|| イギリス貴族 11/11/06 (日)23:20
レースラップ: 11.9 - 11.0 - 12.3 - 12.0 - 12.3 - 12.2 - 12.1 - 11.9 - 12.7 (35.2 - 36.5 - 36.7 = 1:48.4) 勝ち馬コーナー通過順: 2, 2, 2, 2
JBCではダート界の2強が存在感を見せつけました。彼らに本番で逆転を目指すべく、上位陣がここに集結。 ダートチャンピオンだけでなく、マルチ重賞ウィナー、ダート負けなし・複勝率100%の次世代のエース候補など、G1の谷間週なのがもったいないほど豪華な顔ぶれとなりました。
それでも、2年連続でダートチャンピオンに輝いているエスポワールシチーが断然1番人気。ワンダーアキュート、ゴルトブリッツの実績馬が休み明けながら単勝10倍以下で続きました。
全馬まずまずのスタート。エスポワールシチーは様子をうかがい、内のトウショウフリークが先手を主張したため控えて番手へ。外からはヒラボクキングが追随します。 直後にゴルトブリッツ・ワンダーアキュート、さらにニホンピロアワーズと総じて人気どころが前へ。
道中トウショウフリークは平均ラップを刻み、直後でエスポワールシチーが大名マークで前を見る展開が続きます。 3コーナーあたりでゴルトブリッツの手応えが怪しくなり後退、かわってニホンピロアワーズが押し上げ、ワンダーアキュートもヒラボクキングの内から並んで3番手へ。
直線に入りエスポワールシチーがお役ご免とばかりに先頭。 あっさり交わされたもののトウショウフリークが懸命に粘り、その後ろからワンダーアキュートが追撃するも差が詰まりません。ヒラボクキングは脱落気味で、5番手のニホンピロアワーズが脚色よさげ。
エスポワールシチーが勝負を決め、快勝。2着はニホンピロアワーズが最後に迫るもトウショウフリークが粘り切りました。
さすがに前走は休み明けだったエスポワールシチーが貫禄勝ち。実績馬や上がり馬たちの挑戦をはねのけました。 本番で再びトランセンド、そしてスマートファルコンとの対決が楽しみになりました。
とはいえ、2着トウショウフリークはダート連対率100%を、3着ニホンピロアワーズは複勝率100%を、不利な大外枠から強気の競馬をしたヒラボクキングは掲示板100%を継続し、ワンダーアキュートも休み明けを考慮すればまずまずの成績と、それぞれ収穫ある結果だったといえるでしょう。
なお、ゴルトブリッツは競走中に心房細動を発症したとのこと。
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