|
NHKマイルC |
[ ☆レース回顧 ] |
|| マラ男 17/05/09 (火)18:18
人気ではカラクレナイ(5.0)、アエロリット(5.8)、モンドキャンノ(6.3)、アウトライアーズ(7.7)、ミスエルテ(7.7)と続く。前走勝ちはジョーストリクトリ(17.1 9番人気)と混戦。 展望としては今年の3歳馬は牝馬優勢。ただ、人気ではカラクレナイとモンドキャンノに騎乗したミルコとルメールの両騎手による、嫌みな言い方すれば「困ったときの外国人」だったと思う。アエロリットは父クロフネの父系が当レースで好相性で、クイーンカップ好走2着が評価された。
ラップ:12.4 - 10.9 - 11.2 - 11.6 - 11.8 - 11.3 - 11.3 - 11.8(優勝馬は34.3)
外枠16番のアエロリットが好スタート。内枠からボンセルヴィーソ、モンドキャンノらが先行。 直線でボンセルとアエロが並び、大外からリエノテソーロが追い込む。残り200mでアエロリット(3F 34.3)が突き放して1馬身1/2差、リエノ(34.0)とボンセル(35.0)は2馬身1/2差。
道中の攻防を詳しく書くと、一番目に行くのが内馬場の痛み。パトロールビデオを見ると、先頭のボンセルヴィーソが内から5頭分、アエロリットは10頭分大外である。距離損考え、カーブの辺りでは全馬内に入れる。直線ではボンセル以外は外へ。スタートから内馬場を通った馬は敗退(内通ったカラクレナイは17着)。
一番驚いたのはアエロリット。スタートは各馬が馬頭が出ているところ、この馬だけ体半分でている。飛び上がったスタートで、一歩間違えると躓く。そして、スタート直後から先行して大外を通り続けている。カーブでは距離損するのか、内へ。直線では内ラチから5頭分を走り続けている。 スタートから大外を通り続けて、単騎状態で落ち着かせる騎乗は横山典騎手はゴールドシップ(2度目の宝塚制覇)で行っている。過去にスタートから大外単騎で馬群から離れて並走した馬と騎手はゴールデンホーンの凱旋門賞(デットーリ)や逃げたエリモジョージ(福永洋一)くらいしか見てない(※昔の重賞レースも結構見てます)。
横山典弘騎手は甥の菊沢隆徳調教師の馬で制覇したことを嬉しがったのか、滅多にやらない鞭をスタンドのお客さんにプレゼントするなど、勝利のガッツポーズもカンパニーの天皇賞以来派手だった。
|
|