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桜花賞 |
[ ☆レース回顧 ] |
|| さく 13/04/08 (月)00:40
スタートでトーセンソレイユが出遅れ。 サマリーズがハナを切り、好スタートのクラウンロゼ、ウインプリメーラは抑えて2番手に。 これでペースが落ち着くかと思ったが、クロフネサプライズが抑えきれず外から2番手に上がってしまい、 サマリーズに競りかける形となる。スタート6ハロンのタイムは34.8とハイペース。 さらに、人気馬が外から被さってきたことで、 先団の馬たちは馬場の悪い内に押し込められた上、早めに仕掛けざるを得なくなった。 結果、先行勢は1頭除いて全滅。後方待機勢には願ってもない展開に。 直線、クロフネサプライズが先頭に立つも、アユサンが中団外からあっさり交わして先頭に。 そこに、道中ぽつんと後方で待機していたレッドオーヴァルが飛んでくる。 アユサンを交わす勢いに見えたが,併せ馬になったところでアユサンがもう一伸びして一着。 これまた後方待機のプリンセスジャックが、クロフネサプライズを交わして三着。
終わってみれば、デムーロ兄弟のワンツー。 そして、掲示板はチューリップ賞組が独占。 しかも、惜敗・惨敗組の巻き返しという結果となった。
アユサンは、仕上がり絶好とは伝えられていたが、人気どころとの比較でやや軽視されていたか。 ここまでに2度阪神1600mを経験させ、滞在競馬で本番に臨んだ陣営の努力が実を結んだ。 血統、気性、そして東京実績からみれば、次も楽しみということになるか。
レッドオーヴァルは、今回も上がり最速の末脚を見せた。 前走とは違い展開も向いたが、あと一歩届かず。 もう少し前目からでも、あの末脚を見せられるのなら…。
プリンセスジャックは突然の復活。馬場・展開が味方したにせよ、立派な結果。
クロフネサプライズは、抑えがきかなかったのが全て。 自らハイペースを招き、自滅してしまった。 先行勢で唯一粘りを見せたのはさすがだったが、今後に課題を残す結果となった。
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