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日経新春杯 |
[ ☆レース回顧 ] |
|| K 10/01/17 (日)21:41
メイショウベルーガは全くの完勝。道中中団やや後方に待機、直線外に出してエンジンをかけるとまさに次元の違う脚で他馬を子供扱いした。古都Sを勝った時からこの条件が合う事は分かっていたが、それにしても強い勝ち方だった。鞍上池添騎手はなんと3週連続の重賞制覇、東の横山騎手と並ぶ、今一番乗りに乗っている騎手だろう。牝馬にはヴィクトリアマイルという目標レースがあるが、彼女にとってマイルは明らかに短いし、府中よりも京都の直線平坦なコース、しかも長い距離が合っている。牡馬混合で丁度そういうレースが春にあるし、是非ともそこを目指して欲しいところだ。 トップカミングも良く頑張っている。+12kgだったが、太め感は全くなく寧ろ状態は上向いていた。不利という不利も無く、力は出せてはいるが、それであれだけ千切られてしまったのだからG1で勝負するレベルにはまだ無いということ。更なるパワーアップが求められる。 レッドアゲートは流れも向いたし斤量も恵まれていたが、こちらも京都の長距離がいいのかもしれない。元々オークスで期待されていた馬だし、中距離以上の方がいいのだろう。これからも長い距離でちょくちょく穴を開ける存在になりそうだ。 サンライズマックスはあまりに位置取りが後ろ過ぎ。直線前が詰まる所があったが、それは位置取りの代償というもの。中団で競馬できていれば2着は十分あっただろう。武騎手はこと重賞では全く乗れていない、それを象徴する内容だった。 人気を集めていたベストメンバーだが、やはり本調子に無く直線で息切れ。まあ故障明けなのだから仕方が無い結果だろう。体ももう一絞り出来る造りだったし、次の上積みは期待できる。
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