|| takkun 04/11/01 (月)01:32
ペリエ騎手とルメール騎手とのワンツーとは驚きです。 ペリエ騎手は前日の重賞で人気を裏切り、今日こそはの思いがプンプンしていました。というより、すべては今日ゼンノロブロイが勝つためのおぜんだてができていたようにおもえます。 日程、距離、騎手、馬場、どれをとってもゼンノロブロイにとってこれほど好条件がそろっていては、ほかの馬がかなうはずがありません。休み明けで出てきて、サクッとGIが獲れてしまうほど現実は甘くないのです。いくら相性のいい東京だからといって、距離実績のない馬がいきなり大GI天皇賞を獲ってしまっていいはずがないのです。ほんとに獲りたきゃー2000M以上の距離を一度でも使ってみてはどうだ?と、私は関係者に問いたくなります。 さて問題は2着のダンスインザムードですね。どのようにすればこの馬が予めるのか?非常に難しいです。 だけど私はここまで書いた以上強引にでも予むことにしました。(この場合の予むとは、どのような考えかたで紐にできるか?ということです。) サイン予想 今回の天皇賞はこのサイン予想で馬連、または馬単、3連単をゲットしている人は多いのではないでしょうか。ちなみにタイトルは「リベンジ」です。 騎手のリベンジ これはルメール騎手を除く武騎手、ペリエ騎手にいえることですが、ペリエ騎手にとっては前日の武蔵野S、武騎手にとっては秋のGIシリーズ、ことごとく人気を裏切ってくれました。馬券を買う私たちにとっても彼らの波長にあわせるのはほんと大変です。天皇賞で何とか憂さを晴らすことができました。武騎手にとっても人気のない馬を何とか複勝圏にまで持ってきました。これはまさしくリベンジです。 厩舎のリベンジ 藤沢厩舎も近走惜敗続きというかとにかく何がしかのストレスはたまっていたことでしょう。さもなくば1、2フィニッシュなどというはなれ業できるわきゃーありません。なんてたって2着に来た馬は3歳牝馬、いくら血統がいいからといってプラスαの何かがないとそうそう2着に来たりはしません。第三の力、そうリベンジパワーか働いたのでしょう。 血統のリベンジ 崇められしき偉大な父、サンデーサイレンス。天界より、我が息子、娘たちのふがいない姿をみてさぞかしご立腹のことでしょう。スプリンターSでデュランダルこそ2着は確保したが、ウォーニング産駒にあれほど離されたは納得いきません。その後、秋華賞、菊花賞も情けない姿を見る羽目になりました。 これにはさすがの偉大な父も怒りを通り超えて呆れまでいってしまったのでしょうか、さもなくば2着3着をいやらしくも牝馬にすることなど発想できません。リンカーンとかいるにもかかわらずです。 サンデーサイレンスはこの偉大な天皇賞で大リベンジを果たしたのです。1、2、3フィニッシュです。 きっと偉大な父も天界ですっきりしていることでしょう。
かくしてそれぞれのリベンジが一気に晴らせたわけです。 こんな共通点の多いリベンジ劇をもっと早く気づいていたら、あーむなし。
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