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弥生賞 |
[ ☆レース回顧 ] |
|| マラ男 18/03/05 (月)21:06
人気ではダノンプレミアム(1.8)、ワグネリアン(3.6)、 オブセッション (4.7)、ジャンダルム(8.0)と続く。 朝日杯、去年からGIへ昇格したホープフルS、東スポ杯2歳Sとクラシック登竜門といえる主要重賞を通った有力馬の争いに、重賞未勝利のオブセッションという流れ。朝日杯はマイル重賞であり、クラシックに繋がらない風潮が強く、その朝日杯の覇者ダノンは朝日杯圧勝にしては1.8倍断然人気ではなかったように思う。
ラップ:12.5 - 11.0 - 12.5 - 12.8 - 12.7 - 12.4 - 12.8 - 11.7 - 11.0 - 11.6
先頭を切ったのはサンリヴァル。2番手ダノンプレミアムはそれを2馬身後方で見る形で、やや抑えかかっている。さらに後ろのジャンダルムが折り合い良く追走。ワグネリアンは内ラチ折り合いを欠いている。オブセッションは集中して走ってない。3.4コーナーでサンリヴァルにダノン、ジャンダルムの順番に追撃すると、ワグネリアンは内から外へ出す過程で後手を踏む。オブセッションは物見をして、外へ大きく膨らむ(調教再審査)。ダノンも外へ膨らむが、これはスピード溢れることと、内馬場が荒れているところを避けるための行動。 直線入ると残り100mダノンにサンリヴァルを捕まえる。後方から差すジャンダルムとワグネリアンはダノンに1馬身差詰める形で2.3着。サンリヴァルは僅かに4着。
個人の評価として、上位4着入線による、特別不利がない力の勝負。皐月賞・ダービーに向けては高評価を与えてもいいと思う。 ダノンプレミアムに関しては母方のデインヒルやハビタットのスピード面が強調されてている印象。アイネスフウジンのような、2400m近辺でスピードを発揮する馬だろう。ただ、アイネスは弥生賞で道悪にたたられで敗退しているように、皐月賞やダービーが道悪になるとスピードが限ってしまう危険もある。 ワグネリアンは折り合いを欠き、勝負所での反応の鈍さが目立った。祖母のブロードアピールも勝負所での反応が鈍く、末脚を発揮しても差し切るのはゴール寸前。2歳夏中京デビュー戦での上がり3ハロン32.6秒は忘れたほうがいいのかもしれない。
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