|| 倫敦納豆 09/08/10 (月)00:51
函館競馬場が改修中のため札幌で行われたみなみ北海道Sは、芝2600mのハンデ戦である。人気はゼンノグッドウッド、エアジパング、レッドアゲート、ビエンナーレとここまで10倍以内である。それにしても一般に距離が伸びるほど牝馬に不利といわれている中で4頭の牝馬が参戦し、3番人気と4番人気になるというのは面白い現象である。勝ったのも牝馬だったが、上記の2頭ではなかった。
12.7-12.2-12.5-12.7-11.8-12.0-11.8-11.6-12.0-12.0-11.9-12.6-13.3
スタートしてすぐクィーンスプマンテが押して押して先頭に立つ。他の馬もあえて争おうとはせず、緩いペースのまま1週目の直線に入った。すると(1週目の)残り200m地点からクィーンスプマンテがペースを上げる。2番手以降は追わず、独走態勢になった。 2番手はエフティイカロス、ビエンナーレ、以下レッドアゲート、トウカイエリートら。1番人気ゼンノグッドウッドは後方にいる。 3角を過ぎるがまだクィーンスプマンテのペースは落ちない。エフティイカロスが必死に追い、トウカイエリートが前に出て行くがその差は詰まらない。直線に入ってもまだ10馬身くらいの差がある。2番手はエアジパングに代わったが、まだまだ遠い。最後の1ハロンでさすがに減速したが、3馬身半の差を残して悠々のゴール。最後にグラスボンバーがエアジパングを交わして2着に上がった。
荻野騎手の大逃げというと日経新春杯のテイエムプリキュアが印象深いが、日曜の最終戦(2600m)でも大逃げを試みた(これは大失敗)。7月にはダート2400mの500万下をローマンブリッジで、やはり大逃げで勝っている。どうやら長めの距離での「大逃げの荻野」を目指しているようで、今後の予想の参考にしたい。
(予想していないのに回顧文を書いてすみません。)
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