|| 倫敦納豆 13/12/17 (火)02:38
阪神JFと比べて、朝日FSのメンバーは低調だった。重賞勝ちはベルカントのみ、しかもこの馬は牝馬である。前走でホウライアキコに敗れたアトムが1番人気というあたりにメンバーの不足感が出ていた。人気はそのアトム(2.8倍)、ホッカイドウから川崎に移籍した公営馬のプレイアンドリアル(3.9倍)先述の牝馬ベルカント(5.5倍)、ダートながら2戦2勝で圧勝続きのアジアエクスプレス(8.7倍)とここまでが10倍以内、以下ウインフルブルーム、ショウナンアチーヴ、ショウナンワダチが10倍台で続いた。
12.7-11.0-11.4―11.7-11.8-12.2-11.8-12.1 1:34:7(このレースのラップ) 12.6-11.2-11.5―12.1-12.1-11.9-11.1-11.7 1:34:2(土曜2歳500万下、勝ち馬ミッキーアイル) 12.7-11.0-11.4―11.8-12.0-12.6-11.8-12.0 1:35:3(土曜古馬1000万下、勝ち馬ミナレット) 12.7-11.0-11.4―11.4-11.7-12.1-11.9-12.0 1:34:2(日曜12R古馬1600万下、勝ち馬サンライズメジャー)
スタートでベルカントが内枠を利して先頭に立つ。少し開いてエルカミーノレアル、プレイアンドリアル、ウインフルブルーム、マイネルディアベルが続く。アトムはその後くらいで、アジアエクスプレスは中団の後ろくらい。始めの600mは35:1。3角で馬群は縮まり、ウインフルブルーム、ショウナンアチーヴ、ハイアーレートが外を回して前へ進出する。 直線に入って、ベルカントは最後の坂で力尽き、内から順にプレイアンドリアル、ウインフルブルーム、ショウナンアチーヴの3頭が出てきた。しかしその外からアジアエクスプレスが一気にとらえ、そのまま1着でゴールに入った。
アジアエクスプレスはダートで2戦2勝、芝を走るのは初めてだった。今回は他のメンバーよりも確かに強かったのだと感じる。ただし来年のクラシックの中心になれそう、との思いはまだ湧かなかった。 第一に、上記のように2歳500万下の方がタイムがよかったこと(日曜の方が低速馬場になっていたのかもしれないが)。もう一つは現在の中山の芝が全般的に低速な感じで、特にダービーの馬場との違いが大きくて参考にならないのではないかということ。もちろん走らせてみれば問答無用で強い可能性はあるが。
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