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日経賞 |
[ ☆レース回顧 ] |
|| マラ男 09/03/30 (月)18:57
ラップ:6.9 - 11.0 - 11.6 - 12.0 - 11.9 - 12.7 - 12.8 - 12.5 - 12.4 - 12.1 - 11.8 - 11.6 - 11.9
1年振りに復帰したホクトスルタンの逃げでレースが始まるが、他馬を引き離して向正面で息を入れて加速する。ただ、ラップを見る限り、息を入れる瞬間のラップが1000m59秒以下「11.9⇒12.7⇒12.8」と極端であり、馬も騎手も戸惑っていたようで、昨年のような逃げではなかった。ただ、全体のペースの流れは速かった。これを3.4番手で追走したアルナスラインの行きっぷりはは良く、直線手前で射程圏内に入れてそのまま後続勢を押さえ込んだ。2.3着にマイネルキッツとモンテクリスエスが入った。
アルナスラインはチークピーシズ着用が劇的に馬を改変させ、今まで行きっぷりの無さが嘘のようである。最後は後方から追い込んだマイネルとモンテに付け入る隙を与えず押し切った。ただ、馬がゴール手前でバテていたことから厳しい流れだった。天皇賞(春)でもそれなりに人気になりそうだが、状態の維持が難しい部分があるので今後の経過次第か。
マイネルキッツとモンテクリスエスは後方から末脚を使ったが、アルナスには届かず。マイネルは内付き、モンテは外側と対照的だが、アルナスを含めてこの3頭が4着と5馬身差をつけた。マイネルはこの距離初めて。3.4コーナーから積極的に先行集団に取り付いた。そもそも母父がサッカーボーイであり、父もまた中長距離に強いチーフベアハートということで、天皇賞の穴候補として挙げたい。モンテクリスエスは外側通ったことで、ゴール手前で詰めが甘くなった。どちらかといえば力の要る馬場に向きそうだが、父のシンボリクリスエスが春先に走る傾向があり、注目してみたい。
4着のアーネストリーは先行勢と並んでいったが、最後は突き放された。それでも4着に粘りきるのだからこの馬も力を付けている。
7着のネヴァブションはレース前から馬自身が走る気がなかったようである。今回はノーカウントして扱いたい。ただ、高速馬場の京都代わりは微妙。
10着のホクトスルタンは馬が本調子でない。今後の経過次第か。天皇賞(春)ではテイエムプリキュアという大逃げ馬がいるが・・・。
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