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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2007/11/25 ジャパンC 東京 芝2400 G1 3上国  25000

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


アドマイヤムーン

2003 鹿毛57 2. 24. 7 59 ---====----721 715 抹消

ポップロック

2001 鹿毛57 2. 24. 7 59 ----====---440 977 抹消

メイショウサムソン

2003 鹿毛57 2. 24. 7 59 ---========972 1289 抹消
ウオッカ

2004 鹿毛53 2. 24. 9 57 --=====----1221 1255 抹消
デルタブルース

2001 鹿毛57 2. 25. 1 57 ------=====327 827 抹消
チョウサン

2002 鹿毛57 2. 25. 2 57 ---====----73 303 抹消
[外] ペイパルブル Papal Bull

2003 鹿毛57 2. 25. 5 56 ----===----0 321 抹消
[外] アルティストロワイヤル Artiste Royal

2001 鹿毛57 2. 25. 6 55 ---====----0 150 抹消

フサイチパンドラ

2003 栗毛55 2. 25. 7 54 --=====----330 600 抹消
10 インティライミ

2002 鹿毛57 2. 25. 9 53 ----===----309 772 抹消
11 [外] サデックス Saddex

2003 鹿毛57 2. 25. 9 54 ----===----0 133 抹消
12
エリモハリアー

2000 鹿毛57 2. 26. 0 53 ---==------248 275 抹消
13 [地] コスモバルク

2001 鹿毛57 2. 26. 1 52 ----====---440 1298 抹消
14 ドリームパスポート

2003 青鹿57 2. 26. 2 52 ----======-423 815 抹消
15
ローゼンクロイツ

2002 鹿毛57 2. 26. 4 51 ----======-279 320 抹消
16 ヒラボクロイヤル

2004 黒鹿57 2. 27. 2 47 ---=======-71 200 抹消
17 [外] ハリカナサス Halicarnassus

2004 鹿毛55 2. 27. 7 44 -======----0 66 抹消
18
ヴィクトリー

2004 鹿毛55 2. 28. 9 38 ----===----165 247 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
ジャパンC [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 07/11/25 (日)21:03  
人気はメイショウサムソンが1.8倍、以下ウオッカインティライミが10倍を切り、アドマイヤムーンポップロックが差のない人気となった。メイショウサムソン圧勝を含めて、前回の天皇賞・秋のレースをどのように見定めたか。最終週の東京の馬場状況は内も外も関係なく、最終的にコース取りの差で決まった。

タイム:2:24.7 秒
ラップ:12.9-10.7-12.0-12.3-12.2-12.7-12.8-12.6-12.2-11.3-11.1-11.9
4F 46.5 / 3F 34.3

戦前からどの馬がペースを作るのか、筆者自身も判りかねていたが、スタートすると内枠からコスモバルクポップロックチョウサンフサイチパンドラアルティストロワイヤルデルタブルースらがほぼ一斉に先頭の奪い合いになった。それに自重したのかメイショウサムソン・武豊は手綱を引いて押えてしまう。レースは先頭チョウサンがペースを作り、2番手コスモバルク。3番手集団にポップロックフサイチパンドラデルタブルース。5番手単独アドマイヤムーンが待機。メイショウサムソンは中団の真ん中8番手集団。ウオッカは最後方待機策。馬群は縦長、1000m通過が丁度1分と、以後の後半のラップも12.5を下回りスローペースで流れる。3コーナーでメイショウサムソンが中団からゆっくりと前に進出。コーナー曲がりきるとポップロックアドマイヤムーンウオッカが内側、メイショウサムソンは大外を回す。直線馬群広がる叩き合い。残り400mでもチョウサン先頭だが、内ラチ付いたアドマイヤムーンが先頭。外から内からポップロックメイショウサムソンウオッカの順番で追い出す。しかし残り100mでアドマイヤムーンの勝利は確定で、同じ脚色でポップロックメイショウサムソンウオッカの順番で先着。直線はスローペースの瞬発力勝負で、上位10着以内に先行馬が残った。

1着アドマイヤムーンは最初から内狙いの乗り方。直線でも瞬発力の違いから早々に前へと進出して、後続を完封。宝塚記念制覇における充実振りから距離延長の2400mを問題視する向きはなかった。調教では余り動かなくなってきたが、これはズブさが出たと見ていいと思った。前回天皇賞・秋では外に振られて追い出せなかったその雪辱を晴らした。岩田騎手男泣き。
2着ポップロックは前回天皇賞・秋で、後方待機策を取らざる負えなかったため、初めから積極的な先行策を取ると予想はしていたが、鞍上ペリエ騎手のペース判断から先行態勢入ったのが吉。終止内目の経済コースで、一旦先頭を奪われたメイショウサムソンを逆に引き離した。
3着メイショウサムソンは完全に騎手の乗り違い。スタートが切られた瞬間に内も外も一斉に先頭を奪う勢い(最初の200mが12.9と遅く、先行しようとしても早々にフサイチパンドラにカットされた部分もある)で、鞍上武豊騎手も思わず手綱を引いてしまい、中団からの競馬。末脚勝負のアドマイヤムーンより後方。直線では大外回すロスの大きい乗り方。先行していればポップロックより着順を上げていただけに、勿体無い乗り方をしてしまった。ペースも前回天皇賞・秋より遅く、メイショウサムソンの勝ちパターンではない。余談だが、天皇賞・秋を宝塚記念以来で出走した馬はジャパンカップを勝ったことがない(1988年のタマモクロスが2着、2003年のシンボリクリスエスが3着)。
4着のウオッカは前回秋華賞と同様に最後方待機策。直線内から大外に持ち出して、末脚に賭けた。些か大事に乗りすぎた面も否定はできないが、力は出し切った。
10着のインティライミは見せ場なく。原因を突き止めるなら気性面か。15着のドリームパスポートも状態面や、このペースで後方では。こちらも見せ場はなかった。次回の変わり身を期待したい。今年の皐月賞馬ヴィクトリーは後方のまま最下位。外国馬は上が決着タイム34.3秒では好走できず。それでも、後方から追い込んだペイパルブルは緩みない流れならば好走できただけに残念な結果となった。

 1着 アドマイヤムーン (33.9)
 2着 ポップロック (33.9)
 3着 メイショウサムソン (33.9)
 4着 ウオッカ (33.6)
 5着 デルタブルース (34.4)
 6着 チョウサン (34.8)
 7着 ペイパルブル (34.3)
 8着 アルティストロワイヤル (34.8)
 9着 フサイチパンドラ (35.1)
10着 インティライミ (34.9)
15着 ドリームパスポート (34.9)
ジャパンC [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 07/11/25 (日)21:35  
 秋の古馬G1中長距離路線第2戦。初戦の天皇賞(秋)は、メイショウサムソンの勝利に終わった。当然のごとくメイショウサムソンは圧倒的1番人気となり、以下ウオッカインティライミとここまでが10倍以内、以下ポップロックアドマイヤムーンと続いた。外国勢ではアルティストロワイヤルの7番人気が最高である。
 レースは意外な展開になった。逃げる可能性ありと見られたヴィクトリーが出遅れ気味でそのまま後方に控え、追い込み馬のチョウサンが逃げの姿勢をとった。コスモバルクフサイチパンドラなども前へ行くが、結局先頭はチョウサンとなった。以下コスモバルク、内にポップロックで外にフサイチパンドラ、その後にアドマイヤムーンデルタブルースアルティストロワイヤルヒラボクロイヤルと続き、メイショウサムソンはその次。インティライミは後方に控え、最後方がウオッカ。初めの1000mは60秒1。
 2角を過ぎたあたりからペースが落ちてきたが、3角を過ぎてもそれほどペースが上がらない状態で、馬群が詰まってくるとともに後続勢が外に広がり始めた。そのような中、ウオッカが空いた内を通って進出してきた。
 直線に入ってもチョウサンは粘る。これにデルタブルースアドマイヤムーンが襲い掛かるが、直線半ばでアドマイヤムーンがついに抜け出した。その外からポップロックメイショウサムソン、そして直線で無理やり外に出したウオッカが迫るが、わずかにアドマイヤムーンが凌ぎ切った。2着ポップロック、3着メイショウサムソン、4着ウオッカ。5着には好位を守りきったデルタブルースがなだれ込み、逃げたチョウサンは6着だった。なお、外国勢はペイパルブルの7着が最高だった。
 
 アドマイヤムーンは意表をついた先行策。早めに先頭に立って粘り切るのは、むしろメイショウサムソンの戦法ではないのか。ただし岩田騎手は勝利騎手インタビューで「馬の出来がよかった」「ちょっと折り合いを欠いて」「1〜2角で下げたら馬が怒ってしまった」と発言しており、もっと積極的なレースをすべきだったと感じていた模様。いずれにせよ、切れ味よりも底力を感じさせる勝利であり、今後の種牡馬生活にあたって新たな長所を見せられて満足だろう。
 ポップロックは惜しい2着だが、力は出している。個人的には、この馬の現状に何か一つ加えるとしたら、戦法の自在性だと思っていた。その通りに先行して見せたわけだが、直線で先にアドマイヤムーンに抜け出られてしまった。どこに構えても、器用に立ち回ることは無理なのだろうか。
 メイショウサムソンはほぼ真ん中あたりに構えて、直線追い込んでの3着。レースが動くのが遅かった点が不利になったが、本来この馬は自分から動いて仕掛けられるはずであり、それは言い訳にならない。今回は他力で動こうとして失敗した感がある。
 ウオッカは直線で大きく外に出したが、勝ったアドマイヤムーンは内から抜けている。どうもこれは無駄な動きだった気がしてならない。そのまま内側を走れば勝っていたのではないか。メイショウサムソンと別の意味でもったいない。

 天皇賞終了後、古馬中長距離路線はメイショウサムソン1強ムードが漂っていた。だがJCが終わった今、その想いを持ち続けている人は希だろう。また天皇賞の斜行についても、「メイショウサムソンの勝ちは変わらなかっただろうけど」と付け加える人は多かったが、今はあの斜行を含む一連の動きにより勝敗が入れ替わっていたのではないかと思う人が増えたと思う(ダイワメジャーも次戦を勝ったし)。
 そのどちらの見解が正しいのかはわからないが、次の有馬記念が終わった時はどのような意見が主流になっているのだろうか。今から楽しみである。
ジャパンC [ ☆レース回顧 ]
|| 79 07/11/25 (日)22:21  
12.9 - 10.7 - 12.0 - 12.3 - 12.2 - 12.7 - 12.8 - 12.6 - 12.2 - 11.3 - 11.1 - 11.9 2:24.7 4F 46.5 - 3F 34.3

5番人気アドマイヤムーンが先行策から内を掬って先頭に立つと、
外から追いすがるポップロックメイショウサムソンウオッカを振り切って優勝を果たした。
2着はポップロック、3着メイショウサムソン、4着ウオッカ

レースを引っ張ったのは毎日王冠を後方一気で制したチョウサン
意外な馬が逃げる形になりましたが、この馬が作った流れは06年ほどではないですが、かなりスローな流れ。
レースは完全に直線だけの勝負となりました。

アドマイヤムーンは枠を活かして道中内の4、5番手を追走。4角もロスなく回ると、一気に先頭へ。
ちょうど秋の天皇賞でメイショウサムソンが見せたような綺麗な抜け出し方をして勝負あり。
前走の反省を活かした、岩田騎手の好プレーだったと思います。

ポップロックは道中ではアドマイヤムーンより前に居ましたが、4角で外に進路を求めたところで位置取りが逆転。
結果論ではありますが、内でじっと我慢していれば違った結果になっていたかもしれません。
メイショウサムソンは中団から外、外をまわす正攻法の競馬。
実力差がそれほど大きくないだけに、こういう競馬をしては同程度の力を持つ1、2着馬が
ロスのない競馬をした時に逆転されてしまうのは当然の結果。ただ、枠順を考えると仕方ないか。
ウオッカは1角で下がってしまい最後方。レースの流れも向かず、この時点で勝ちはなかったのですが、
何とか馬群を縫って上がり最速の脚を使って4着まで押し上げました。最後は脚が上がっていた感があり、微妙に距離が長いかもしれません。

人気を集めたところではインティライミは全く伸びず。京都大賞典だけ走れば掲示板はあったと思うのですが…。敗因は不明。
ドリームパスポートは仕上がりは悪くなさそうでしたが、8ヶ月の休み明けではやはり厳しかったようです。

また、海外勢を含めて3歳牡馬が下位を独占という寂しい結果に。
今回参戦のヒラボクロイヤルヴィクトリーは能力的に上位陣からは完全に一枚落ちなので通用しないのは仕方がないですが、
有馬に出走予定の菊花賞上位馬も苦戦を強いられそう?

いずれにせよ、天皇賞秋・ジャパンカップと、上手に立ち回った馬が勝利する結果になりました。
上位馬の実力差は少なく、中山で行なわれる有馬記念は、より道中のポジションやコーナーでのロスの少なさが重要になってくるでしょう。
それぞれの騎手の手腕に注目したいところです。
アドマイヤムーンはジャパンカップを最後に引退という話もありますが…)

[0.18]



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