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中山記念 |
[ ☆レース回顧 ] |
|| マラ男 12/02/26 (日)21:27
7レースと9レースの芝で逃げ馬が勝利しているのを見て、今年のシルポートの逃げ切り勝ちが十分考えられた方も多かったと思われる。
タイム:1:47.3 ラップ:12.8 - 11.8 - 11.4 - 11.4 - 11.3 - 11.6 - 11.8 - 12.0 - 13.2
そのシルポートは1枠1番で逃げに入る。最初の直線1ハロンは極端に遅いが、最初のカーブを切るとペースを上げていく。2番手がフィフスペトル。シルポートが1000m切った時点で10馬身差で、通過タイムが58.7秒。フィフスペトル、ナリタクリスタル、フェデラリスト、ダイワファルコン、ネオヴァンドーム、レッドデイヴィス、トゥザグローリー、ネオサクセス、エーブチェアマンと縦長で続く。800m過ぎると15馬身差以上と中山の直線を考えれば完全に逃げ切り確実だった。直線ではシルポートとの差は10馬身差以内まで詰まってきた。坂上がって200mもう逃げ切りか、と思われた時に最内ラチからフェデラリストが伸び切りゴール前で差しきった。3着とのリアルインパクトは4馬身差。トゥザグローリーは後方のまま10着に終わった。
まず、シルポートの逃げ。単騎逃げは確定で、2番手も追いかけようとするが、寧ろ突き放された。これに真っ先に気付いたのはフィフスペトル横山典騎手とナリタクリスタル武豊騎手。しかし、全く抵抗できなかった。勝ったフェデラリスト蛯名騎手はもう直線だけで詰めるしか方法しかなく、詰め寄る際にも全く手綱を押してない。シルポートは残り1ハロンで減速したため捉えることができた。
フェデラリストはこれで4連勝。蛯名騎手とは5戦4勝と相性良し。今回は特殊なレースだったため、真の実力はまだ見えないが、中距離の小回りなら崩れることないか。 他の馬でトゥザグローリー。大逃げ打つ馬が最後の直線粘っている場合、最後方の馬では全く抵抗できない(詰め寄る際に脚を使わせる、自分より前集団が同じような脚を使うため)。例を挙げるとすれば84年のジャパンカップのカツラギエース(先頭)とミスターシービー(最後方)の例だろうか? 例え話が古すぎますが。また、レッドデイヴィスは最下位。
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