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[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2005/12/25 有馬記念 中山 芝2500 G1 3上混  18000

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


ハーツクライ

2001 鹿毛57 2. 31. 9 59 ----====---530 679 抹消

ディープインパクト

2002 鹿毛55 2. 32. 0 58 ----=======1317 866 抹消

リンカーン

2000 鹿毛57 2. 32. 2 58 -----======561 878 抹消
[地] コスモバルク

2001 鹿毛57 2. 32. 4 57 ----====---440 963 抹消

コイントス

1998 黒鹿57 2. 32. 5 56 ----====---288 729 抹消

ヘヴンリーロマンス

2000 鹿毛55 2. 32. 5 55 --======---277 209 抹消

サンライズペガサス

1998 栗毛58.5 2. 32. 7 56 ---====----325 243 抹消

ゼンノロブロイ

2000 黒鹿57 2. 32. 8 55 ----====---1071 1202 抹消

グラスボンバー

2000 黒鹿57 2. 32. 9 54 --====-----180 127 抹消
10
スズカマンボ

2001 鹿毛57 2. 32. 9 54 ----=======281 186 抹消
11 デルタブルース

2001 鹿毛57 2. 33. 0 54 ------=====327 801 抹消
12 (外) タップダンスシチー

1997 鹿毛57 2. 33. 3 52 ----====---988 1268 抹消
13
ビッグゴールド

1998 鹿毛57 2. 33. 6 51 ---========309 270 抹消
14
オペラシチー

2001 鹿毛57 2. 33. 7 51 ----======-114 257 抹消
15 オースミハルカ

2000 鹿毛55 2. 33. 8 49 --====-----280 101 抹消
16 マイソールサウンド

1999 栗毛57 2. 34. 3 48 --========-321 214 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
有馬記念 [ ☆レース回顧 ]
|| やじ馬 05/12/25 (日)22:13  
ハーツクライの先行には驚いた人が多かったのでは。ルメール騎手のファインプレーでしょう。
有馬記念 [ ☆レース回顧 ]
|| 富士山 05/12/28 (水)01:22  
ラップ:7.0-11.4-11.7-12.1-12.9-13.0-12.2-11.8-12.0-12.3-12.0-11.4-12.1

一気に馬場が荒れていた今週の中山。
同距離のグッドラックH(1000万下)が1000m通過61.4ながら勝ち時計が2.34.5ということを考慮すると、2.31.9はまずまず優秀といって構わない。
タップダンスシチーが1000m通過61.5のマイペースで逃げながらJC以上に潰れたのは、結局のところ「急ブレーキ→急アクセルの超ロングスパート」はいくらタップでも自分が消耗しすぎるということなのだろう。
「12.1-12.9-13.0-12.2-11.8」というのはいくらなんでも落差がありすぎる。ホームストレッチを乗り切って息を入れたくなるのは当然だが、一気に13.0まで落として残り1400mの時点で12.2-11.8の急発進は唐突過ぎる。これで最後から2F目の11.4まで持つはずがない。
このあたりから佐藤哲三の「迷い」が見て取れるのは私だけだろうか。
結局、タップダンスシチーは「自分の競馬」ができたとは思えない。

ディープインパクトにしてもこういう変則的な流れは初めて。だらだらと脚を使わされる形になってしまった。コーナーを6回回るトリッキーな中山の2500で終始外を回るのは見た目以上にキツイ。最速の上がりを使っているわけだから凡走でも不発でもない。

勝った馬が強かった。そして勝った馬の騎手が完璧に乗った。

この二言に尽きる。ハーツクライは2.22.1でJCを劇走したあとにこの内容、橋口厩舎のスタッフには最大級の賛辞が送られてしかるべきだ。まぁ89年のJC→有馬時も、2.22.2のオグリこそ秋の蓄積疲労によって失速したが、2.22.7のスーパークリークは有馬でも2着を死守。これだけの時計で走れる馬というのはやはりどこか能力が他の馬とは違うのだろう。結果論だが宝塚→秋天の直行はここで生きたのかもしれない。これでますます秋天が「叩き台」と化してしまうという危惧はあるのだが、それはとりあえず置いておく。ひとまず、拍手。クリストフ・ルメールも、3センチの悔しさを見事に晴らして見せた。あれ以上上手くは乗れないし、もう一度ああ乗れといっても難しいだろう。天晴れ。
リンカーンはスローペースに嵌りさえしなければ右回りだしこれくらいは走る。グランプリレースになると本当に安定するこの馬、2200〜2500くらいがちょうどいいのだろう。
そして頑張ったコスモバルクコイントス。4コーナーでは完全にあわやのシーンはコスモバルク。今年はとにかくまともなレースを1度もさせてもらえなかっただけに、まだ普通のレースになって普通の競馬をすれば上位には来れるんだ、ということを証明した。コイントスは追い切りが絶好、適距離できっちり走ってきた。
ゼンノロブロイが案外の8着、ただ追い切り時点から怪しさは漂ってはいたが、それを証明するかのようなプラス12キロ。案の定太目残りの印象で、3角でもう手応えが怪しかった。悔いが残る。デルタブルースは展開を読み誤ったか。調子云々の前にあの位置では勝負にならない。
有馬記念 [ ☆レース回顧 ]
|| DAVIDBOWIE 05/12/28 (水)07:32  
ディープインパクト、敗れる。「心の叫び」が師走の中山に鳴り響き・・・。

外から追い詰めるも、先に抜け出したハーツクライに届かず2着に敗れた。レース運びは理想的だったが、最後の直線での末脚は「天馬」とも「英雄」ともうたわれた無敗の三冠馬のそれではなかった。異例の金曜追い、マイナス4キロの馬体重、いつにない落ち着き。さまざまな重圧を乗りこえて三冠を達成したクラシックロードを終え、体調に何か異変が起きていたのかもしれない。それでも3才で有馬記念2着というのは立派な結果ではあり、ディープインパクトもやはり一頭の馬だということだろう。一年を通して競馬をこれまでないほど盛り上げた功績を拍手で称えたい。ありがとう、ディープインパクト

また、老いて益々盛んな逃げ脚を見せたタップダンスシチー、4角先頭の積極策で久々に「闘志」を見せたコスモバルクも輝いていた。2番人気におされたが3角ですでに手が動いてしまったゼンノロブロイは、+10キロで完全に種牡馬の体になっていたように思う。SS後継争いは熾烈だが、是非父に似た仔をGI戦線に送り込んで欲しいものだ。屈腱炎との闘いに終止符を打つサンライズペガサスにも、喝采を送りたい。

しかし、ハーツクライの先行策には驚いた。橋口師の指示かルメールの判断かは定かではないが、大一番で「サプライズ」を演出するのは常に外国人ジョッキーである。こういう競馬ができるようになった今、来年以降も安定した走りを期待できることだろう。

内々で脚をため、直線でパワーを爆発させる「これしかない」とも言える競馬を体現した横山典/リンカーン。GI入着が多く巷ではそのことをとやかく言う声も多いが、今外国人ジョッキーに伍して争える日本ジョッキーは、武豊のほかにこの人くらいしかいないであろう。今日の騎乗も素晴らしい一言に尽きる。

“話題性”も含めた年度代表馬はディープインパクトに譲ることになるが、秋のGI3戦、天皇賞は超スローで何もない競馬。世界レコードのJCで僅差の2着し、続く有馬記念でスーパースター・ディープインパクトを下したハーツクライが、高らかに「現役最強」を宣言した。

http://blog.livedoor.jp/bowie2240/
有馬記念 [ ☆レース回顧 ]
|| hamzo 05/12/28 (水)14:36  
ハロンタイム  7.0 - 11.4 - 11.7 - 12.1 - 12.9 - 13.0 - 12.2 - 11.8 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.4 - 12.1
勝ち時計2分31秒9
上り  4F 47.8 - 3F 35.5

史上2頭目の不敗の三冠馬ディープインパクトが初の古馬との対戦。史上初となる不敗の四冠を手にし、
世界への飛躍の足がかりとするのか。迎え撃つ古馬陣が大きな壁となって立ち塞がるのか。
単勝人気はディープインパクトが1.3倍と圧倒的1番人気。ゼンノロブロイが6.8倍でこれに続き、
以下デルタブルース11.5倍、ハーツクライ17.1倍、タップダンスシチー19.7倍。


スタートと同時にディープインパクトが最後方に下げ、真ん中からタップダンスシチー、最外枠からオースミハルカ
先行争い。やや競合う様子を見せたものの、タップダンスシチーが先頭に立ったと見極めたファンが後続に目を移した時、
3番手につけていたのは何と追い込みが定番のハーツクライ。ひとしきり場内がどよめく。
以下オペラシチーマイソールサウンドコイントスビッグゴールドリンカーンコスモバルクが好位を追走。中団に
ゼンノロブロイヘヴンリーロマンスデルタブルース、後方にグラスボンバーサンライズペガサススズカマンボ
そしてディープインパクトはスタンド前あたりまでに少しずつ前方に進出。ゼンノロブロイを直前に見る位置に。

残り800メートルあたりから、ディープインパクトが外を回って先団をうかがい場内を沸かせる。
4コーナーはタップダンスシチーが先頭、直後にコスモバルク、そしてハーツクライディープインパクトも接近。
直線に入ってコスモバルクがいったん先頭に立つが、ハーツクライが一気に交わして先頭に立つ。内からリンカーン
そして外からディープインパクト。直線半ばでは完全にハーツクライディープインパクトの争いに。
しかし、2頭の2馬身ほどの差はなかなか詰まらず、ようやくあと100メートル前後のあたりからディープインパクト
差を詰めだすも、過去のレースほどの勢いは見られず。

ハーツクライが1/2馬身の差で優勝。ディープインパクトの四冠目を阻止するとともに、その不敗に終止符を打たせた。
以下、3着リンカーン、4着コスモバルク、5着コイントス



ハーツクライ…着実に成長の跡を見せながらここまで無冠。しかし前走ジャパンカップでの馬群をかきわけながらの
追い込みに見られたように、心身ともに充実期を迎えた様子。前に行っても末脚を失うことはないと、その能力を
しっかりと見極めたルメール騎手の好騎乗・好判断が光った勝利だった。

ディープインパクト…敗因がいろいろ取り沙汰されているものの、陣営からは特に調子云々のコメントは聞かれず。
いつもの位置からいつものレースをし、そしていつもの脚を使いきれなかったのは、やはりラップタイムだけでは
語れない古馬G1の厳しさがあったのではなかろうか。相手も同じサラブレッドであったことだけは間違いない。

リンカーン…ジャパンカップ、そしてこの有馬記念と、好位追走が安定した走りを生んでいると思う。この秋の走りを
きっかけに、是非G1を勝ち取って欲しいもの。

コスモバルク…久々に見せ場を作った。太いと判断しての再度の追い切りが好結果に。しかし使い所の難しい馬ではある。

ゼンノロブロイ…まさかの12キロ増。ずいぶん調教を積んだにも関わらず絞れなかったのは、調整ミスというよりも、
馬の精神面が競馬に向いていなかったように思う。蓄積疲労から来たものだろうか。これで引退、産駒に期待したい。

タップダンスシチー…レース中盤で大きくラップタイムを動かしたのは、凡走を続けた馬に対する佐藤騎手の迷いだろうか。
しかしこの馬が見せた息の長い活躍と、素晴らしい成長力は特筆もの。是非産駒に引き継いでもらいたいもの。
有馬記念 [ ☆レース回顧 ]
|| マチカネ 05/12/29 (木)00:28  
50回の節目の年となった今年の有馬記念は3冠馬ディープインパクトの参戦によって、俄然盛り上がった。
誰もがディープインパクトが真っ先にゴール板を駆け抜ける姿を想像しただろう。
初めての古馬対戦にもかかわらず単勝1.3倍の人気を背負ったことがそれを証明している。
しかし、その夢を打ち破ったのは、ここまで何度となく、あと一歩のところで泣かされ続けた、シルバーコレクター、ルメールとハーツクライだった。
とにかくスタートから驚き。いつもの後方策から一転して好位での競馬。好スタートから無理に後方に下げなかったルメールのファインプレーといえる。直線では完全に抜け出して、ディープインパクトを完封。完勝。
ディープインパクトはスタートから最後方。早めにマクって直線。ここまではいつもどおり。
しかし、直線ではいつもの衝撃的な末脚は見られなかった。
敗因は馬体重か?
デビュー以降、これまでで最軽量の440キロ。もともとプラス体重で挑んだのはダービーのみで、それ以外は神戸新聞杯を除き、マイナス体重。馬体はデビュー時点で完成されていたといってもいいだろう。
それでも、今回はやはり減りすぎていたような気がする。しかし、上がりは最速のメンバー中最速の34.6。意地は見せている。
有馬記念 [ ☆レース回顧 ]
|| バーニング 05/12/31 (土)23:08  
 ハーツクライとルメールには素直におめでとうと言いたい。まさに快心の勝利。相手が相手だけに喜びも格別のはず。競馬に絶対はないことと、リアルタイムで味わえる興奮は、グランプリならではのものだった。
 ハーツクライはルメールの騎乗に尽きる。去年のように最後方では競馬にすらならない。スタートがよかったとあるが、それでも先行馬のような位置取りで競馬をするとは思っていなかった。直線が短い中山、外より内が伸びやすい状況というのも考慮してだとは思うが、勇気はいったと思う。抜群に折り合ったあとは切れる脚でゴールまで突き抜けた。
 ディープインパクトはどうしても定位置にいるしかなかったか。もう少し早めに仕掛けていくかとは思ったんだが、今出せる力は出し切ったはず。意外に伸びてないようでも上がり馬メンバー中最速。脚質的に中山は向かないと思ってはいただけに、仕方ないともとれるがまだまだこれからの馬だ。負けを経験した方が、未来はずっと明るい気もする。豊のプレッシャーも大分なくなっただろう。勝てなかったのは悔しいと思うが。
 リンカーンは堅実に走る。秋天の惨敗が気になったが前走も2.22.7で走ってるし今回も6番人気とデルタブルースよりも人気がなかったが実力は出せたはず。勝った馬が強い事を考えたら、もうちょっと化けないとG1は苦しいかな。
 頑張ったのはコスモバルク。中山は得意なのだろう。鞍上を五十嵐冬樹に迎えての一戦となったがこれほど折り合ったバルクを見るのは久しぶりな気がした。この馬もまだ終わっていないことを考えると楽しみだ。成績にムラがなければ、この程度の距離までならパワーもあるしG1も夢じゃない。
 コイントスは堅実すぎ。本当にキッチリ走ってくるなと思ってしまう。ヘヴンリーロマンスは力を出し切っての6着。それだけにディープインパクトと同じような位置で競馬をしたのが悔やまれる。もう少し前にいてもよかったのでは。
 ラストランになったゼンノロブロイだが正解だったと言うことなのだろう。タップダンスシチーは、ガンガン逃げたという感じではなかったのが残念だが、そのあたりは鞍上がそう選んだことであまりとやかく言いたくない。今までお疲れ様でした。
 ディープインパクトで終わってしまわなかった2005年の競馬シーン。最後の最後にこのようなレースを見ることができて素直に楽しかった。ディープインパクトにも勝てるんだということを証明したハーツクライのように、他の馬にも来年以降期待したい。

[0.16]



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