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ジャパンC |
[ ☆レース回顧 ] |
|| マラ男 19/11/24 (日)18:11
続き
さて、今年のジャパンカップは※2「騎手世界選手権」※3「ノーザンファームカップ(15頭中11頭)」とまで言われ、レースの楽しみを損なわれないよう配慮する発言も目立ったが、本心であるかどうかは不透明である。 ※1 日本競馬に外国馬を招く必要あるか。 ジャャパンカップを含む日本のGIの立ち位置は変わらないだろうが、5年も外国馬が日本に来ないとなれば根本的な改革が必要と思う。 ※2 騎手との交流 これについては不本意ながら「人が主役であってはならない」という「競馬」そのものへの成り立ちに疑問を呈せざる負えない。フジTVおいて岡部騎手は福浦アナとの会話において「ジャパンカップが騎手の世界一」を肯定し、「馬を否定」する発言とも捉えかねない(私は捉えている)。ただし、騎手との腕比べについては別途にレース比べあるわけだが、ジャパンカップの日にも取り上げて欲しい(特に世界中の若手を招いての争い)。 ※3 ノーザンファーム 大レースではノーザンファーム一強。海外で強い「日本馬」もノーザンファーム生産・育成で、今年の国際レースでノーザンファーム以外はウインブライトだけである。そのウインブライトも日本においては最強馬ではないのである。日本馬が強すぎることはマーフィー騎手がレース後インタビューなど、騎手らが口々に喋っている。他の牧場・育成馬もGIで勝利しているのだが、その数は少ない。
私は一番問題視したいのが「ファンの意識」。日本馬が世界のレースに行き、世界の強豪と戦い、映像と馬券を楽しむことまで発展すると「日本競馬に外国馬招く必要なし」の意見が大勢を占めるだろう。そうなると別の問題が発生する。 まずはジャパンカップと有馬記念の長距離GIの立ち位置で、かつてのテイエムオペラオーに挑んだJC勝利ジャングルポケットと有馬マンハッタンカフェの両頭が代表例(JCのほうがレベル・印象高いからジャングルポケットが年度代表馬へ)として、どちらを選ぶのか議論されることだ。出走する馬も差分化されることは避けたい。統一する意見もでそうだが。 次に天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念の秋のGI中長距離3レースが「日本最強馬決定戦」の立ち位置が三分化されることだ。今年はドバイと天皇賞秋を勝利したアーモンドアイは年度代表馬になる可能性がある(香港のレース勝てば確定的)。かつてはエアグルーヴとウオッカの両牝馬もそれで選ばれた経緯もある。
有力馬差分化への自分の意見としてジャパンカップと有馬記念と統合し、中山→京都→東京→阪神→中山の持ち回りで中長距離GI最強決定戦を各競馬を年々場所を変えてファン投票そのまま、盛り上げてほしい。その場合に3歳菊花賞と牝馬のエリザベス女王杯の時期を早めるだけで済むし(ヴィクトリアを秋にエリ女を春に入れ替えすれば良い)、11月最終週に東京と京都、12月最初週に中山と阪神に有馬記念をやるだけで済む。場合によっては中京でも新潟でもできるので、大相撲の全国興行如く、日本競馬更なる発展を模索してほしい。
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