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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2009/ 6/ 7 安田記念 東京 芝1600 G1 3上国  10000

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point

ウオッカ

2004 鹿毛56 1. 33. 5 56 --=====----1221 1014 抹消
ディープスカイ

2005 栗毛58 1. 33. 6 57 --=====----578 414 抹消
(外) ファリダット

2005 青鹿58 1. 33. 8 55 ===--------223 715 抹消
カンパニー

2001 鹿毛58 1. 33. 8 55 --====-----906 1361 抹消
(外) ライブコンサート

2004 黒鹿58 1. 34. 0 54 --==-------152 840 抹消
[外] サイトウィナー Sight Winner

2003 鹿毛58 1. 34. 2 53 -===-------10 398 抹消

スーパーホーネット

2003 鹿毛58 1. 34. 2 53 -===-------506 1053 抹消
[外] アルマダ Armada

2001 栗毛58 1. 34. 4 52 --=--------40 271 抹消
スマイルジャック

2005 黒鹿58 1. 34. 7 50 --=====----360 1257 抹消
10 タマモサポート

2003 鹿毛58 1. 34. 7 50 --===------145 434 抹消
11
トウショウカレッジ

2002 鹿毛58 1. 34. 7 50 ===--------153 420 抹消
12
スズカコーズウェイ

2004 栗毛58 1. 34. 9 48 ===--------88 520 抹消
13 アブソリュート

2004 黒鹿58 1. 34. 9 48 --==-------98 451 抹消
14 リザーブカード

2003 鹿毛58 1. 35. 0 48 -==========106 827 抹消
15 ローレルゲレイロ

2004 青鹿58 1. 35. 0 48 ===--------466 832 抹消
16 マルカフェニックス

2004 栗毛58 1. 35. 1 47 ===--------198 378 抹消
17 (外) コンゴウリキシオー

2002 鹿毛58 1. 35. 5 45 --===------296 572 抹消
18
ホッカイカンティ

2005 鹿毛58 1. 35. 8 43 -===-------96 329 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
安田記念 [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 09/06/08 (月)00:04  
 前日は重だった東京芝コースも、この日は良に回復した。とはいえ先週が不良だったため、内側中心に馬場が荒れていることが予想されており、高速決着の可能性は低そうに思えた。
 1番人気はウオッカ(1.8倍)、続いてディープスカイ(3.7倍)、スーパーホーネット(6.8倍)とここまで10倍以内、以下はカンパニー(20.6倍)、スマイルジャック(30.0倍)なので上位3頭が大きく突出している。

 スタート直後はローレルゲレイロら外枠組の方がよいスタートに見えたが、コンゴウリキシオーが先頭を奪い返す。この勢いのままコンゴウリキシオーが突進するが、ローレルゲレイロも離されずについていき、タマモサポートアルマダら3番手以下もそれほど離れない。この状態で前半3Fは33秒4はかなりのハイペースであろう。馬群の中で、ウオッカは中団、ディープスカイスーパーホーネットはもう少し後ろにいる。
 3〜4角で、ウオッカは内ラチ沿いにいたため距離差もあって前へ上がっていく。映像では、そのままの勢いで上がりつつ外に出そうとしたところ、ちょうどアルマダに塞がれたように見えた。ディープスカイウオッカの直後にいたが、ウオッカが外に動いた隙間に入り、こちらは対照的にすんなりと前へ抜け出していく。
 直線に入り、コンゴウリキシオーローレルゲレイロタマモサポートアルマダら先行集団が広がるが、徐々に勢いを失っていく。このとき内からディープスカイ、外からサイトウィナースーパーホーネットが前へ出るが、大外からカンパニーが強襲してきた。
 ウオッカは前の馬が壁になって出られない。カンパニーも突き抜けるほどの勢いがなく、ディープスカイが抜け出した。だが残り1F地点で馬群がついにばらけた瞬間、ウオッカが馬群を割って出てきた。ウオッカは外から伸びてきたファリダットを交わし、ディープスカイをも抜き去り、4分の3馬身差で連覇を果たした。

 パトロールビデオを見ると、ウオッカが突き抜けるときに行き場を求めて右へ左へと動いている。なりふり構わぬ走りで、余裕のなさが伺える。だがそのことから逆に、理想に近いレースができたはずのディープスカイとの(今回の条件における)力の差を感じてしまった。
 今回のレースは前半が速く、上がり3Fで36秒を切った馬は上位5頭のみである。順当に1、2番人気の決着となったが、3番人気スーパーホーネットが人気を裏切る結果になっている。この馬がG2に強くG1に弱いことについて、「G1にありがちなハイペースに弱いから」という説を見た記憶があるが、今回はその説を裏付ける結果になった。スローペースの方が強い、とはウオッカについても言われることがあったが、こちらは今回その説を払拭する内容だったといえよう。

 ところで、残り300mあたりでスマイルジャックが前の馬との接触(相手はコンゴウリキシオーか)でつまずいた。一度勢いを失ったが、再び盛り返して9着になった(審議対象だが降着はなし)。1着ウオッカとのタイム差は1秒2、3着ファリダットと0秒9である。コンゴウリキシオーとの接触がなくても他の馬がさらに邪魔になった可能性もあるのであまり大胆なことは言えないが、残念な事故であった。
安田記念 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 09/06/08 (月)00:16  
前年の年度代表馬が安田記念へ出走するのは今回が初めて。ウオッカの独壇場となるか。注目すべき点は他にもあるが、結果として独壇場になってしまった。馬場状況は良馬場に回復していたが、力要る馬場であり、時計も掛かっていた。

ラップ:12.0 - 10.6 - 10.8 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 11.6 - 12.4

スタートが切られると、ローレルゲレイロがすんなり先頭に。タマモサポート、常に追っ付け通しのコンゴウリキシオーとテンが速い馬がペースを作る。ウオッカは5.6番手内コースで流れにのり、直後にディープスカイスーパーホーネットがマークする。さらにカンパニーも付いていき、ファリダットが最後方待機。600m通過が36.1秒はこのクラスでは平均ペースと言っていい。だが、先頭争いを演じた先行馬らは自力が足りずに直線手前で息切れ。直線の末脚勝負となったが、力要る馬場だけにジリジリとしか伸びない。内コースに入ったディープスカイウオッカの前に出て直線の進路を確保。ウオッカは完全に馬群に閉じ込められた。ウオッカの首は曲がるほど難い最悪の形に。普通なら完全に負けレースなのだが、残り200m前でサイトウィナースーパーホーネットの間に隙間が出来ると、迷わず馬のほうから突っ込んで先頭のディープスカイをあっさり交わして先着。

ウオッカに関しては完全に勝ち運に恵まれていた。とはいえ、鞍上武豊騎手も馬群が開くのを待ち、チャンスを窺う辺りは流石に武豊。最近は馬群嫌いのレースをしていただけに、こういう状況でも冷静に判断できるのだから凄い。ラストの伸びに関しては他馬とは明らかに違い、馬のほうがレースを知っていた・・・そういう印象を受けた。

ディープスカイは馬体重12キロ増ということで、走れるのか心配していた。調教師は成長分と太鼓判を押していた。鞍上の四位騎手もパーフェクトな乗り方で、ウオッカの進路まで塞ぐまで上手くいった。だが、最後の大どんでん返しには参ったとしか言えない。

ファリダットは大外直線一気で、大外へ馬を持ち出すのは避けた乗り方。今回の3着は時計が遅かったことが要因とみる。持ち時計もマイル1分32秒も切れないのだが、時計が掛かったことが良かった。なお、前のレースでは※キングマンボ産駒のワンツーフィニッシュがあり、走れるだけのお膳たては揃っていたということか。

カンパニーファリダットよりもさらに大外、綺麗な馬場を選んで4着。GI戦は末脚勝負で安定しているが、やはり上位陣との壁は厚かった。

スーパーホーネットは残り200mまでは他馬と同じ脚色だが、そこで脚が止まった。一瞬の脚しか使えない馬で、GI戦向けではない。仮に直線だけの瞬発力になったとしても、今回勝てる要素はないだろう。馬自身の限界点が見えてしまった。秋になればまたマイル路線の主役となるだろうが、その前に天皇賞でも使って馬の力を見定めるべきだろう。

※正確には第7レースでキングカメハメハ産駒のワンツーでした。大変失礼いたしました。訂正することを共に、お詫びもし上げます。

[0.09]



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