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[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2011/ 5/29 日本ダービー 東京 芝2400 G1 3歳国  15000

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point

オルフェーヴル

2008 栗毛57 2. 30. 5 60 ----======-1215 1086 抹消
ウインバリアシオン

2008 鹿毛57 2. 30. 8 59 -----======546 961 抹消
ベルシャザール

2008 青鹿57 2. 31. 9 55 --=====----311 217 抹消
ナカヤマナイト

2008 栗毛57 2. 32. 0 55 ---=====---281 585 抹消
クレスコグランド

2008 栗毛57 2. 32. 0 55 ----===----81 220 抹消
ショウナンパルフェ

2008 鹿毛57 2. 32. 6 53 --=====----26 175 抹消
サダムパテック

2008 鹿毛57 2. 32. 8 52 -====------382 181 抹消
オールアズワン

2008 黒鹿57 2. 32. 9 52 --=========48 107 抹消
トーセンレーヴ

2008 鹿毛57 2. 33. 0 52 --======---196 267 抹消
10 ユニバーサルバンク

2008 黒鹿57 2. 33. 0 52 ----=======151 223 抹消
11 トーセンラー

2008 黒鹿57 2. 33. 0 52 --=========436 463 抹消
12 デボネア

2008 鹿毛57 2. 33. 1 51 ---==------45 74 抹消
13 フェイトフルウォー

2008 黒鹿57 2. 33. 2 51 ---=======-105 92 抹消
14 コティリオン

2008 青鹿57 2. 33. 2 51 --===------61 29 抹消
15 ロッカヴェラーノ

2008 青鹿57 2. 33. 4 50 ----===----19 57 抹消
16 エーシンジャッカル

2008 黒鹿57 2. 33. 7 49 ===--------32 21 抹消
17 ノーザンリバー

2008 鹿毛57 2. 35. 1 45 ===--------133 24 抹消
リベルタス

2008 鹿毛57 中止
--=====----43 141 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 11/06/01 (水)00:04  
 この週は金曜の夜にはもう降り始めていた。土曜は雨の勢いが弱い時間が多かったのだが、それでもやむことはほとんどなかった。土曜の夜から強く降り始め、日曜は一日中不良馬場であった。そして雨の勢いが弱まることはあったが止むことはなく、ダービーの前では再び激しく降り始めていた。
 人気はオルフェーヴル(3.0倍)、サダムパテック(6.0倍)、デボネア(7.8倍)、ナカヤマナイト(8.8倍)とここまでが10倍以内、以下10倍台がトーセンレーヴコティリオントーセンラーベルシャザールである。オルフェーヴルの皐月賞の勝ちっぷりを考えればむしろ人気はもっと集まってもよく、多くのファンが不良馬場への対応力を勝負のポイントと見て「今回に限れば力関係は未知」と考えていたのだろう。

 12.7-11.3―12.8-13.1-12.5-13.0-13.2―12.8-12.6-12.3-12.2-12.0

 先頭に立ってレースを引っ張ったのはオールアズワンノーザンリバーも前へ行こうとしたのだが譲らず、前半1000mを1:02:4で走る。不良馬場なのでこのタイムが速いのか遅いのかその時点ではわからなかったが、結果的には異常ペースではなかったようだ。
 オールアズワンが後続を引き離し2番手はノーザンリバー、続いてショウナンパルフェユニバーサルバンクら。その後ろにベルシャザールトーセンレーヴサダムパテックは馬群の真ん中、ナカヤマナイトはもう少し後ろ、デボネアオルフェーヴルはさらに後ろ、そこから離れてウインバリアシオンら後方待機組が4頭いたのだが、最後方のリベルタスが落ちていく(後に競争中止)。
 直線に入ってもオールアズワンのリードはまだ5馬身くらいある。ノーザンリバーは勢いを失い、トーセンラーショウナンパルフェが必死に追う。それを交わそうとするのがベルシャザールナカヤマナイトだが、馬群の中を割ってオルフェーヴルがすごい脚で突き抜けた。だがさらに大外からウインバリアシオンが抜け、オルフェーヴルに最後の戦いを挑む。一旦は2頭が並ぼうかという勢いだったが、最後はオルフェーヴルがやや突き放す形で決着をつけた。

 上がり3Fはオルフェーヴルウインバリアシオンだけが34秒台、後は速くても36秒4(ナカヤマナイト)、この差がすべてを物語っている。たとえ前半を押さえていたとしても、不良馬場で34秒台は極限に近いはずだ。つまり(位置取りの差はあるにせよ)周りがペースの速さに苦しみ極限の消耗戦をしているつもりなのに、上位2頭にとっては極限の上がり勝負に感じられるくらいにスローペースだったのだ。
 今年は皐月賞が東京だった。だから比較的狭いコース適性で春2冠を達成してしまう馬が出る可能性はあった。確かに2冠馬が誕生したが、このような不良馬場まで完勝したことで、適性の狭さを批判される可能性はだいぶ減っただろう。少なくとも世代内では突出して強いことを示している。
 ところで、同じ不良馬場のダービーということで、どうしても09年と比較されることが多くなるだろうが、タイムが大幅に速いのはどういうことだろう。あの時は当日は時々雨が止み、レース時も「曇り」となっている。だから今回の方が水分は多かったはずなのだが。
 私にこの事実を解釈する能力はないので、09年と11年の(一応)比較可能な芝レースのデータを論評抜きに並べておく。09年→11年で、カッコ内は上がり3Fのタイム。なお09年青嵐賞のみ重、あとは不良。ただし雨の降り方が異なるので、不良同士でも比較しきれない。

青嵐賞  (1000万下、2400m) 2:35:7(39:3)→2:31:8(37:2)
むらさき賞(1600万下、1800m) 1:52:4(38:2)→1:51:4(36:2)
ダービー (G1、2400m)    2:33:7(39:7)→2:30:5(36:5)

[0.09]



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