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弥生賞 |
[ ☆レース回顧 ] |
|| マラ男 17/03/09 (木)18:51
ラップ:12.4 - 11.4 - 12.8 - 13.2 - 13.4 - 12.7 - 12.3 - 11.9 - 11.4 - 11.7
前半から中盤はスロー。3.4コーナーからの末脚勝負となり、終始大外回った1人気カデナ(3F:34.6)が勝利。終始最内で先頭を切ったマイスタイル(35.1)が珍差2着。内馬群から差してきたダンビュライト(35.0)が3着。この3頭が皐月賞への優先出走権を得た。前日1人気のダイワキャグニーは先行2番手でレースをしたが失速9着。京成杯優勝馬コマノインパルスは決め手に泣く形(3F:35.0は自己最速)で6着。ホープフルS3着馬グローブシアターは伸び負けて8着。
カデナは11月下旬の京都2歳ステークス以来のレースで、今回が5走目。初の中山、調教と馬体が緩く、状態一息で圧倒的存在でなかったが、今回の勝利で皐月賞の有力候補に躍り出た。ただ、タイムは過去10年の比較では最低。去年のGIマイル、2000m戦(1分33秒台、1分58秒台後半)を見ていると、時計だけかかり、ラスト3ハロンの末脚比べに特化している日本競馬のレース実情を見ていると、これでいいのかも…と思う。しかし、周囲からは歯がゆい面もあり、今年の牡馬クラシックの水準は低いのではと言われているが、果たして。私個人としては今回の弥生賞で去年のマカヒキらのレースと比較して「ガツン」と来るようなイメージが湧いてこなかった。
※登録回避したブレスジャーニーは後日骨折が判明。
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