|| 倫敦納豆 07/01/22 (月)02:31
戦前から酷評されていたメンバーだったが、観客はこのメンバーなりに良いレースを見られたのではないだろうか。ただし1番人気インティライミと2番人気マツリダゴッホの決戦としてであるが。 レースはインティライミが引っ張る形で始まったが、1コーナーあたりから2番手以降を離した逃げになる。2コーナー〜向正面では10馬身くらいの差か。2番手はフサイチアウステル、2馬身差くらいでチェストウイング、さらに3〜4馬身差でマツリダゴッホ。 インティライミがなかなかペースを落とさないまま進むが、3コーナーあたりからマツリダゴッホが猛然と仕掛けて2,3番手をかわし、4コーナーを回って直線に入ったあたりでインティライミを抜き去る。 あとは追い込んで2着に上がったインテレットに5馬身の差で圧勝。インティライミは4着に終わった。 マツリダゴッホは結果として力が上だったのはわかる。だがそれにしても、先頭から大きく離れた4番手だったのに(2、3番手にペースを頼らずに)自分で仕掛けて捕らえたのは立派。横山典騎手は自分が逃げるのもうまいが、他人の逃げにも厳しい。勝ち馬は現時点では中距離G1の惑星、程度だろうか。 インティライミは、順位こそ4着だが、このメンバー中では2番目には強かったと思う。だが、G1での好走は当分の間考えづらい。3歳春の頃の強さとは少し差を感じる。
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