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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2007/10/28 天皇賞・秋 東京 芝2000 G1 3上国  13200

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


メイショウサムソン

2003 鹿毛58 1. 58. 4 68 ---========972 1018 抹消
アグネスアーク

2003 鹿毛58 1. 58. 8 66 --===------121 363 抹消
カンパニー

2001 鹿毛58 1. 58. 8 64 --====-----906 1316 抹消

ポップロック

2001 鹿毛58 1. 59. 0 63 ----====---440 459 抹消
[地] コスモバルク

2001 鹿毛58 1. 59. 1 63 ----====---440 941 抹消

アドマイヤムーン

2003 鹿毛58 1. 59. 1 64 ---====----721 890 抹消

シルクネクサス

2002 栗毛58 1. 59. 1 64 ---===-----181 832 抹消
チョウサン

2002 鹿毛58 1. 59. 2 63 ---====----73 310 抹消

ダイワメジャー

2001 栗毛58 1. 59. 3 62 --======---926 892 抹消
10
ブライトトゥモロー

2002 鹿毛58 1. 59. 4 62 ---==------110 377 抹消
11
ローゼンクロイツ

2002 鹿毛58 1. 59. 5 61 ----======-279 662 抹消
12 デルタブルース

2001 鹿毛58 1. 59. 7 60 ------=====327 217 抹消
13
シャドウゲイト

2002 黒鹿58 2. 00. 1 59 ---===-----208 840 抹消
14
エイシンデピュティ

2002 栗毛58 1. 59. 2 65 -======----346 488 抹消
15
マツリダゴッホ

2003 鹿毛58 2. 00. 1 60 ----====---586 552 抹消
16 (地) ボンネビルレコード

2002 鹿毛58 2. 01. 8 51 --===------8 331 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
天皇賞・秋 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 07/10/28 (日)21:12  
金曜日からの雨で土曜日は重馬場だったが、日曜日には急速に馬場が乾き、良馬場に近い馬場コンディションで行われた。

タイム:1:58.4秒
ラップ(今年):12.9-11.5-11.7-11.6-11.9-11.9-11.9-11.5-11.4-12.1
ラップ(去年):12.8-11.3-11.3-11.4-12.0-12.1-12.3-11.9-11.2-12.5
4F 46.9 / 3F 35.0

今回に限って言えばメイショウサムソン陣営が何かも上手くいったレースだった。
スタートが切られるとコスモバルクデルタブルースエイシンデピュティの3頭の先頭争いからコスモバルクがペースを作る。好スタートのメイショウサムソンは4番手、ダイワメジャーメイショウサムソンの外。シルクネクサスアグネスアークが続き、アドマイヤムーンは8番手追走。その後方にカンパニーポップロックは後方から3番手で我慢。チョウサンが最後方。直線回ると各馬内馬場を避ける形で追い出しを駆けるが、先頭にたったメイショウサムソンが、外追い込むアグネスアークカンパニーを2 1/2馬身差押えて先着。

レースを振りかえるとコスモバルクが平均11秒台ペースで逃げた。馬場差考えるとコースレコード(1分58秒0)に等しいペースで固まった馬群を引っ張った。先行するメイショウサムソンはこのペースで皐月賞を勝ち、神戸新聞杯は2着と来ている。
逆にアドマイヤムーンはこのペースに対応できず6着。トップギアが入る瞬間に直線の不利があるにせよ、去年は(1分59秒0、3F34.0)に対し、今年は(1分59秒1、3F35.0)である。前の馬がバテずに争う展開では皐月賞でメイショウサムソンに完敗しており、宝塚記念はハイペースで前総崩れの差し馬競馬だったのが好走の要因だったのかもしれない。調教過程にも問題があるにせよ、今回はペースが合わず瞬発力を発揮できなかった。

2着のアグネスアークは直線不利で馬にぶつけられても怯まず追い込んできた。前走の毎日王冠で減らした馬体重をそのままでキープして調整しての激走。馬の上昇力も然ることながら、河内洋調教師の手腕も光った。3着のカンパニーは2000mの時計勝負にも対応できたが、元々2000mの大阪杯を勝ち、1600mの関屋記念を1分31秒8で走れる馬である。4着のポップロックは単純に時計勝負に対応できなかっただけだろう。次走のジャパンカップの評価は落とせない。5着のペースの先導役コスモバルクは近年で状態面が良かったのか、平均11秒台のラップで5着と久々彼らしいレースを見させてもらった。

凡走した9着のダイワメジャーは終止外々回され5番手の位置取り。パドックで気合が見られず、本来ならば逃げる馬の直後に付けるべき馬がこの位置取り。年齢で気合乗りを見せないというならば、今後のレースへは苦境に立たされただろう。多分不利がなくても凡走していたと思う。

 1着 メイショウサムソン (34.6)
 2着 アグネスアーク (34.7)
 3着 カンパニー (34.6)
 4着 ポップロック (34.4)
 5着 コスモバルク (35.7)
 6着 アドマイヤムーン (35.0)
 7着 シルクネクサス (35.1)
 8着 チョウサン (34.3)
 9着 ダイワメジャー (35.4)
12着 デルタブルース (36.1)
13着 シャドウゲイト (36.3)
15着 マツリダゴッホ (35.8)

※なお直線でコスモバルクが右によれカンパニーに壁、エイシンデピュティがその煽りで外のシャドウゲイトアグネスアークダイワメジャーアドマイヤムーン以下接触被害でエイシンデピュティは8位入線も、14着降着。
天皇賞・秋 [ ☆レース回顧 ]
|| ぽくて 07/10/29 (月)01:06  
何とも後味の悪い結果となってしまった今年の天皇賞・秋。

事の発端は第4コーナーを回って直線に入ったところ。
逃げていたコスモバルクが馬場の良い外目に持ち出し、五十嵐冬騎手が左ムチを入れた途端大きく右(外)にヨレ、
その右(外 以下省略)斜め後方を走っていたエイシンデピュティの柴山騎手が過剰にそれに反応し、
同じく大きく右にヨレたため、その右後ろを走っていたシャドウゲイト、その間を割ろうとしていたアグネスアーク
さらにはシャドウゲイトの右後ろを走っていたダイワメジャー、その外を回って追い込もうとしたアドマイヤムーンが、
まるで横に押しくらまんじゅうをして互いを押しつけ合うようにしてぶつかり、大きくバランスを崩してしまった。

特に一番外のアドマイヤムーンに騎乗していた岩田騎手は、人馬とも横にバランスを崩して倒れそうになるほど。
斜行の元凶を作ったと言われているコスモバルクにしても、後ろを走っていたカンパニーの走行を妨害しており、
計6頭もの馬が斜行被害に遭ってしまったことは、伝統ある天皇賞・秋の歴史に大きな汚点を残してしまったとも言える。
(もう1頭の被害に遭った馬は、スタート直後、マツリダゴッホの斜行を受けて挟まれたボンネビルレコード

特に勝ったメイショウサムソンが、力の違いを見せ付けるが如く天皇賞春秋連覇を果たしただけに、何とも悔やまれる。
そのメイショウサムソンは、外へ行った馬達がそのような惨劇に遭っていることなどどこ吹く風といった感じで、
直線では外にヨレたコスモバルクが走っていた馬場の良いところを真っ直ぐに伸びての完勝であった。

恐らく外の馬達の不利がなくてもメイショウサムソンの勝利は決定付けられていただろうが、
それだけに今回のことは影を落とす結果となってしまった。
不利を受けた馬の関係者、馬券を買っていたファンも納得のいかないところもあるだろうが、これも「競馬」。
力を出し切れずに終わってしまった馬達の巻き返しに期待したい。
天皇賞・秋 [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 07/10/29 (月)01:53  
 宝塚記念1・2着のアドマイヤムーンメイショウサムソンがここから始動。個人的には、1ハロンの短縮はアドマイヤムーン側に有利かと予想していた。が、なぜか1番人気はメイショウサムソンの方。宝塚記念は騎手の差で負けた、との解釈だろうか(結果的に正解だった)。以下ダイワメジャーポップロックと続く。4番人気ポップロックが6.1倍、5番人気チョウサンが17.1倍と4強オッズであった。
 土曜日が台風の影響で不良馬場となったが、このレースまでに稍重まで回復。先のマラ男さんの説に賛成で、少なくともタイム的には良馬場に近かった模様。
 レースでは、最内のメイショウサムソンが好スタートを切り、内外の差で先頭に立ちかける。だが武豊騎手もそれは望まなかったようで、コスモバルクデルタブルースが前へ出ようとすると譲った。エイシンデピュティが続き、その後にシャドウゲイトが入った。メイショウサムソンはその後の内である。続いてダイワメジャーアドマイヤムーンポップロックはさらに後ろであった。前半1000mは59秒6で、稍重なら少し早いくらいだが、今回の馬場ならそうでもなかったのかもしれない。
 直線に入って、コスモバルクは逃げ馬にしてはやや外に進路を取った。その内をメイショウサムソンが狙う。エイシンデピュティコスモバルクの外から前をうかがい、後続馬たちはその外から出ようとする。
 ところがここでエイシンデピュティが外へ大きくよれて、その外の各馬の進路を狭めてしまった。被害馬はアグネスアーク(2着)、シャドウゲイト(16着入線)、アドマイヤムーン(6着)、ダイワメジャー(10着入線)の4頭。エイシンデピュティは8着入線だったが、16着に降着となった。
 そのような事態を尻目に、メイショウサムソンが力強く伸びて2馬身半差で優勝。良に近い馬場とはいえ、稍重で勝ちタイム1分58秒4は価値が高いだろう。アグネスアークが不利から立ち直って猛然と追い上げ2着に入った。3着はカンパニー

 問題の斜行の部分についてだが、私がパトロールビデオを1回見た時の印象ではこんな感じ。
(1) まず、外のエイシンデピュティが内によれてコスモバルクに接近した。
(2) それをまずいと思ったか、柴山騎手は外寄りに進路を向けた。
(3) そうしたら外に動きすぎて、外の各馬が大迷惑。
(4) エイシンデピュティが内外に動いている間は、コスモバルクはまっすぐ走っていた。
 マラ男さんを含め、巷ではコスモバルクが外によれた影響とする見解が有力なようだが、どうも納得しがたい。ただ、騎手たちも同様の感想を述べているようで、私にどこか重大な見落としがあるのかもしれないが。

 被害馬には、2着馬と2番人気・3番人気馬が含まれており、この不利がなかった場合の勝敗の行方については語ることはできない。ただ、勝ったメイショウサムソンと武豊騎手は単純に胸を張ってよいと思う。そもそも、直線でサムソンがそのまま内に突っ込んだのは今回のような交錯を避ける目的も含まれていたのだろうし。馬場の痛みが進んで騎手たちの目が外に向いている時に、内で勝負した騎手とそれに応えた馬は評価されるべきである。


 (追記)

>私にどこか重大な見落としがあるのかもしれないが。
 ありました。レースの映像を何回か見直したところ、コスモバルクが外に動いていました。よって上記の(4)は間違っていました。また、(1)のエイシンデピュティがよれて接近した相手は、デルタブルースでした。パトロールビデオを見る際に、同じ黒帽であったため、両者を部分的に混同していたようです。申し訳ありませんでした。今後気をつけます。
 映像を見直して改めて感じたことを。
(ア) エイシンデピュティの斜行については、やはりいったん内に寄った後に急に外によれており、上記の(1)(2)のようにバルクとあまり関係なく斜行した可能性が捨てられません。
(イ) バルクが外によれたのと合わせて、メイショウサムソンが外に動いてバルクが通るはずだった進路を走っていました。バルクがよれた隙に進路を奪ったともいえますが、逆にバルクがサムソンに内から押し出されたようにも見えます。(いずれにせよ、接触はなさそうですが)
天皇賞・秋 [ ☆レース回顧 ]
|| レグルス 07/10/29 (月)12:34  
問題の斜行部分のみ解説する。

4コーナーを回ったときに、左回りでよれる癖のあるコスモバルクが外によれた。
これによって、カンパニーの進路が遮られた。
(この進路妨害によって、五十嵐騎手に訓告)

このカンパニーの被害とは独立の事象として、
コスモバルクから4馬身分ほど、外を走っていたエイシンデピュティが、
コスモバルクの態度に過剰反応し、外に大きく飛びのいたような形で斜行した。
この斜行により、4頭ほどが玉突きのように、外に弾かれた。
(この時点で、内側のコスモバルクはまっすぐ走っていた)
これは、エイシンデピュティの、他馬を怖がる癖によるものであり、
コスモバルクの直接的な関与はなかったものとされたようだ。
(この進路妨害によって、柴山騎手は4日間の騎乗停止)

[0.18]



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