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[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2012/10/28 天皇賞・秋 東京 芝2000 G1 3上国  13200

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


エイシンフラッシュ

2007 黒鹿58 1. 57. 3 67 ----====---691 1095 抹消
フェノーメノ

2009 青鹿56 1. 57. 4 65 ----=======592 495 抹消
ルーラーシップ

2007 鹿毛58 1. 57. 6 65 ----====---526 666 抹消
ダークシャドウ

2007 栗毛58 1. 57. 7 65 ---=====---336 940 抹消
カレンブラックヒル

2009 黒鹿56 1. 57. 7 64 --===------309 439 抹消
ジャスタウェイ

2009 鹿毛56 1. 57. 8 63 --======---578 721 抹消
ジャガーメイル

2004 鹿毛58 1. 57. 9 64 ------=====386 425 抹消
サダムパテック

2008 鹿毛58 1. 57. 9 64 -====------382 497 抹消
ナカヤマナイト

2008 栗毛58 1. 58. 1 63 ---=====---281 849 抹消
10 ダイワファルコン

2007 鹿毛58 1. 58. 1 63 --====-----197 604 抹消
11
アーネストリー

2005 鹿毛58 1. 58. 3 62 ----====---494 966 抹消
12
シルポート

2005 鹿毛58 1. 58. 6 60 -===-------316 436 抹消
13 トーセンジョーダン

2006 鹿毛58 1. 58. 7 60 ----====---659 898 抹消
14 ネヴァブション

2003 黒鹿58 1. 59. 0 58 ----=======343 672 抹消
15 (地) フェデラリスト

2007 黒鹿58 1. 59. 0 58 ---==------124 272 抹消
16
マイネルスターリー

2005 鹿毛58 1. 59. 6 55 ---==------138 773 抹消
17
トランスワープ

2005 鹿毛58 1. 59. 7 55 ---===-----110 345 抹消
18 トゥザグローリー

2007 鹿毛58 2. 00. 4 51 ----====---445 622 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
天皇賞・秋 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 12/10/28 (日)21:08  
近代競馬150年の天皇賞。春はビートブラック、そして秋は。天覧競馬で錦を飾る馬はどの馬か。今年の3歳馬の評判は良く、最終的に1番人気に押されたのはダービー2着馬フェノーメノ(3.4)だった。差がなく古馬最右翼であるルーラーシップ(4.5)、同じ3歳馬で無敗のカレンブラックヒル(4.7)、昨年このレース2着ダークシャドウ(5.3)とこの4頭が中心視された。10倍以下はエイシンフラッシュ(16.6)、ナカヤマナイト(17.0)らが続いた。3歳馬が中心視された理由は古馬らの前哨戦が今ひとつ強調できる馬がいなかったこと、条件戦などで3歳馬の台頭していたからだ。その内、毎日王冠を制覇したカレンブラックヒルに大きな期待があるかと思われたが、新聞人気では4番人気以下である。当日は雨の心配もされたが、小雨のぱらつく程度で済んだ。馬場状態はフラットで、どの馬でも力を出し切れる。このような情勢の場合、現状の力と騎手の腕前の両方問われた。

タイム:1.57.3
ラップ:12.5 - 11.2 - 11.1 - 11.2 - 11.3 - 11.6 - 11.8 - 12.0 - 12.8 - 11.8
上がり3ハロン:36.6(優勝馬:33.1)

スタートが切られると1枠からシルポートが先頭へ。5番枠ダイワファルコンと8番枠カレンブラックヒルが追いかけるものの直ぐに控える。2番枠フェノーメノは4番手とすんなり隊列が形成された。シルポートが軽快に先頭、1000m通過57.3とハイペース。2番手カレンブラックヒルとの差は20馬身近く。3番手ダイワファルコンとの差は3馬身、4番手フェノーメノは2馬身と縦長。以下、アーネストリージャスタウェイフェデラリストサダムパテックトランスワープダークシャドウトゥザグローリーエイシンフラッシュトーセンジョーダンナカヤマナイトジャガーメイルルーラーシップネヴァブションマイネルスターリーと続く。先行するシルポートはペースを緩めることなく、そのまま直線へ入る。カレンブラックヒルとの差は10馬身。残り200m、最内からエイシンフラッシュが勢い良く詰めてくると一気に先頭へ。残り50mで勝利確定となりエイシンフラッシュ先着。半馬身差でフェノーメノ、最後方大外一気からルーラーシップ、さらに1馬身差でダークシャドウカレンブラックヒルジャスタウェイと続いた。

シルポートの逃げはハイペース。これを無理なくカレンブラックヒルらが追走。馬群はほぼスロー。最後は決め手勝負による、現状の実力を発揮できる馬が上位を占めた。掲示板は5,1,2,4,3人気の順。

勝ち馬エイシンフラッシュは6枠から最内へと潜り込み、直線まで力を溜め、ラストは最内からロスなく末脚を繰り出した。この馬は脚の使い所が難しく、2ハロン程度(小回りでこその脚)しか持たない。それを最内で上手くカバーした。騎乗者のミルコ・デムーロの騎乗センスが光った。
2着のフェノーメノは無理なく4番手で待機。直線まで追い出すのを我慢し、末脚を繰り出していくが、ジリジリとしか伸びなかった。併せ馬の形になれば最高なのだが、それも出来なかった。勝ち馬に上手く乗られた悔しい敗戦。
3着のルーラーシップはスタート出負け。後方からのレースを余儀なくされ、直線では最大外一気。距離ロスが響いた。
4着のダークシャドウは中団に構え、直線では内から外と末脚繰り出すも届かず。現状の力ではここまで、というレースだった。
5着のカレンブラックヒルは大外枠引いたことで、先頭奪うため余分にスタミナを消耗。残り100mで最後は差し返してまで粘りきるのがやっと。兼ねてから外枠と距離の壁が問題視されてたので、前述の通り新聞人気では4番人気以下だった。力負けでなく、展開の綾で負けた感じだった。

勝ち馬のエイシンフラッシュはダービー以来の勝利。ダービー馬の勝利は07年メイショウサムソン、08年ウオッカに続く4年ぶりの快挙。ウイニングランするデムーロ騎手は馬上で指で「日の丸の輪」を作る。馬上から降り、天皇陛下に座っての最敬礼。デムーロ騎手は9年前のネオユニヴァースで皐月賞とダービーの二冠を制覇した時はヤングジョッキーという風貌だった。時は流れ、彼も成長し、2010年ではヴィクトワールピサでドバイワールドカップを制覇し、この年の大災害である東日本大震災で消沈する日本に世界のタイトルを献上させた。そんな彼の騎乗センスとウイニングランは競馬界の歴史に残ることだろう。

[0.13]



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