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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2006/ 4/30 天皇賞・春 京都 芝3200 G1 4上国  13200

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


ディープインパクト

2002 鹿毛58 3. 13. 4 66 ----=======1317 308 抹消

リンカーン

2000 鹿毛58 3. 14. 0 64 -----======561 428 抹消

ストラタジェム

2001 鹿毛58 3. 14. 8 62 -----======109 194 抹消
アイポッパー

2000 栗毛58 3. 14. 9 62 ------=====351 681 抹消
トウカイカムカム

2001 栗毛58 3. 15. 1 62 ----=======43 110 抹消
ファストタテヤマ

1999 鹿毛58 3. 15. 2 60 ----=======403 524 抹消
マッキーマックス

2000 栗毛58 3. 15. 2 60 ---========117 191 抹消

ローゼンクロイツ

2002 鹿毛58 3. 15. 2 61 ----======-279 118 抹消

トウカイトリック

2002 鹿毛58 3. 15. 3 61 -------====478 1488 抹消
10 デルタブルース

2001 鹿毛58 3. 15. 7 60 ------=====327 329 抹消
11 シルクフェイマス

1999 鹿毛58 3. 15. 9 58 ----=======371 203 抹消
12
ナリタセンチュリー

1999 鹿毛58 3. 16. 0 58 ----=======239 129 抹消
13
ビッグゴールド

1998 鹿毛58 3. 16. 2 58 ---========309 202 抹消
14
アドマイヤモナーク

2001 鹿毛58 3. 16. 5 58 ----=======288 325 抹消
15
ハイフレンドトライ

2000 栗毛58 3. 16. 8 57 -------====48 293 抹消
16 チャクラ

2000 栗毛58 3. 16. 9 56 -----======236 531 抹消
17
ブルートルネード

2001 鹿毛58 3. 18. 7 52 ---=====---69 26 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 06/05/01 (月)19:07  
最終的に天皇賞・春史上最高支持率迎えて単勝1.1倍の人気に応えたディープインパクト

レースはスタート直後ディープインパクトが出遅れるが、元々追い込み馬の本馬にとって長距離戦おいてはハンデにもならない。トウカイトリックブルートルネードが平均12秒台で先頭争い演じ、以下ビッグゴールドシルクフェイマスが続き、リンカーンが続く。ディープインパクトは17頭中16番手で控えるが残り1200mを切った時点で先行馬のペースが落ちると鞍上武豊がロングスパートを決断する。完全に独走状態に突入し、直線で追いすがるリンカーンとの差は詰まらない、さらにリンカーン以下の後続馬も離される。ゴールに飛び込んだ時のタイムが、かの「名勝負」と謳われた97年に更新したマヤノトップガンの3分14秒4のレコードをコンマ1秒更新し、3分13秒4で駆け抜けて上がり4F 44.8、- 3F 33.5秒台と生涯最高のパフォーマンスを演出してくれた。
付いて来る馬は皆潰れて5番手で折り合い続けた2着のリンカーンも3分14秒0(上がり3F33.7秒台)で、リンカーン以下5馬身差に3着ストラタジェム、4着アイポッパー、5着トウカイカムカム、6着ファストタテヤマは皆ディープインパクトのペースに翻弄されず抑えて競馬した組である。7着のマッキーマックスディープインパクトのペースに付いて行ったのは不味かったか。10着のデルタブルースは先行馬が速めにやり合う展開には付いていけず10着大敗。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 06/05/02 (火)01:22  
ディープインパクトだけが、別コースを走っているような競馬。まさに、ディープインパクトのための天皇賞、そして、強い馬が勝つという長距離戦の格言を数年ぶりに見せつけられた競馬だった。
スタートで飛び跳ねるように出遅れ。ちょっとした悲鳴もなんのその、武豊は慌てずに後方2番手に落ち着かせる。一方のリンカーンは中団から5番手までポジションを上げ、シルクフェイマスビッグゴールドの後で待機。この位置取りの差がゴールでどう出るか、一瞬有馬記念の悪夢が頭をよぎったファンも多いことだろう。
ところが、ディープインパクトは2周目のバックストレッチでペースが落ち着くと、3角からロングスパート。早いんじゃないのか?そんな不安が混じった歓声を受けながら、4角で先頭に立つ。同時にリンカーンも2番手集団に取り付き、必死で追いすがる。しかし格が違ったディープインパクトリンカーン以下を完封してゴール前では流す余裕。格の違いとはこの事か。
ゴール直後、2着リンカーンに騎乗していた横山典がにやっと笑った。菊花賞アドマイヤジャパンで2着、ディープの後塵を拝した時もやはり笑みが浮かんでいた。
早めのスパートは、結果33.5秒の上がりを生んだ。武豊は「あれっと思った」と言うが、ムチ一発でまだまだ伸びる。レースの上がり時間を、ディープインパクト一頭が作ってしまった。「あそこから動くには馬に対する絶対の信頼感がないと動けない。でもあそこで動かなければ前が捕らえきれない、その決断がさすが武君ですね」とは岡部さんの談。ラスト5ハロンをすべて11秒台でまとめたことについては、笑いながら「すごいですねー」と一言。
笑っちゃう程強い、ディープインパクトはそんな馬なのかもしれない。
タイムは3:13:4。97年の「三強勝負」、伝説のタバラ&マヤノトップガンが叩き出した「世界レコード」を1秒短縮。これからどこまで高みに登るのか、ますます楽しみになってきた。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| バーニング 06/05/07 (日)00:09  
 完全にディープインパクトの一人舞台だった。武豊と、ディープインパクトのための。型破り残り1000mのスパート。そして勝ち時計3分13秒4はマヤノトップガンのレコードを1秒も更新してしまった。次元が違いすぎる。リンカーンの横山典弘の「生まれた時代が悪すぎた」はそれをストレートに表現していると言える。
 馬なりでスパートを始めたときは凄いと思ったが4角先頭にたってリンカーンが並びかけようとしたところを圧倒的なピッチで突き放した。ストライドも広いし、どんな心臓、脚をしているのか。世界で通用するかどうかはやってみないと分からないが、もうどこにでも行ってくれという次第である。武豊もこの馬の力を再認できただろうし、ハーツクライがもう一度走って勝てるかどうか。勝負に絶対はないが。
 2着に入ったリンカーン。ここ2年人気を背負いつつ着外に終わってしまっていたが横山典弘の早め早めの競馬で何とか食い込んだ。この馬もマヤノトップガンのレコードを更新しているのだから大したものである。最後にペースが上がったことでズブさがなくなったのかもしれない。この馬としてはベストの競馬をした。あとは結果の通り、どうしようもない。次はおそらく宝塚記念を使うと思うが、無理じゃないはず。いつか4歳4強と言われた中唯一G1を勝てていないリンカーンにとって、宝塚記念が最後のチャンスだろう。
 ストラタジェムは中段に控えたあとの仕掛けのタイミングがよかった。グレン・ボスというジョッキーも覚えておく必要がある。アイポッパーはもっと前で競馬しても善かったんじゃないかと思うが、長距離はやはり得意だ。トウカイカムカムも最初やり合わずに自分の競馬ができたことがよかった。G1初挑戦で5着は上々。
 デルタブルースが迷走。勝ち馬から3秒以上離された10着は負けすぎの気がする。この馬もステイヤーズSの時のような積極的な競馬をすべきか。
 ディープインパクトの勝利により前年のダービー馬による春天制覇は1999年スペシャルウィーク以来。1番人気の勝利は2001年テイエムオペラオー以来。いずれも名だたる名馬たちだ。ここ数年荒れ模様だったが久々に強い馬が強い勝ち方をするという王道を見せてもらった。最近はメンバーが揃わなかったのもあるが、まだまだ長距離レースは日本の伝統として残していって欲しいものである。

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