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[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2012/ 4/29 天皇賞・春 京都 芝3200 G1 4上国  13200

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point

ビートブラック

2007 青毛58 3. 13. 8 59 -----======248 402 抹消
トーセンジョーダン

2006 鹿毛58 3. 14. 5 57 ----====---659 166 抹消
ウインバリアシオン

2008 鹿毛58 3. 14. 8 57 -----======546 405 抹消
ジャガーメイル

2004 鹿毛58 3. 14. 9 56 ------=====386 611 抹消
ギュスターヴクライ

2008 黒鹿58 3. 15. 1 56 ----=======117 203 抹消
ユニバーサルバンク

2008 黒鹿58 3. 15. 3 55 ----=======151 208 抹消

ゴールデンハインド

2006 鹿毛58 3. 15. 3 55 ------=====45 98 抹消

トウカイトリック
10
2002 鹿毛58 3. 15. 4 55 -------====478 1489 抹消
ナムラクレセント

2005 鹿毛58 3. 15. 6 55 ---========244 546 抹消
10 トウカイパラダイス

2007 黒鹿58 3. 15. 6 55 ---====----125 73 抹消
11 オルフェーヴル

2008 栗毛58 3. 15. 6 55 ----======-1215 134 抹消
11 ヒルノダムール

2007 鹿毛58 3. 15. 6 55 ----=======373 264 抹消
13 フェイトフルウォー

2008 黒鹿58 3. 15. 7 54 ---=======-105 49 抹消
14 コスモロビン

2008 鹿毛58 3. 15. 7 54 ------=====40 52 抹消
15 ローズキングダム

2007 黒鹿58 3. 15. 9 54 ----===----658 107 抹消
16 ケイアイドウソジン

2006 鹿毛58 3. 16. 4 53 ---========96 162 抹消
17
モンテクリスエス

2005 鹿毛58 3. 16. 5 52 -----======184 409 抹消
18 クレスコグランド

2008 栗毛58 3. 18. 6 47 ----===----81 18 抹消

 [ 登録馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 12/04/29 (日)21:05  
近代競馬150年という節目で行われた今年の天皇賞・春。注目馬は去年の三冠馬オルフェーヴルである。誰しもが「力」ならオルフェーヴルという評価であったが、前走の阪神大賞典でのアクシデントから期待より不安を抱いていた。人気はオルフェーヴルに60%(1.3倍)の支持で、10倍近くでウインバリアシオントーセンジョーダンが続いた。馬場状況は絶好の高速馬場。土曜日3歳500万下特別芝1200mで1:06.9というコースレコードタイが掲示された(これは97年のエイシンバーリン以来)。 トーホウアマポーラという馬が先行して6馬身差での結果である。スピードが生きる馬場あった。

タイム:3:13.8
ラップ:13.0 - 11.6 - 11.3 - 11.7 - 12.4 - 11.9 - 11.9 - 12.7 - 12.7 - 12.7 - 12.1 - 11.9 - 11.4 - 11.7 - 12.3 - 12.5
3ハロン:36.5

レース展望としてはゴールデンハインドの大逃げに対し、オルフェーヴルがどのようにレースを進めるかが注目された。ただ、オルフェーヴルが力で全て押し切れるという考えのほうが強く占めた。
スタートが切られると各馬一斉スタート。早くもゴールデンハインドが先頭で、2番手ビートブラック、先頭と2番手が手綱を扱き、3番手ナムラクレセント。離れて4番手集団にユニバーサルバンクケイアイドウソジントウカイトリックギュスターヴクライトーセンジョーダンフェイトフルウォーモンテクリスエストウカイパラダイスウインバリアシオンジャガーメイルヒルノダムールコスモロビンオルフェーヴルクレスコグランドローズキングダム最後方。スタンド通過し1000m通過60.0秒。1.2コーナーで先頭ゴールデンハインドビートブラック双方10馬身差、2番手離れてナムラクレセント単独10馬身差、更に離れて4番手集団ユニバーサルバンクと徐々に縦長となる。やがて下り坂3.4コーナー残り1000mでゴールデンハインドの手綱が動き、直ぐにビートブラックが交わす。3番手ナムラクレセント、4番手集団ユニバーサルバンクらも詰めてくる。直線でゴールデンハインドビートブラックが5馬身のリードでスパート。ゴールデンハインドも粘る。ナムラクレセントは後退、トーセンジョーダンが追い上げる。しかし、300mでビートブラックの勝利確定。悠々とゴールイン。4馬身差でトーセンジョーダン、2馬身差でウインバリアシオンジャガーメイルが続いた。オルフェーヴルは1.8秒差の11着となった。

展開を分析するとペースに関係なく自分のレースでゴールデンハインドビートブラックナムラクレセントが果敢に先行。4番手集団でユニバーサルバンクケイアイドウソジントウカイトリックらテンのスピードが遅い馬らが有力馬集団のペースが作った。ここにビートブラックの勝因を探せるだろう。基本、長距離走は前有利で、追い上げる方が苦労する。先頭ゴールデンハインドも7着と残っている。

1着ビートブラックは先頭のゴールデンハインドの直後に付けて、スタミナ勝負に持ち込んだ。先頭馬を直ぐに交わさず折り合い、残り1000mでロングスパート。後続を押えた。従来の戦法は差しだが、レースで結果出せず。今回のスピード優先馬場という状況を踏まえて、先行逃げ。騎手としての駆け引きを制した石橋脩騎手の作戦勝ち。石橋騎手GI初制覇で、種牡馬ミスキャストも初の重賞馬かつGIホースを送り出した。ビートブラックミスキャストは同じノースヒルズマネジメントの所有馬である。
2着トーセンジョーダンは4番手集団の6番手。直線2番手まで詰めてくるのがやっと。
3着ウインバリアシオンは10番手。実直に自分のペースを貫いて、直線で詰め寄るが届かず。最後方に下げることはせず、直線の追い出しもカーブで膨れずに外へ持ち出した。上がり3ハロンは33.5秒。
4着ジャガーメイルは直線内側から詰めるが、残り200mで脚が上がってしまった。此方も3ハロン33.6秒。
11着オルフェーヴルは後方のまま。直線では大きく外へ膨れた。見せ場も作れなかった。折り合いに終始するため最後方でレースを進めるのは馬のためには正解だったが、レースに勝つとなる全く別問題。調子も良くないし、妙に大人しい雰囲気。仮に調子が良くとも、先頭から20馬身差以上(5秒以上)離された状況では末脚繰り出しても届かないだろう。3ハロン最速はウインバリアシオンの33.5秒、オルフェーヴルは34.0秒(トーセンジョーダンと同じ)である。

自分のペースで貫いた石橋脩騎手の手腕とそれに応えたビートブラックはお見事。ファンの期待を一心に集めたオルフェーヴルの惨敗は残念で、次の目標は全く見えなくなってしまった。
筆者個人の感想は長距離戦の妙というのを、改めて大レースを通じて噛み締めました。
天皇賞・春 [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 12/04/30 (月)02:38  
 今年の春天路線は不穏な流れだった。前哨戦らしい前哨戦は1番人気が全敗。特に阪神大賞典でのオルフェーヴルの謎の敗戦と、日経賞でのネコパンチの単勝万馬券はレース予想を困難にしていた。ただし人気はオルフェーヴルへの一極集中(1.3倍)。これは阪神大賞典での敗戦が力負けではないとみられたからである(別の意味の不安は強かったが)。続いてウインバリアシオン(9.8倍)、トーセンジョーダン(10.2倍)、ギュスターヴクライ(15.5倍)である。
 前走阪神大賞典で見せた行きたがる気性は悪癖とみなされ、今回のオルフェーヴルは後方に構えることが公言されていた(騎手の意思に反して馬が暴れる可能性はあったが)。従って、先行勢が「オルフェーヴルに」早目に潰される可能性は少ない。大逃げ策は一定の客が予想したはずであり、逃げ馬候補が上位人気に入らなかったのは、それらの馬が弱いとみなされていたからだ。

 (ラップタイムはマラ男さんの文をご参照下さい)

 まず始めに先頭を争ったのは、ビートブラックナムラクレセントゴールデンハインドの3頭。ナムラクレセントは早目に前を譲り、和田騎手なりの判断があったのかと思ったが、結果(9着)から推測するに馬の出来の違いなどだったのだろう。残り2頭のうち、先頭を奪い切ったのは「大逃げの荻野」のゴールデンハインドだった。
 この3頭から大きく離れてユニバーサルバンクケイアイドウソジントウカイトリックと続き、次がトーセンジョーダン、その後ろにギュスターヴクライがいて、ウインバリアシオンはさらに後ろ、オルフェーヴルは後ろから3番目であった。前の2頭とナムラクレセントとの間が開き、ナムラクレセントは前2頭と4番手以降の中間になる。先頭と4番手との差は、向正面で目測で3秒強。
 11F目で、ビートブラックゴールデンハインドに並んで先頭に立とうとする。しばらくは並走するが、ゴールデンハインドは手綱を必死に動かした状態で余裕がない。残り5〜4Fのあたりからようやく後続が急ぎ始め、まずトウカイトリックユニバーサルバンクが前との差を詰めにかかる。トーセンジョーダンが順位を上げる。後ろのオルフェーヴルは追い上げ体制に入っているようだが追い上げられていない。後続勢はまずナムラクレセントを飲み込むが、前2頭とはまだかなりの差がある。ビートブラックゴールデンハインドを振り切り、先頭で直線に入った。
 この時点で3番手に来ていたのはユニバーサルバンクだったがもう限界。代わりにトーセンジョーダンギュスターヴクライジャガーメイルと追い上げるが先頭との差は大きい。ビートブラックが4馬身の差を残して勝った。2着トーセンジョーダン、3着は終盤追い込んだウインバリアシオン

 ビートブラックは今まで逃げたのは1度だけだが、これまでも「自分が行ってもいいけど」という雰囲気で他馬が行ったので控えたレースがあり、積極策は意外ではない。ただし逃げ馬でないため、自分で逃げればより心身の消耗が激しかっただろう。ゴールデンハインドが速いペースで行ってくれたため、追走するだけで「先頭に立たずに他馬を引き離す」ことができた。馬に力があるのが前提とはいえ、幸運だった。
 ただし鞍上の石橋脩騎手は、成功率は高くないもののローカルを中心に(直線の長い新潟1800、2000でも!)大逃げを何度も試みており、大逃げの経験値は結構高い。幸運に恵まれる資格があるだけの努力はしているのだ。だから今回利用された側の荻野騎手も、春天が廃止・距離短縮にならない限り、いつかは勝てるだろう。
 1番人気で惨敗したオルフェーヴルの具体的敗因は今のところ分からない。万全の状態ならあの位置取りからでも勝てたかどうかは疑問だが、現実は負け過ぎである。原因が判明したとして、それが克服できるものなのかもわからない。

 ビートブラックは前走が阪神大賞典の10着である。春天に出ない選択肢もあったはずだ。だが出てきて、勝った。個人的にはこういう結果は好きな方である。「勝ちたい気持ちの強い側が勝った」感じがするからだ。だが、負けた上位人気馬の立場ではどうだろうか。長距離戦は、乗り方を間違えると格下の馬に簡単に負けて大恥をかかされる。誰だって恥はかきたくない。だから残念ながら、今回のレースは春天・長距離戦に実績馬が出走しなくなる傾向を一層強めることになるのではないかと思う。

[0.20]



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