|| イギリス貴族 12/07/09 (月)23:56
レースラップ: 12.0 - 10.7 - 11.3 - 11.6 - 11.5 - 11.9 - 13.6 (34.0 - 11.6 - 37.0 = 1:22.6※レコード) 勝ち馬コーナー通過順: 1, 1
ダートに活路を求め、オープンを連勝してきたファリダットが1番人気。 実績馬シルクフォーチュンも差がなく続き、単勝10倍未満が5頭であとはオッズが開きます。
ゲートが開くとインオラリオが好スタートも、内からトシキャンディが先手を取りテイクアベットも番手に。 後方脚質ながらシルクフォーチュンは出負け気味。ファリダットも後方2番手という位置取りで早くも3コーナー。
4コーナーではトシキャンディにテイクアベットが並びかけてきますが、再びトシキャンディがリードを広げにかかります。 道中のペースは速かったのですが、なかなか後続の差が詰まってきません。
坂を登り、残り200mあたりでさすがにトシキャンディもややいっぱい気味。 番手でテイクアベットがしぶとく踏ん張りますが、馬群からワールドワイドとアドマイヤロイヤルが併せ馬のかたちで伸びてきます。 ようやく大外からファリダットとシルクフォーチュンが猛追。上位争いに一気に加わってきました。
しかし、時すでに遅し。 アドマイヤロイヤルが3/4馬身差迫るもトシキャンディが残しきりました。 アドマイヤに後れを取ったワールドワイドに襲いかかった人気2頭は、ファリダットがハナ差抜けて3着争いの激戦を制しました。
トシキャンディは前走の京葉Sでも牡馬相手にハナを奪い、差し決着の展開ながら最後まで踏ん張り通した、オープン初戦として十分な内容。 それを踏まえると単勝万馬券は人気の盲点になっていた感もあります。 距離は微妙なところでしたが、得意のスプリント戦のようなレースに持ち込んで後続に脚をそがせたのが大きな勝因でしょう。
雨残りから一夜明けた良馬場、レコード決着でした。
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