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[レース]
日付 レース名 開催 距離 斤量 資格 馬場 1着賞金
(万円)
2019/12/22 有馬記念 中山 芝2500 G1 3上国  30000

着順
馬名 英字名 性別 馬齢 生年 毛色 産国 斤量 タイム 偏差値
1200〜 距離 〜3200
実績
実績
Point
距離
Point


リスグラシュー

2014 黒鹿55 2. 30. 5 70 --======---858 567 抹消

サートゥルナーリア

2016 黒鹿55 2. 31. 3 66 ----====---490 550 抹消

ワールドプレミア

2016 黒鹿55 2. 31. 4 66 ------=====422 840 抹消

フィエールマン

2015 鹿毛57 2. 31. 6 65 ----=======658 692 抹消

キセキ

2014 黒鹿57 2. 31. 6 65 ----====---636 1200 抹消
シュヴァルグラン

2012 栗毛57 2. 31. 9 64 ------=====942 1957 抹消

レイデオロ

2014 鹿毛57 2. 32. 1 63 ----====---829 1031 抹消

ヴェロックス

2016 鹿毛55 2. 32. 3 61 ---=======-213 309 抹消

アーモンドアイ

2015 鹿毛55 2. 32. 3 61 --=====----1438 581 抹消
10
エタリオウ

2015 青鹿57 2. 32. 4 62 ------=====179 509 抹消
11
アルアイン

2014 鹿毛57 2. 33. 6 56 --=====----462 236 抹消
12
スワーヴリチャード

2014 栗毛57 2. 33. 6 56 ----====---865 967 抹消
13
スティッフェリオ

2014 鹿毛57 2. 34. 0 54 ---========245 191 抹消
14
アエロリット

2014 芦毛55 2. 35. 0 48 --===------440 42 抹消
15
スカーレットカラー

2015 鹿毛55 2. 35. 3 47 --===------146 56 抹消
16 クロコスミア

2013 黒鹿55 2. 35. 3 47 --====-----271 144 抹消

 [ 出走馬一覧・詳細 ]

レース回顧
 [ レースBoard ]
有馬記念 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 19/12/22 (日)18:22  
令和元年の有馬記念。
人気はアーモンドアイ(1.5)、リスグラシュー(6.7)、サートゥルナーリア(7.8)、ワールドプレミア(13.4)、スワーヴリチャード(17.5)、フィエールマン(18.4)、キセキ(27.1)、ヴェロックス(33.7)、レイデオロ(35.8)、エタリオウ(85.0)と続く。
馬場は気温低い影響か、ぬるい馬場。

タイム:2:30.5
3ハロン:37.6
ラップ:6.9 - 11.1 - 11.4 - 11.4 - 11.5 - 12.2 - 12.3 - 12.1 - 11.7 - 12.3 - 13.4 - 12.2 - 12.0

なお、レースの上がり3ハロン37秒以上掛かったが、残り3ハロンラップ(13.4 - 12.2 - 12.0)の'13.4'はアエロリット失速のタイムなので、実質的に'36.4'ぐらい。

スタート切られると15番アエロリットが先手を奪い、1000m通過58.5秒とハイペースで逃げる。スタンド前ではスティッフェリオクロコスミアアルアインエタリオウスカーレットカラースワーヴリチャードアーモンドアイヴェロックスリスグラシューフィエールマンサートゥルナーリアキセキシュヴァルグランレイデオロワールドプレミア最後方。1.2コーナー曲がるとアエロリットのリード7馬身か、2番手単独でスティッフェリオ集団縦長。ペースが緩むことがない。3.4コーナーでも隊列に変化ない。ここでクロコスミアが後退し、先手のアエロリットも失速、集団先頭2番手スティッフェリオが直線前でアエロリットを捕まる。200m切って各馬横一線からスパートして抜け出したのは外のリスグラシュー、並走したサートゥルナーリアを突き放して5馬身差圧勝。3着最後方のワールドプレミアアーモンドアイは200mで失速9着に終わった。

アーモンドアイは集団の中心であり、これをマークした各馬。そこから前集団は総潰れ、後方差しが上位独占。スタミナと長くいい脚が使える馬が有利に。ハイペースで逃げた集団が早々に失速すると思われたが、簡単に失速せず。アーモンドアイの末脚・武器は「マイル寄りのスピードと一瞬の差し脚」で、残り600mから先手の馬を捉え尚且つひと伸びする末脚はない。オルフェーヴルゴールドシップのような末脚が必要。リスグラシューは先に述べた両頭とはタイプは違うが、宝塚記念勝ちに共通点あって宝塚は天皇賞春や有馬記念と相性がいい。そういう「スタミナ勝負(消耗戦)」ではリスグラシューが一歩抜け出ていた。

アーモンドアイがオグリキャップタイプなら、リスグラシュースーパークリークやイナリワンタイプである。

今回の有馬記念は平成元年イナリワンと同じスタミナ勝負となった。
去年の回顧のレース展開でも消耗戦でイナリワンを取り上げたが、それ以上の消耗戦となった。なお、去年2着で今年8着レイデオロは去年と変わらぬタイム(去2:32.2→今2:32.1)で走っている。

2分30秒切った有馬記念勝ち馬の時計(レースの上がり3ハロン)
2:29.5 ゼンノロブロイ(35.6)
2:30.5 リスグラシュー(37.6)、シンボリクリスエス(35.6)
2:30.6 ダイユウサク(36.1)
2:30.9 トウカイテイオー(35.3)

馬場でいえば今回のリスグラシューシンボリクリスエス(前日積雪でぬるい馬場・ハイペース前潰れ・GI4勝達成・引退戦)全く同じ、シンボリクリスエス級と考えてもらってもいい。なお、シンボリクリスエスを基準にするならサクラローレルグラスワンダーテイエムオペラオーブエナビスタゴールドシップキタサンブラックらに肩を並べるぐらい。

続く。
有馬記念 [ ☆レース回顧 ]
|| マラ男 19/12/22 (日)18:25  
豪華メンバー揃い、GI馬11頭と令和最初の最強馬・年度代表馬・最優秀馬を決めるに相応しいメンバーだったが、リスグラシューの圧勝で決めた言ってもいい。全盛期のリスグラシューを負かしたのは香港GI2勝のウインブライト(春のクイーンエリザベスにて)。最優秀では牝4以上はリスグラシュー、牡4以上はウインブライト(同じ牡のインディチャンプは最優秀短距離)で決まりだろう。なお、今年のジャパンカップ(JC)制覇したスワーヴリチャードアーモンドアイなど有力馬が挙って回避し、外国馬も参戦ないことで価値ある勝利とはいえない(それでもスワーヴが選ばれたら、今年相次いで日本馬が制覇した数多くの海外GIの価値がなくなる可能性が)。現牡古馬の低レベルについてはレース予想で触れたが、結果は宝塚有馬にて二度も牡古馬負かした牝5歳リスグラシューと3歳GI馬2.3着で証明されてしまった。

今回引退馬が多く、リスグラシューシュヴァルグランレイデオロアルアインアエロリットクロコスミアが表明している。また、リスグラシューに誰が乗るのか話題なったが、同じ馬でGI2勝なら外国人短期免許期間関係なくGI2勝馬出走の日のみ乗れる規則を(ミルコとネオユニヴァースルールを外国GIまで広げた格好)でダミアン・レーンが騎乗。なお、短期免許の条件の一つであるJRA指定したGI2勝以上をレーン所属のオーストラリアで達成しているので、来期の春GIにも顔を出してくれると思われる。なお、リスグラシュー勝利により2年間に渡りノーザンファーム生産馬は古馬中長距離GI完全制覇達成。

次にアーモンドアイの背景。
元々香港カップ出走する予定で、JCや有馬は出走する気はなかった。しかし、出国直前で熱発により急遽出走。ファン投票一位という立場から、歓迎する声と強さを褒めたたえる声しか聞こえず、慢性的な熱発あることをどこか忘れて、豪華メンバー含め熱狂的な声によりかき消されてしまい、馬への調子・配慮を欠いていたと言わざる負えない。レース自体はスタンド前で折り合いを欠いていた。それなくとも今回のレース展開では負けていただろう。今回9着と自己ワーストの着順となったが、熱狂的になりすぎて配慮が足りない人には悪い意味で「薬と注射」になった。私自身アーモンドアイ出走には「反対」の立場を取っていた。

[0.13]



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