になっていると思います。
菊花賞 [ ☆レース回顧 ]
|| takkun 04/10/24 (日)23:11  
ダンスインザダーク産駒は、京都の3000Mはよほど相性がいいのか近年の菊花賞ではよく連に絡みますね。
スタミナタイプが多いのでしょうか、切れる足がない分ロングスパートでそのままゴールまで持ちこたえるシーンをよく見ます。注目していたカーネギー産駒のホオキパウェーブカーネギー産駒にしては上々ではないでしょうか、更なる躍進を期待します。横山騎手、今年もGI2着が多いといわれないようにがんばってほしいです。
菊花賞 [ ☆レース回顧 ]
|| とお 04/10/25 (月)00:25  
1000メートル通過が60秒4。ラップというのは馬場の違いもあるが。ただこのレースで例年と違うのは6F目にあまりラップが落ちなかったのもポイントとなるかもしれない。6F目11秒9だが、菊花賞で6F目が11秒台となったのは、過去10年で今年だけ。1200メートル通過が1分12秒3。ちなみに過去5年で1200メートル、1000メートル通過共に、2番目に速いラップで通過した。7F目からはコスモバルク先頭で13秒台のラップを2回刻んでいる。

ちなみに菊花賞過去5年の1200メートル通過タイムは次の通り。03年1分12秒8。02年1分10秒7。01年1分15秒6。00年1分13秒7。
過去5年でもっとも速いラップとなった02年はステイヤー、ヒシミラクルと追い込み一辺倒のダンスインザダーク産駒のステイヤー、ファストタテヤマで決まっている。

1着 デルタブルース 馬主ランキングで1、2を争うサンデーサラブレッドクラブ所属でダンスインザダーク産駒の中でもエリート。長距離に高い適正のあるダンスインザダーク産駒という血統と共に、走る要素は結構秘めていた馬かもしれない。
まずまずのスタートから前半は折り合いに専念しながら、道中は5、6番手でレースを進める。後半に入ると手綱はゆったりとしリラックスして走っていたように見える。先頭の馬とは7、8馬身差くらいの6番手のポジション。2000メートル通過したあたりで、じわっと進出し、そしてかなりズブい馬のようで手綱を強く押しながら馬に気合をつけ、それでもじわりじわりと先頭と差をつめていく。
中距離ではマイナスになりそうなズブさだが、長距離ではこういうレースが出きることは大きな長所となるかもしれない。スパッと反応することが多いSS産駒ではこうはいかないことが多いだろう。ちょっと気合を付けると機敏に反応しすぐにスピードにのってしまう。
2200、2400のあたりで結構速い流れなのに早くも単独でコスモバルクに並びかける。4コーナーを回るころにはトップスピードに入り、このあたりで馬場の外に出そうとしたのか、馬がもたれたのか、五十嵐冬樹騎手のコスモバルクに押されるが、この程度は526キロのデルタブルースにとってはたいした問題ではない。
残り300のあたりで先頭に立ち、一気に押し切った。凡戦春の天皇賞で自ら経験が浅く、「まるで長距離レースがわからなかった」といったコメントをし、にわかステイヤーで抜けた実力がなかった人気馬とともに凡戦レースを作った代表者の一人となったような岩田騎手だが、菊花賞を勝つことで汚名を見事に晴らして見せた。騎手としての成長の証。

2着 ホオキパウェーブ いつものことのようだがパドックからテンションが高かった。直線内をついて一瞬デルタブルースを交わそうか
という勢いだったが、ここで交わすというラスト100あたりで急激に失速し、デルタブルースに突き放され、一瞬突き放した3、4着馬にも再び差を詰められての2着。レース前からもう少し落ち着きが出れば…。

4着コスモバルク スタート後折り合いがつくかに見えたが、近枠で引っかかったモエレエルコンドルに煽られて、そのまま2頭で併せ馬の形で3F目に先頭に立つ。このあたりは五十嵐冬樹騎手の記者会見にあるコメントの通りだろう。無駄のある競馬だが、こういう展開は大方のファンの予想通り。
それでも先頭に立つと徐々に落ち着きを取り戻し、1000メートル通過が60秒4とやや速い平均ペースだろうか。このあたりは、「折り合えない」という意見と、「折り合える」という意見があったが、結果、先頭に立つと13秒台のラップもあり、折り合えたということになったといえる。五十嵐冬樹騎手も想定していたことだろう。ただコスモバルクにとって最大の誤算はデルタブルースただ1頭の存在だろうか。脚を温存したいところで単独で競りかけられて潰された。
五十嵐冬樹騎手は勝ち馬とは距離適正の差といっている。確かに長距離戦で途中から先頭に立つというロスのある競馬をし、結構速い流れとなって目標にされたコスモバルクにとって、あんな馬がいたら粘れなくて当然かも。
菊花賞 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 04/10/25 (月)20:04  
コスモバルクが悲願のクラシック制覇なるか?距離伸びて逆転を狙うハーツクライハイアーゲームホオキパウェーブの4頭が人気が集中。戦前のペース予想としてコスモバルクが刻むペースは厳しいものとなるか?というのが大方の見解だった。
レースが始まると逃げる予定だったコスモステージが出遅れ、掛かったコスモバルクブラックコンドルが坂下で激しい先行争いもするも、結局ハナに立ったのはコスモバルク。前半ペースアップ→中盤ペースダウン→後半ペースアップとラップを刻み淡々としたペースで、最後の直線手前でも先頭を譲らず。先頭に並んだデルタブルースが粘るコスモバルク競り落とし、後続を押さえた。

前後半のラップは(36.0-35.8)

1着 デルタブルース
鞍上岩田康成がレース後イングランディーレの例を取り上げたが、馬のスタミナを用いて積極的なレースを進めるというステイヤーの基本を忠実に再現し見せた。道中は離れた4番手で待機し、絶好の位置でレースを進めた。

2着 ホオキパウェーブ
後方待機から、直線図太く伸びた。長距離は走る。ただ道中の手応えから勝ち負けには持ち込めなかった。

3着 オペラシチー
坂下でスパートを仕掛け、この馬もよく伸びているがコスモバルクとの3着争いに持ち込めたのがやっと。

4着 コスモバルク
自分のレースをしたが、完敗。結果的に距離が長い印象だったが、それ以下の距離で十分やれることも証明した。三冠レースの中では一番まともなレースで、岡田総帥曰く「120%力出せた」と満足。

7着 ハーツクライ
レース前から汗が目立ち、道中気分いけたとは思えず、状態が良くとも勝ち負けに持ち込める展開ではなかった。。ダービーで後方直線一気で連対した馬は菊花賞には勝てないというパターンがあり、1番人気のダービー馬の多くがそれに該当している。同馬も例外ではない。「長距離では武豊」という定説はもう信じないほうが良い。

10着 ハイアーゲーム
右左回りが得意・苦手とかの問題より、体調の問題。ダービー前から体重がまったく増えておらず、現状不振に陥っていると見るべきだろう。今後はレース選択を大き縮れそう。

これで3歳三冠ロードは終わりを告げたが、クラシックを戦ってきた連中の今後を予想したい。
クラシックを戦ってきたこの世代のレベルは昨年よりやや低い。
皐月賞はスローの前残り、ダービーは超ハイペース、菊花賞は平均ペースで平凡なレース。
ダービーの超ハイペースを中団から力で押し切ったキングカメハメハは文句なく3歳最強馬で、場合によっては今年の日本最強馬や年度代表馬にもなれる器だっただけに故障引退は残念。
それに次ぐのはコスモバルクで、中長距離のスピードは間違いなく日本最強。今後は天皇賞(春)以外の中央中長距離路線で存在を示すことになるであろう。
3番手評価に菊花賞馬デルタブルース、皐月賞馬ダイワメジャーハーツクライスズカマンボハイアーゲームホオキパウェーブで横一線。
後はマイル路線に進むメイショウボーラーの活躍次第。

[0.13]



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