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産経大阪杯 |
[ ☆レース回顧 ] |
|| マラ男 16/04/06 (水)16:01
今回は主観的な回顧なので。
人気はラブリーデイ(3.0)、アンビシャス(3.9)、ヌーヴォレコルト(5.1)、ショウナンパンドラ(5.9)、キタサンブラック(6.2)、タッチングスピーチ(12.3)、イスラボニータ(18.5)と以下は100倍。展開はスローからの決め手勝負と思われた。
ラップ:12.8 - 11.5 - 12.5 - 12.1 - 12.2 - 12.5 - 12.1 - 11.3 - 10.9 - 11.4
スタートが切られるとキタサンブラックにアンビシャスが追いかけ、マイネルラクリマ、ヌーヴォレコルト、ラブリーデイ、ショウナンパンドラ、イスラボニータの隊列。直線でキタサンブラックがスパートを仕掛けると、アンビシャスがゴール前で捉えて先着。文字で書くと上手く表現できないが、キタサンとアンビシャスの2頭で競馬しているようだった。アンビシャスの先行は横山典騎手が音無調教師に申し出て、音無調教師が馬主の近藤さんに伝えたことで、騎手・調教師・馬主の意思疎通が合致した万感の勝利だった。
ラブリーデイはスタート早々にヌーヴォレコルトにポジションを取られ、中団でのレースを余儀なくされ、道中恐る恐る騎乗していた。ヌーヴォレコルトはさっぱり。この両頭は香港へ遠征する予定で、ラブリーデイはモレイラ騎手、ヌーヴォレコルト騎手は武豊騎手の予定である。しかし、競馬全体の騎手人気も虫のいいことなんのその。一時期岩田騎手(ヌーヴォの主戦)が武豊より上の存在になっていたが、今では武豊より下である。その武豊騎手はこの大阪杯のキタサンブラック騎乗で天皇賞春の継続が決まった。北村騎手が主戦で、半月板の治療で天皇賞に間に合わないのではという危惧もあったが、今週復帰している。話がそれたが、現在の騎手人気はミルコとルメール、その前は岩田と内田。そんな中でも横山典と武豊が互いに存在感を表した大阪杯。騎手にもいい個性があるので、その個性をどんなレースでも引き出してほしいのが筆者の願いである。それが形になれば。
大阪杯がGIに格上げする可能性があるとJRAが漏らしたが、時期や距離については言及せず。多くのファンは阪神2400mが必要性も説いたが(大阪杯か宝塚かはわかれるところ)。
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