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[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2011/ 5/ 1 天皇賞・春 京都 芝3200 G1 4上国  13200

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point

ヒルノダムール

2007 鹿毛58 3. 20. 6 56 ----=======373 264 抹消

エイシンフラッシュ

2007 黒鹿58 3. 20. 7 56 ----====---691 166 抹消
ナムラクレセント

2005 鹿毛58 3. 20. 9 55 ---========244 546 抹消
マカニビスティー

2007 青鹿58 3. 21. 1 55 ---========85 183 抹消

トウカイトリック

2002 鹿毛58 3. 21. 1 55 -------====478 1489 抹消

マイネルキッツ

2003 栗毛58 3. 21. 2 54 ---========457 663 抹消
ビートブラック

2007 青毛58 3. 21. 3 54 -----======248 402 抹消
ペルーサ

2007 栗毛58 3. 21. 5 53 ----====---276 61 抹消
[外] ジェントゥー

2004 鹿毛58 3. 21. 8 53 -----======0 146
10 オウケンブルースリ

2005 栗毛58 3. 21. 9 52 ------====-425 146 抹消
11 ローズキングダム

2007 黒鹿58 3. 22. 0 52 ----===----658 107 抹消
12
トーセンクラウン

2004 鹿毛58 3. 22. 2 51 --======---103 36 抹消
13 トゥザグローリー

2007 鹿毛58 3. 22. 3 51 ----====---445 18 抹消
14
コスモヘレノス

2007 鹿毛58 3. 22. 3 51 ---========105 187 抹消
15 ジャミール

2006 鹿毛58 3. 22. 6 50 ----=======107 213 抹消
16 フォゲッタブル

2006 黒鹿58 3. 23. 2 48 -----======227 508 抹消
17 ゲシュタルト

2007 鹿毛58 3. 23. 4 47 ---====----196 83 抹消
(外) コスモメドウ

2007 鹿毛58 中止
-------====90 114 抹消

 [ 登録馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 11/05/01 (日)21:01  
久しぶりの長文回顧です。
今年の天皇賞は「4歳」中心。18頭中10頭を占め、人気もトゥザグローリーローズキングダムエイシンフラッシュペルーサの4歳4頭が10倍を切った。続くのがナムラクレセントマイネルキッツヒルノダムール。予想の組み立てとしては連勝を重ねたトゥザグローリー中心視する見方が多数。しかし、それほど票は集まらなかった。

タイム:3:20.6
ラップ:13.2 - 11.7 - 12.9 - 13.0 - 13.4 - 12.5 - 12.9 - 12.6 - 13.9 - 12.6 - 12.0 - 12.2 - 11.7 - 11.4 - 12.1 - 12.5
3ハロン:36.0

スタートが切られるとナムラクレセントが出負け。他は普通に。ただ、スタートの時点で騎手の駆け引きが始まったといっていいだろう。他馬を伺うか、我慢かの二者択一と思うが、結果は後者の「我慢」だった。スタンド前でゲシュタルトが先頭で、1000m通過64.2秒。ここでコスモヘレノスが先頭を奪うと、3.4コーナーでトゥザグローリーが先頭。堪らずマイネルキッツも先頭を伺う位置へ。3.4コーナー曲がり切った辺りで中団からナムラクレセントが残り1200mで先頭を奪うと場内大歓声。そして、ナムラは一気に加速をすると、今まで200m平均ラップ13秒台だったのが、12秒台へと突入。各馬ここが勝負所とみて仕掛けてきた。先頭ナムラクレセントマイネルキッツローズキングダムコスモヘレノストゥザグローリー、最後方フォゲッタブルまでもが押し上げ、さらにジャミールペルーサも仕掛ける。そんな中、「抑え」に終始した中団のヒルノダムールエイシンフラッシュは仕掛けを遅らせる。直線入りナムラクレセントが突き放しにかかり、マイネルキッツが追う。内付いてヒルノダムール、外真ん中エイシンフラッシュが伸びてくると、その横でトゥザグローリーローズキングダムは後退。残り100m、ナムラクレセント先頭だが、ヒルノダムールエイシンフラッシュの脚色がいい。そのまま2頭が併せ馬の状態でゴールイン。勝ったのはヒルノダムール、1/2馬身差だった。3着にナムラクレセント、4.5着に17.18番人気のマカニビスティートウカイトリックだった。

1着のヒルノダムールはスタート出たなりで我慢して、直線で末脚を爆発。前走の大阪杯と同じ戦法。折り合い付いたことが勝因だが、仕掛けを遅らせて内インを付く藤田騎手の好プレーが光った。
2着のエイシンフラッシュも内田騎手が必死に抑えて直線まで我慢した。最後の末脚はしっかり伸びていた。1着との差は位置取りの関係だろう。
3着のナムラクレセントは出遅れても動じず抑えた。残り1200mで一気に先頭奪って加速したのは正直早過ぎたかも。ただ、ロングスパート勝負は向かないと判断したのか、直線の粘りこみを選択したのは和田騎手の賭けかもしれない。結果的勝ちまで届かなかったが、向正面で先頭を奪うタイミングだけは絶妙だった。残り1000mまで我慢すれば勝っていたかもしれない。ちなみに残り1200mで先頭奪って粘りきったのは97年のサクラローレル(2着)以来。
11着のトゥザグローリーはスローで我慢しきれず先頭に立ったことでスタミナを殺がれた。何とレース当日で初騎乗。馬の折り合いを何とかしろと言われても、実際調教で癖すら掴んでいないところに、陣営の失敗が浮き彫りとなった。
13着のローズキングダムは終始掛かりっぱなしで全くレースはしてない。馬の入れ替わりの激しい展開で集中力を切らした。別に他の馬も同じ状況に追い込まれたのだが、この馬は最も酷い。ただ、最近武豊騎手は全盛期に比べて馬の折り合いが下手になっている
8着のペルーサはスローペースには全く向いてない。もっと距離を短くしてテンポの速いレースで末脚を生かすほうが良いだろう。
なお、4.5着のマカニビスティートウカイトリックは後方で抑えて、直線内インを付いた。他馬が走らない過ぎた結果とレース運に恵まれた。なお、コスモメドウは直線競争中止、予後不良。

騎手の駆け引きが大きく左右されたレースだったが、一番重要なのは勝負所で、どこで力を爆発させるのか。そして馬をエスコートする騎手の選択も重要。色々な意味で勉強させられる競馬だった。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 11/05/03 (火)02:58  
 レベル低下が枕詞にされつつある春天だが、今回は比較的メンバーがそろったと見られていたように思う。現4歳勢のレベルが上の世代(の牡馬)に比べて大幅に高く、その4歳勢はクラシック上位だった馬が(これでも)多めに参戦してきたからである。

 メンバー中に明確な逃げ馬がおらず、スローペースが予想されていた。その中で逃げそうだと思われていたナムラクレセントが出遅れてしまう。まず前へ出るのはゲシュタルトビートブラックペルーサあたり。ヒルノダムールトゥザグローリーらも前へつける。ペースは3F目で早くも12:9と緩み、この後もスローで流れていく。
 初めの1000mは1:04:2。この1周目の直線でコスモメドウが外から一気に先頭を奪う。だがそれほどペースは上がらない。ところがこの動きに刺激されたか、馬群の外側にいたトゥザグローリーマイネルキッツコスモメドウがつられて前へ行ってしまう。トゥザグローリーコスモメドウと並ぶが、コスモメドウが引いてトゥザグローリーが先頭に立つ。2頭の後ろにマイネルキッツゲシュタルトと続く。ペルーサヒルノダムールローズキングダムエイシンフラッシュなど主な馬は中団にいる。トゥザグローリーもまた、先頭に立つと必死にペースを落とし出す。
 ところが残り1500mあたりで、出遅れていて中団にいたナムラクレセントが突如動いて残り1300m弱の地点で先頭を奪う。今度は確信犯だったようで、そのままペースを落とさずに引っ張り始める。
 これに反応していたのはローズキングダムで、外の4番手にまで上がってきた。当然トゥザグローリーマイネルキッツは反発して先頭を追う。全体の流れが一気に速まり、フォゲッタブルジャミールも外から押し上げようとするが、ヒルノダムールビートブラックエイシンフラッシュは逆にここを力のためどころと見たようだ。
 押し切りを狙うナムラクレセントを追いかけて直線に入る。マイネルキッツが迫るがなかなか並べない。そのほかの先行勢は伸びないが、内から外へ出したヒルノダムールがよい位置から抜け出しそうだ。そこに内からマカニビスティー、外からエイシンフラッシュが迫る。最後はヒルノダムールエイシンフラッシュが一騎打ちとなり、ヒルノダムールが競り勝った。

 勝ちタイムは3:20:6。稍重を考慮しても遅すぎるタイムである。ただし残り6Fで1:11:9という部分を切り取れば、それなりにきつい面はあったのだろう。それでも、タイム面から今回のレースレベルを擁護はしづらい。

 ところで気になったのが上位馬の前走である。1、2着が大阪杯でこれはもちろん良い。3、4、5着は阪神大賞典で、これらの馬の人気順を考えれば上々の結果であろう。だが同じ阪神で行われた日経賞が(1、2、4番人気を含みながら)惨敗である。そして日経賞だけが阪神の外回りで行われた。
 今回のレースは、(ナムラクレセントを除き)誰も先頭に立ちたくなくてスローだったこと、それが原因で先頭が何度も入れ替わり、しかも突然ナムラクレセントが捨て身の仕掛けをする出入りの激しいレースだったことが特徴である。外回り、というより大回りを得意とする馬は、今回のような不測の事態に対応できない傾向があるのではないだろうか?
 一般に競馬のあり方について、「長い直線で存分に末脚を発揮できることが望ましい」とする思想があり、現実の競馬場も大回り主義になりつつある。確かに「種」の選抜としてはそれが正解なのかもしれないが、そうして選ばれた馬が「逞しくない快速馬」だとすると、心に抵抗感が残る。

 もう一つ、さらに個人的な感傷で恐縮だが、今回のレースを見て私は過去の2レースを思い出した。一つは05年春天で、このときも先頭に立って苦しむ四位騎手を和田騎手が交わす場面があった。もう一つは09年東海Sで、行きたがる馬が次々に先頭に立つ乱戦だった。いずれも芝とダートを代表する長距離戦である。
 今回も含め、長距離戦の敗者(特に力を出せずに敗れた場合)は、より愚かに見える。短・中距離戦では、ミスで着順が悪くなっても、長距離戦ほど格好悪くはならない。だが逆に、だからこそ長距離戦は面白く、尊いのだと思う。騎手の作戦の比重が高まる分、馬の能力選抜には向いていないのだろうが、今後も長距離の「勝負」は楽しみである。

[0.16]



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