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[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2018/ 6/24 宝塚記念 阪神 芝2200 G1 3上国  15000

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


ミッキーロケット

2013 鹿毛58 2. 11. 6 62 ----====---373 802 抹消
[外] ワーザー Werther

2011 鹿毛 58 2. 11. 6 62 --====-----60 289 抹消
ノーブルマーズ

2013 栗毛58 2. 12. 1 60 ----====---161 833 抹消

ヴィブロス

2013 青毛56 2. 12. 1 60 ---===-----166 395 抹消

ダンビュライト

2014 黒鹿58 2. 12. 3 59 ----===----287 922 抹消

サトノダイヤモンド

2013 鹿毛58 2. 12. 4 59 ----======-800 731 抹消
ステファノス

2011 鹿毛58 2. 12. 4 59 --====-----322 817 抹消

キセキ

2014 黒鹿58 2. 12. 5 59 ----====---636 1440 抹消

パフォーマプロミス

2012 栗毛58 2. 12. 6 58 ----=======216 348 抹消
10 スマートレイアー

2010 芦毛56 2. 12. 6 58 --====-----445 556 抹消
11 (外) ストロングタイタン

2013 鹿毛58 2. 12. 8 58 --===------100 187 抹消
12
サトノクラウン

2012 黒鹿58 2. 12. 8 58 ----===----468 947 抹消
13 アルバート

2011 栗毛58 2. 13. 4 55 ------=====334 258 抹消
14
ゼーヴィント

2013 鹿毛58 2. 14. 6 51 ---=====---147 275 抹消
15
タツゴウゲキ

2012 鹿毛58 2. 14. 6 51 ---===-----82 167 抹消
16 サイモンラムセス

2010 鹿毛58 2. 15. 8 47 -======----18 189 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
宝塚記念 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 18/06/24 (日)22:06  
大阪地方で震度6の地震が発生し、幼い子供がなくなった。地震で人がなくなる大きい出来事だが、競馬を不自由なくむかえる人はどうだろう。今年の天皇賞春馬レインボーラインは表彰式を迎えることなく引退。メンバーもファン投票1位出走のサトノダイヤモンド(3.9)が1番人気となったが、対抗格の2番人気のキセキ(5.7)倍ともに惨敗続き。ヴィブロス(6.5)、パフォーマプロミス(8.5)、10番人気の香港馬年度代表馬ワーザー(14.9、当日マイナス27キロの馬体重で急激にオッズ下げた)まで倍率が低くなる現象なった。これは出走馬全頭が「不安材料しかない」もので、「勝つことで希望や活路を見出し、答えを引き出す」という見方が多数だった。
土曜日は土砂降りの雨だったが、当日は28度以上の真夏日。馬場は緩い程度まで回復した。

ラップ:12.2 - 10.8 - 11.4 - 12.7 - 12.3 - 12.0 - 11.8 - 12.1 - 12.2 - 11.7 - 12.4

スタート切られるとサイモンラムセスが行きっぷりが悪く、タツゴウゲキが馬なりで2番手まで進出。サトノダイヤモンドキセキは後方から3.4番手で待機。1.2コーナーでサイモンが先頭で、タツゴウゲキストロングタイタンスマートレイアーゼーヴィントミッキースワローダンビュライトサトノクラウンノーブルマーズ…掛かったサトノダイヤモンドヴィブロスが真横に構え、ステファノスパフォーマプロミスワーザーキセキ、付いていけないアルバート最後方。馬群は縦長寄り、1000m通過59.4秒と前半速い展開。緩むことなく、3.4コーナー800mからサトノダイヤモンドがスパート開始。だが、各馬これに同調するような姿勢はない。ここでタツゴウゲキサイモンラムセスの順番で後退し、内からミッキーが進出して内ラチに張り付く形で先頭へ。ミッキーとダイヤモンドが抜け出しかかるところに、大外からワーザーが鋭く伸びて来る。残り100mでダイヤモンドは失速し、代わりにノーブルマーズヴィブロスが伸びるが、もう1.2着はミッキーとワーザーどちらかに。そして、ゴール盤を真っ先に駆け抜けたのはミッキーロケット。3馬身差3着にノーブルマーズ。人気だけ見れば中波乱となったが、配当は「普通の10万馬券(3連単:492,560円)」だった。

最初に6着敗退したサトノダイヤモンド。後方で待機し、折り合い欠いて中団に進出し、速いペースで残り800mから無理矢理捲くって直線失速。この辺りの800〜400mラップ(11.8 - 12.1 - 12.2)は淀みない上、それを見通した各騎手らが「ダイヤモンドを潰すため少しづつピッチを上げよう」と意思決定した瞬間に「ルメールの何時もの捲くり」は失敗。いったん抜いたダンビュライトにも追い返された。本来やるべきレースはワーザーボウマンのように、直線まで息を殺すことである。
反面、ミッキーロケットは先行して5番手内に待機、3.4コーナーで失速する逃げ馬を上手く交わし、内から差す。完璧なレース振り。
3着になったノーブルマーズは先手取らず、慌てず騒がずの中団追走から内をすり抜ける。宝塚はよく内馬場の先行馬が穴に来るが。ノーブルマーズは全レース高倉稜騎乗し、GIという舞台で宮本博調教師とのゴールデンコンビをまざまざと見せつけた。
2着のワーザー、日本の代表的な中長距離(天皇賞春秋、宝塚、JC、有馬、大阪杯はあえて入れない)で外国馬が馬券になったのは2013年のレッドカドー(天皇賞春3着)以来だ。この時は国内最強の一角フェノーメノに完敗だったので、評価に値するものでないし、今回宝塚は有力馬が相次いで回避(シュヴァルグランスワーヴリチャード等)し、低調なメンバーで行われたので、周囲は評価しないものと考えてる。私個人としては今年の日本馬は低調そのものの結果と思う。ここでワーザーを道標として香港で好走する外国馬が挙ってJCに来るかもしれず、今年下手すると勝たれる可能性も…それはそれで嬉しいことでもあるが(おいおい)。
なお、大幅マイナス体重の一件だが、香港馬には頻繁にあることなので気にしないほうがいいと思う。10年前の安田記念のサイレントウィットネスブリッシュラックのように好走あり、惨敗もあり。

そして、ミッキーロケットはこの宝塚記念勝利で現役最強馬10番手以内(相撲番付では西小結、西大関がシュヴァルとスワーヴ両頭)に。和田竜二騎手はテイエムオペラオーから17年振りのJRAGI勝利となった。テイエムオペラオーは今年5月20日に亡くなり、阪神競馬場では記帳台が設けられた。今年の宝塚記念を制覇するに「相応しい男」が勝ったことは喜ばしいことだろう。この1カ月で内心「夢が現実なるのか」が、現実になったことで目頭が熱くなってしまった。

[0.12]



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