|| masa 04/11/29 (月)12:08
来年のクラシックを占う意味でも大事な一戦となった京都2歳Sはローズバドの全弟ローゼンクロイツが2着ヴァーミリアンに1-1/4馬身の差をつけ快勝した。
スタートで1番人気のアフリカンビートが出遅れて後方からの競馬になり、ローゼンクロイツは中団に待機する格好となった。9番人気のコスモラヴソングが逃げて前半1000mは1分04秒8と超スローペースだったが、特に掛かる馬はいなかった。3コーナー辺りからアフリカンビートが仕掛けて先団集団に取り付く。直線ではヴァーミリアンが一瞬、抜け出した格好となったが、ローゼンクロイツが馬群を割って伸びて快勝した。3着は終始後方で脚をためていたシックスセンスが直線で伸びて3着に入った。
ローゼンクロイツはレースセンスが良い。この超スローでも掛かることなく中団追走。直線で楽に抜け出して快勝した。現時点で即、クラシックとは言えないが、楽しみな馬が出てきた印象。 ヴァーミリアンは前走とは違って4番手(先団)を追走し、直線も伸びて2着を確保も、今回は相手が一枚上だった印象を受けた。この馬も来年の活躍が楽しめそうだ。 1番人気を背負ったアフリカンビートはスタートで出遅れて最後方からの競馬となり、3コーナー辺りから前に取り付いたが、直線では途中で脚を使ったためか伸びずに6着と掲示板も確保できなかった。今回、敗れはしたものの今回の敗戦では見限ることはできない。今回の敗戦は道中で順位を上げた時に脚を使ったものだと思うので次走、三度注目したい。 3着に入ったシックスセンスは上がり33.3秒を脚を使って3着に入ったが、上位の馬とはちょっと力の差がありそう。ただ、今までとは違い、後方策から競馬で来たのは大きかった。 他の馬では函館2歳S以来の出走となったディープサマーが4着に入った。久々+この距離を克服したのは大きい。これから先のレースの選択肢の幅が広がったと言えよう。
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