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[使い方]

[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2019/ 4/14 皐月賞 中山 芝2000 G1 3歳国  11000

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


サートゥルナーリア

2016 黒鹿57 1. 58. 1 66 ----====---490 605 抹消

ヴェロックス

2016 鹿毛57 1. 58. 1 66 ---=======-213 434 抹消

ダノンキングリー

2016 黒鹿57 1. 58. 1 66 --=====----482 612 抹消

アドマイヤマーズ

2016 栗毛57 1. 58. 5 63 --===------309 279 抹消

クラージュゲリエ

2016 鹿毛57 1. 58. 7 62 ---====----86 321 抹消

タガノディアマンテ

2016 栗毛57 1. 58. 9 60 ---========108 310 抹消

ラストドラフト

2016 黒鹿57 1. 59. 0 60 ----====---138 495

アドマイヤジャスタ

2016 鹿毛57 1. 59. 0 60 ---==------77 324 抹消

ダディーズマインド

2016 鹿毛57 1. 59. 2 59 ---==------6 80 抹消
10 (地) ナイママ

2016 鹿毛 57 1. 59. 3 58 ---===-----53 371
11
ブレイキングドーン

2016 黒鹿57 1. 59. 3 58 ---===-----72 231 抹消
12
シュヴァルツリーゼ

2016 青鹿57 1. 59. 7 55 ---====----22 94 抹消
13
ファンタジスト

2016 黒鹿57 1. 59. 7 55 ====-------126 70
14
サトノルークス

2016 鹿毛57 1. 59. 7 55 ---=======-90 141 抹消
15
メイショウテンゲン

2016 芦毛57 1. 59. 7 55 ---========115 206 抹消
16
クリノガウディー

2016 栗毛57 2. 00. 0 54 ===--------163 133
17
ニシノデイジー

2016 鹿毛57 2. 00. 1 53 ---========115 353
18
ランスオブプラーナ

2016 黒鹿57 2. 00. 8 49 -========--48 109 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
皐月賞 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 19/04/14 (日)18:18  
人気はサートゥルナーリア(1.7)、アドマイヤマーズ(5.7)、ダノンキングリー(5.8)、 ヴェロックス(9.0)で、 ファンタジスト(25.9)と開きがあり4強。1番人気以外は前走内容が評価されて。その1番人気が2週前がエアウィンザー、1週前がシャケトラと古馬との併せ馬を行い問題としなかった調教が評価されて※2。ホープフルステークス以来の休み明けについては誰でも不安あるのは「仕方ない」で簡単に片づけられた様相。

タイム:1:58.1
ラップ:12.3 - 10.5 - 12.0 - 11.8 - 12.5 - 12.1 - 12.2 - 11.7 - 11.6 - 11.4

先手ランスオブプラーナで、外から絡んでくるダディーズマインドを見ながら。クリノガウディーが続き、ダノンキングリーが内4番手。ヴェロックス5番手、アドマイヤマーズサートゥルナーリアクラージュゲリエラストドラフトニシノデイジーファンタジストサトノルークスシュヴァルツリーゼナイママアドマイヤジャスタシュヴァルツリーゼタガノディアマンテメイショウテンゲン最後方。1000m通過59.1秒。ここから淀みなくペースアップしていく。直線入るとヴェロックスが先頭へ。更に外からサートゥルナーリア、最内ダノンキングリーが迫る。3頭の熾烈な叩き合いで諸共苦しくなるが、最後はサートゥルが先着。タイム差なし。
この後審議に入ったが、サートゥルのルメールの助成行動が問われ、長い時間使ったが着順変わらず(ルメール騎手は過怠金五万円)。

単純に上位3頭によるスピード勝負と決めて勝負。4.5着のアドマイヤマーズクラージュゲリエと共に基礎スピードによる押せ押せペース。中団以下の馬は苦しくなった。特にメイショウテンゲンはスピード不足を露呈してしまった。
上位3頭はそのままダービーでも高評価を与えてもいいと思う。

サートゥルナーリアは初めて年明けで皐月賞に挑んで勝利した馬となる※1。ただ、休み明けで右鞭で大きく寄れたことが審議にもなったが。一個人として「一瞬の脚を使う図太い馬」という印象。上がり3ハロンは最速(34.1)、ヴェロックス(34.4)、ダノンキングリー(34.5)だが、もしかすると天敵は末脚自慢の馬なのかもしれない。ロードカナロア産駒は一瞬の切れで末脚勝負だと2ハロン限界。アーモンドアイステルヴィオも最後の一ハロン苦しいところもみせている。シーザリオ産駒エピファネイアリオンディーズも同じ傾向だった。

※1.その辺りの関連は先週の桜花賞回顧で
※2.前日のアーリントカップで藤沢厩舎ルメール騎手コンビの馬フォッサマグナ が1番人気16着敗退しており、前走の相手関係に疑問が残っていた(その時点では共同通信杯においてダノンキングリーアドマイヤマーズに4馬身差つけられていた。クラージュゲリエとは珍差、調子がパドック越しでも相当悪かったようだが)。流行りものに乗るファンが調教の一情報まで知っていた知らないのかは分からない。
皐月賞 [ ☆レース回顧 ]
|| 倫敦納豆 19/04/14 (日)23:40  
 マラ男さんと重ならない部分が多いので私も少し回顧を。

 スタートではメイショウテンゲンが少し出足がつかず後方に。その他の馬は自分の意志で前か後か選べた模様。先頭を狙ったのはランスオブプラーナダディーズマインド、少し遅れて外からやってきたクリノガウディー。結局この順の隊列となり、内の4番手にダノンキングリー。続いてアドマイヤマーズヴェロックスファンタジスト、クラージゲリエ、その後ろにサートゥルナーリアがいた。前半1000mは59:1で皐月賞にしては速く、前後半が同じくらいのタイムになることが予想された(事実そうなった)。馬群は前が固まり、後ろは多少の隙間があるものの全体としての前後差は小さめである。
 後ろからタガノディアマンテが前へ行く姿勢を見せた程度で大きな動きもなく4角に入る。ここで先頭だったランスオブプラーナが限界になり、先頭を譲る。先頭はダディーズマインドクリノガウディーだが、その外でヴェロックスが待ち構えていた。
 直線に入って先頭はヴェロックス。だがその外にサートゥルナーリアがもう近づいている。ダノンキングリーも逃げ潰れたランスオブプラーナを交わし、ダディーズマインドの内から抜けて追撃態勢に入った。残り200mでサートゥルナーリアは一気に追いついたが、ここからヴェロックスが粘る。アドマイヤマーズもやってきたが抜ける勢いはない。内でひた走るダノンキングリーがいったん先頭を奪ったように見えたが、サートゥルナーリアヴェロックスがもつれるように伸び合い、3頭ほぼ並んでのゴールとなった。

 まず1位入線は外のサートゥルナーリア、2着争いは内のダノンキングリーと中のヴェロックスがほぼ並んでいるが、サートゥルナーリアの影に隠れたためよくわからない。ここでヴェロックスへの妨害を理由とする審議であることの放送があった。つまり、加害馬はサートゥルナーリアである。そしてこの時点では、2位入線がどちらなのかの判定もできていない。
 降着となった場合、ヴェロックスの入線順次第でサートゥルナーリアは2着にも3着にもなり得る。ヴェロックスが2位入線だった場合、降着認定後の着順はヴェロックスサートゥルナーリアダノンキングリーの順になるが、ヴェロックスダノンキングリーの間が僅少差だったのにその間にサートゥルナーリアが入り込む形になるのはネタとしては面白いな、と個人的には思っていた。
 やがて掲示板の2着の場所に7番(ヴェロックス)、3着の場所に4番(ダノンキングリー)が入った。そしてサートゥルナーリアの着順変更もないことが報告され、順位が確定した。

 サートゥルナーリアは圧倒的な人気に応える形になった。実力の高さは証明したが、現時点で怪物レベルではなかったと感じた。また、種牡馬ロードカナロアという視点で考えて、1年上のアーモンドアイに続いて「母馬が中長距離のGI馬なら、産駒も2000mは大丈夫」であることを証明した。無責任な立場での発言だが、菊花賞には出てきてほしいものだ。
 審議の件についてだが、そこまで大きな妨害ではないと感じた。ただしその妨害がなければ着順が逆だった可能性は十分にあった…というか、高かっただろう。だが確実に逆だったとまでは言えない。現行ルールでは、「妨害がなければ確実に順位が逆だったときのみ降着にする」ことになっているので、ルール通りの裁定である。また、それほど大きな妨害ではなかったにもかかわらず審議をしたのは、現行ルールでは「現実の着差が小さいほど、逆転の可能性があったことになるため降着の可能性が増す」からだろう。個人的にはこの降着ルールは支持していない(※)が、担当者はルールに忠実に動いているのだとは思う。

 ヴェロックスの粘りには驚いた。いったん先頭に出た馬が外から前に出られて、あそこまで粘れるのはめったにない。上り坂に強いとも考えられるので、坂を上ってからが長い東京で過信するのは禁物か?
 ダノンキングリーの内にこだわった、内を抜けていく騎乗は個人的には見ていて好きで、好騎乗に思えてしまう。ただディープインパクト産駒ということを考えると、こういう窮屈でこす辛い騎乗が向いていなかった可能性はある。


 (※)一定以上の妨害があった場合は、現実の着差と無関係に降着または失格であるべきと考えています。ルール変更当時、「妨害の責任を馬券購入者にまで負わせるべきでない」という論調がありましたが、「競技である以上妨害は禁物。妨害をする馬(騎手)の馬券を買う方が悪い、で納得すべき」と考えています。

[0.16]



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