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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2008/10/26 菊花賞 京都 芝3000 G1 3歳   11200

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point

オウケンブルースリ

2005 栗毛57 3. 05. 7 53 ------====-425 297 抹消
フローテーション

2005 栗毛57 3. 05. 9 53 ---========109 196 抹消
ナムラクレセント

2005 鹿毛57 3. 06. 1 52 ---========244 549 抹消
スマートギア

2005 栗毛57 3. 06. 2 52 ---====----175 139 抹消

マイネルチャールズ

2005 黒鹿57 3. 06. 5 51 ----======-190 94 抹消
ベンチャーナイン

2005 鹿毛57 3. 06. 6 51 ---========65 136 抹消

ホワイトピルグリム

2005 芦毛57 3. 06. 7 50 ---====----74 65 抹消
ダイワワイルドボア

2005 鹿毛57 3. 06. 8 50 -----======60 98 抹消

ヤマニンキングリー

2005 栗毛57 3. 06. 8 50 ---==------289 31 抹消
10
ドットコム

2005 鹿毛57 3. 06. 9 50 ---=======-6 45 抹消
11
ロードアリエス

2005 黒鹿57 3. 07. 0 49 ---====----27 15 抹消
12 メイショウクオリア

2005 鹿毛57 3. 07. 1 49 ---=====---169 82 抹消
13
ダイシンプラン

2005 栗毛57 3. 07. 3 48 --===------15 15 抹消
14 シゲルフセルト

2005 鹿毛57 3. 07. 7 47 ---==------0 15 抹消
15
ミッキーチアフル

2005 鹿毛57 3. 07. 9 47 =======----17 15 抹消
16 スマイルジャック

2005 黒鹿57 3. 08. 9 44 --=====----360 15 抹消
17 アグネススターチ

2005 鹿毛57 3. 09. 4 42 ---====----8 15 抹消
18 ノットアローン

2005 青毛57 3. 12. 3 33 --====-----69 15 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
菊花賞 [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 08/10/26 (日)22:01  
 ダービー馬ディープスカイが秋天に回った今回の菊花賞で、まず目を引いたのはオッズだった。単勝最低人気のホワイトピルグリム(結果は7着)でさえ43.5倍、18頭のフルゲートなのに全馬が50倍以内に納まった。上位人気はオウケンブルースリマイネルチャールズスマイルジャックとここまで10倍以内、以下スマートギアダイワワイルドボアと続いた。
 この日は昼間の降雨により、まだ良馬場ながら先週よりは時計がかかるようになっていた。スタートからアグネススターチが逃げる。だが1週目の直線に入って、外に出したノットアローンが外から交わしにかかる。1週目のゴール付近でアグネススターチが譲る形でノットアローンが先頭に立った。1000mのタイムは58:8。この時点で3番手以降とは10馬身近い差があった。
 この差が2角を回ったあたりから縮まり始める。同時に5番手あたりにいたスマイルジャックが3番手まで上がるが、折り合いを欠いている様にも見える。この3頭の次にナムラクレセントロードアリエスシゲルフセルトマイネルチャールズと続き、ダイワワイルドボアフローテーションオウケンブルースリは後方、スマートギアはさらに後ろである。
 向正面から、ノットアローンが力なく後退を始め、再びアグネススターチが先頭に立つ。このあたりでレースが動き始め、スマイルジャックが先頭に並び、オウケンブルースリも外に構えて前へ進出してくる。
 直線に入って後続勢は大きく広がり、先頭はスマイルジャック。内からマイネルチャールズが抜き去るが、共に伸びに欠ける。一旦チャールズに抜かれたナムラクレセントが抜き返したところで、オウケンブルースリが外から一気に先頭に立った。間からフローテーションも伸びてくる。結局オウケンブルースリが最後まで伸びて1着、以下フローテーションナムラクレセントスマートギアマイネルチャールズの順となった。タイムは3:05:7、上がり4F47:3、3F35:5。

 レース内容を振り返ってみると、6F目までは(先頭の2頭は)けっこう速いのに7F目から13秒台が4つ続く。しかも6F→7Fは12:2→13:9と極端だ。ここはノットアローンが先頭に立ったあたりである。つまりノットアローンアグネススターチを交わしてすぐに急減速して、アグネススターチもそれに従ったことになる。そしてこの後、ノットアローンはもう再加速できていない。
ノットアローンはその後の惨状を見るに、状態が悪いのを知った上での玉砕騎乗だったように思えるので、その騎乗については賛否両論考えられる。だがアグネススターチの立場で考えると、先頭を譲ったとたんにノットアローンの急減速に逆らいもせず、4Fも超スローペースを続けて後続勢に追いつかれてしまった。これは大きな損だろう。減速した時点、またはせめて2角あたりで再び先頭を奪い返さなければならなかったのではないか。せっかくの逃げが単なる無駄な動きになってしまったのは惜しまれる。

 なお、先述の超分散オッズについて、先週の秋華賞が大荒れだった影響を原因に挙げる声が大きかったが、個人的にはその説には同意しない。例えば2007年NHKマイルCは大荒れだったが、翌週のヴィクトリアマイルがそれほど極端に人気が分散した記憶はない。今回のオッズは、本当に上位人気勢と下位人気勢の実力差が小さいと見られただけで、たとえ秋華賞より前に菊花賞があったとしても、大差ないオッズになったのではないだろうか。なお結果は、1番人気→15番人気→9番人気と、本命党と穴党が痛み分けのような形になった。
菊花賞 [ ☆レース回顧 ]
|| 富士山 08/10/26 (日)23:23  
今に始まった話ではないが、下り坂の走り方というのは本当に難しい。ガツンと引っ掛かってしまうと、あとはスピードに乗るだけでもうどうすることもできず、しかも上り以上に身体にかかる負担が大きい。
ノットアローンは坂の下りで完全に引っ掛かってしまった。横山典騎手は好位のインで競馬をしようとしていたが、白百合Sでもそうだったように外から来られると引っ掛かることがあるこの馬に、そんな競馬は初めから無理だった。結局外へ誘導して馬群から引き離し、1コーナー付近でようやく落ち着いたが、その間(400m〜1200m)のラップは11.0-11.7-11.0-12.2=4F45.9。当然この速さに否応なく引きずり込まれて追走してしまった2番手アグネススターチと、スローに落ちた2コーナーで引っ掛かった3番手スマイルジャックにかかる負担も大きく、両馬とも17着・16着と馬群に沈んだ(しかも15着とは6馬身差)。
オウケンブルースリは予想通り序盤はじっくりと進み、2周目の坂の下りで外を回って自力でスパート、4コーナーではもう2番手グループの外に来ていた。あと100mで一瞬インから詰め寄られたが、ゴール前もう一度突き放して1馬身4分の1差。上がりの1ハロンも11.7とまだまだ余裕がある中身で、全く危なげない競馬だった。戦前、陣営は折り合いを気にするコメントを出していたが、スタート直後ある程度の位置を取るために内田騎手が気合をつけて押していたところを見ると、乗り役自身は全く折り合いに不安はなかったのだろう。不安のある馬でそんなリスクの高いことは普通しない。
フローテーションスペシャルウィーク×リアルシャダイの血統もそうだが、デビュー以来心肺機能の高さを評価されてきた馬で、距離には全く不安がなかった。その上、藤岡佑騎手が距離ロスなく最後まで持ってきたおかげで、他馬の終いが伸びを欠く中で最後までしっかりとした末脚が使えた。
ナムラクレセントは純粋にスタミナの高さでここまで来た。ほぼ同じ位置にいたマイネルチャールズを突き放しているのだから、内容は決して悪くない。スマートギアは4コーナーで手応え抜群だったが追ってからは普通、バテてはいないがやはり距離が少し長い。
マイネルチャールズは高いレベルで安定している馬であるが、これといって大きく秀でたモノがないとG1・Jpn1では勝ち切れない甘さが残る。ダイワワイルドボアは大外枠で常に位置取りが後手後手になってしまった。流れに乗り切れず、では厳しい。

[0.11]



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