|
中山牝馬S |
[ ☆レース回顧 ] |
|| マラ男 12/03/11 (日)22:37
今日の3月11日は違う空気を感じた方も多いだろう。去年の東北地方の地震(東日本大震災)は2万近くが死亡、行方不明…書くだけでも辛い出来事から一年。競馬は止まることあっても、終わることないと思いたい。
タイム:1:50.6 ラップ:12.8 - 11.4 - 11.9 - 12.7 - 12.7 - 12.8 - 12.0 - 11.8 - 12.5 上がり3ハロン:36.3
休み明けの馬が多く、人気馬のホエールキャプチャとアプリコットフィズの両頭が1.2番人気を争った。最終的にはアプリコットが1人気。他人気は混沌した状況だった。
レースはレディアルバローザとホエールキャプチャが外から、マイネイサベルが内から先頭を奪う形となるが、勢いでレディアルバローザが先頭。以下、ホエールキャプチャ、マイネイサベル、ダンスファンタジア、カルマートらが続くが出入りが激しく、縦長馬群。3.4コーナーでもレディアルバローザ先頭で、各馬スパートを仕掛けるが、直線入ってもレディアルバローザを捉える馬はおらずそのままゴールイン。2着オールザットジャズ、3着エオリアンハープと、人気馬は総崩れで終わった。
レディアルバローザは去年の覇者であるが、この時は震災による阪神開催。今回は鞍上が福永騎手。陣営も初めから逃げを想定しており、近走差し脚質で、意表を突いた作戦勝ちであった。ホエールキャプチャやマイネイサベルも先行して逃げを想定していたが、勝ち馬のスピードに付いてこれず。前レースの東風ステークスでツクバホクトオーの逃げ切りで、逃げ有利という考えもレース予想に入っているが、さすがに差し馬が急に逃げに転じるとは予想外だろう。 2着にオールザットジャズだが、最後方からのスパート。3着のエオリアンハープは中団待機。特別、脚質の差が影響したレースでないが、今回は休み明けやレース適正の差が多大な影響を与えたと思う。これから春シーズンになると状況が一変もあるだけにこのレースが、牝馬路線の大勢に影響することはないだろう。
|
|