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[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2012/ 5/27 日本ダービー 東京 芝2400 G1 3歳国  15000

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point

ディープブリランテ

2009 鹿毛57 2. 23. 8 62 ---====----242 241 抹消
フェノーメノ

2009 青鹿57 2. 23. 8 62 ----=======592 836 抹消
トーセンホマレボシ

2009 鹿毛57 2. 23. 9 62 --=====----90 218 抹消
ワールドエース

2009 鹿毛57 2. 24. 0 61 --=====----210 194 抹消
ゴールドシップ

2009 芦毛57 2. 24. 0 61 ----=======1301 1020 抹消

コスモオオゾラ

2009 鹿毛57 2. 24. 1 61 ---====----71 163 抹消

トリップ

2009 芦毛57 2. 24. 3 60 --=====----73 138 抹消
エタンダール

2009 鹿毛57 2. 24. 4 59 ---====----36 195 抹消
ベールドインパクト

2009 鹿毛57 2. 24. 4 59 ---=======-121 147 抹消
10 グランデッツァ

2009 栗毛57 2. 24. 6 58 --===------212 74 抹消
11 ジャスタウェイ

2009 鹿毛57 2. 24. 8 58 --======---578 548 抹消
12 モンストール

2009 鹿毛57 2. 25. 0 57 -====------45 29 抹消
13
アルフレード

2009 鹿毛57 2. 25. 1 56 --===------139 46 抹消
14 スピルバーグ

2009 鹿毛57 2. 25. 4 55 ---====----280 385 抹消
15 クラレント

2009 栗毛57 2. 25. 6 54 -====------397 66 抹消
16 ゼロス

2009 鹿毛57 2. 25. 8 53 --===------50 71 抹消
17 ブライトライン

2009 青毛57 2. 26. 0 52 -===-------223 30 抹消
18 ヒストリカル

2009 黒鹿57 2. 26. 7 49 --===------202 127 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
日本ダービー [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 12/05/27 (日)21:42  
晴天の絶好の馬場状況。観客も十万人以上という競馬日和だった。人気はワールドエース(2.5)とゴールドシップ(3.1)、ディープブリランテ(8.5)と続いた。ワールドエースゴールドシップの二強対決という構図だったが、この背景に疑問を抱いた方も多かったと思われる。何分皐月賞の内容がこの二強が秀でていたことと、他馬がこの二強に比べて信頼感に劣るというのがその理由であった。

タイム:2:23.8
ラップ:12.8 - 10.8 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 12.2 - 12.4 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 12.4
3ハロン:36.1(優勝馬34.5)

スタートが切られると1番スピルバーグが立ち上がり出遅れ。各馬スタートの良し悪しが出た形で、3番ゼロスが先頭を切ると、透かさずディープブリランテ、外枠からトーセンホマレボシグランデッツァらが積極的に前へ行く。1.2コーナーでゼロス先頭、これにトーセンホマレボシクラレントディープブリランテグランデッツァトリップフェノーメノコスモオオゾラブライトラインワールドエースエタンダールゴールドシップアルフレードベールドインパクトジャスタウェイヒストリカルスピルバーグが続く。向正面に入るとゼロスが飛ばして、これにトーセンホマレボシが追撃。馬群も縦長となり、前と後ろでは30馬身以上も離れる格好に。1000m通過59.1秒とゼロストーセンホマレボシが馬群から離れて逃げる形となり、その差5馬身から10馬身差まで開く。3.4コーナーでもゼロス先頭、トーセンホマレボシが馬体を合わせていき、3番手馬群先頭ディープブリランテクラレントグランデッツァが詰めて、直線手前で各馬鞭を入れて速めスパートを仕掛ける。直線、400mでトーセンホマレボシゼロスを交わす。200mでトーセンホマレボシディープブリランテが捕まえようとするが、トーセンも必死に抵抗する。残り50mディープブリランテが半馬身突き抜けるところに外からフェノーメノが詰め寄るが、ゴール板で僅かにディープブリランテが先着。差がなくフェノーメノトーセンホマレボシワールドエースゴールドシップコスモオオゾラと続いた。

レース展開としてはゼロストーセンホマレボシの先頭争い。これに直線手前まで脚を貯めた残り16頭の追い上げ。前が止まらないスピードが生きる高速馬場で、追走に力を使う。何となく89年のジャパンカップのようなレース展開だった(先行したホーリックスオグリキャップの争いに近い)。

1着ディープブリランテは先頭2頭から2番手で脚を貯め、残りの直線でスパート。ジリジリと伸びて、ゴール前でフェノーメノの追撃を抑えた。中間3週続けて岩田騎手が去勢調教を施し、それが好結果に繋がった。また、スピードが生きる高速馬場もこの馬に有利な条件を作り出した。
2着フェノーメノは先頭から5番手で待機。直線手前で鞭を入れてスパートを仕掛けるが、ハナ差。展開としては絶好、ゆえに悔しい敗戦である。
3着トーセンホマレボシはスタートして折り合いを欠く一面があった。なだめながらゼロスを前に折り合いを付けて逃げ込みを図るも最後力尽きた。オセアニアのレースは得てして高速決着が多く(例えばJCをスーパーレコードで勝ったホーリックスのような)、今回のような展開で騎手の腕前が発揮されるのだろう。
4着ワールドエースと5着ゴールドシップは道中追走に手間取り、直線でも伸びているが、突き抜けるだけの脚がない。行き脚が鈍い馬なのだろう
人気サイドではコスモオオゾラがしぶとさを見せて6着。グランデッツァの10着は距離の壁。最下位ヒストリカルに関しては、順調さを欠いていた。

今回、ディープブリランテの関係者。矢作調教師と岩田康成騎手はダービー初制覇。その岩田騎手、3週前にNHKマイルCでマウントシャスタで他馬と騎手を転倒させてしまい失格騎乗停止。落胆こそすれ、自分の立場は忘れなかった。そして、失格となったマウントシャスタを今週再度騎乗(白百合S)して勝ち、今回のダービーも勝った。本人としてはプレッシャーを抱えていたはず。そのプレッシャーを力に還元できる人というのは本当の意味でのプロフェショナル、トップアスリートなのだろう。

[0.12]



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