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天皇賞・秋 |
[ ☆レース回顧 ] |
|| マラ男 16/11/01 (火)20:17
実力拮抗。人気順と不安点を述べると、 3.6 モーリス マイルからの距離延長 4.5 エイシンヒカリ 去年同様に逃げで勝てるのか 5.1 ルージュバック GIにおける対牡馬戦 6.0 アンビシャス 鞍上 11.1 ラブリーデイ 衰え 11.2 ステファノス 実力あるのか 13.0 リアルスティール 馬と鞍上が不安定 である。
ラップ:13.3 - 12.0 - 11.6 - 11.9 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.5 - 11.0 - 11.7
最内枠のエイシンヒカリが後手を踏む。大外枠のラブリーデイが無理矢理2番手へ。内クラレント、中ロゴタイプ、外ヤマカツエース、内サトノクラウン、外モーリスが先行。中団に内サトノノブレス、中アドマイヤデウス、外リアルスティールに挟まれる形でルージュバック。後方に内カムフィー、中ステファノス、内アンビシャス、最後方ヒストリカル。1000m通過は60.8秒。隊列に変化はなく、直線へ。大外からモーリスが抜け出して先頭へ。先行勢は苦しくなり、さらに外からリアルスティールが追い上げる。モーリスは外へ膨れると、残り100mで内へ寄れるながらも先着。2着リアルスティール。1着から4着馬はノーザンファーム育成馬で、ノーザンの育成は上り3ハロンに特化した訓練を行っている。
最初に本開催の東京の馬場から。前半と中盤のスピードが相殺され、後半の上り3ハロンだけ速い展開。勝ち時計1:59.3秒は遅い見方もあるが、これは馬場の影響だろう。モーリス(33.8)が3番目、リアルスティールとステファノス(33.5)が最速1番手。
モーリス自身は母方が「メジロ」。間接的に「メジロの天皇賞制覇」でもあるが、10年前にメジロが健在なら「天皇賞春」を目指してていただろうし、周囲もそう思うはずである。そして、鞍上のライアン・ムーアの折り合いと追わせ方が噛み合っている。ムーアは今年キングジョージ、凱旋門賞を制覇、欧州特有の所属厩舎なしのフリー。世界中駆け巡る大レース御用達の用心棒である。気が早いがJCはどの馬に乗るのか。日本に来る外国馬はいないことを踏まえると、リアルスティール(ミルコはサウンズオブアースの予定)か、ラストインパクトか(川田の予定だが、馬主がノーザンFの吉田勝己氏の一言で代わってしまうかも※勝巳氏はクラブのサンデー、キャロット、シルク、個人主の金子真人HDの顧問)。 エイシンヒカリは去年同様にスタートで後手を踏み、中途半端なレースを強いられた。ただ、本開催の東京でヒカリのスピードが生きるとは思えないが。ラブリーデイもヒカリと同様の見解。 ルージュバックは馬群を抜け出せず。一部意見ではリアルスティールのミルコに蓋されたと言われているが、終始折り合いに苦しんでおり、馬がレースを嫌っている様子だった。
来年から大阪杯が4月1週目の2000mのGIとなる。大阪杯を狙うべく、早めの休養をする馬が多くなりそうで、JCを除く、有馬、マイルCS、香港C、ドバイ、クイーンエリザベスを敬遠する陣営が多くなりそうだ。できれば、GIは春3戦と秋3戦の合計6戦くらいして競馬ファンを楽しませてほしい。特に出ようと思えば出走できたキタサンブラック、ゴールドアクター、マリアライト辺りは。
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