|| 倫敦納豆 19/02/19 (火)03:53
今年のフェブラリーSは、若きダート王ルヴァンスレーヴが参戦できなかった。代わりの大きな話題は2つ。1つはこのレースの前に、未勝利戦から6連勝でやってきたインティ。未勝利戦からの着差は、7馬身、4馬身、4馬身、10馬身、5馬身、前走東海Sはさすがに差が小さくなったもののそれでも2馬身差である。もう1つは女性騎手藤田菜七子のGI初騎乗で、根岸Sを勝ったコパノキッキングでの参戦である。 人気はインティ(2.6倍)、ゴールドドリーム(3.0倍)、オメガパフューム(6.2倍)、コパノキッキング(9.4倍)とここまでが10倍以内、以下サンライズソア、サンライズノヴァ、ノンコノユメが20倍以下である。
12.4-11.5-11.9―12.2-12.2-11.6-11.4-12.4
ゲート入りして、スタート直前にノンコノユメがゲート内で立ち上がろうとする。スタートでも1頭大きく出遅れた。スタートから好ダッシュをしたのはサンライズソアだったが、ダートコースに入るあたりでインティが先頭を奪う。サクセスエナジー、モーニン、ワンダーリーデルらが続く。さらにオメガパフューム、ユラノト、ゴールドドリームと来て、外から出遅れたノンコノユメが前へ行こうとする。コパノキッキングは最後方待機である。 そのまま直線に入り、先頭インティは徐々に後続を突き放す。サンライズソア以下が抵抗できずに離されていくところで、ゴールドドリームが馬群から抜け出て先頭を追う。徐々にしか迫れなかったが、残り100mで大きく接近し始める。だがインティがクビ差残して勝ち切った。
連勝中のインティの勢いは止まらなかった。さすがにGIではクビ差にまで迫られたが、3着はさらに4馬身離している。5歳とはいえまだ8戦を終えた状況で、消耗は少ないだろう。
ところでインティの父のケイムホームは、現在鹿児島で種牡馬を続けている。インティの活躍によって、どのくらい種付数は増えるのだろうか?
|