|
|
[1]. 兵庫ゴールドトロフィー (地元馬展望)
|
||
あじゃ
05/12/26(月)23:10
[ 返信 ]
豪華JRA&他地区勢を迎え撃たなければならない地元兵庫だが、こちらはこちらで豪華絢爛。
真っ先に挙げたい馬が何頭もおり、非常に困る。
しかし、このレースに対する執着度の高さを考えると、この兵庫史上最速馬・シンドバッドをいの一番にあげることが礼儀だろう。
まず、テンの速さでこの馬に敵うものは兵庫県ではまず皆無。
私があーだこーだ言うまでもなく、園田フレンドリーCのリプレイを見ていただければそれは一目瞭然だ。
輸送に弱いタイプらしいので、今年二度の他地区遠征の結果は出ていないが、走り慣れた地元なら好勝負しても不思議ではない。
ただ、願わくばあと一ハロン短ければ…ということ。
確勝で挑んだ1400m・兵庫オーナーズカップでトーセンノースランに完敗した姿は、いかにも距離の壁を露呈したものだった。
(次走、1230mに戻った白鶴まるカップの58kg大楽勝が、逆にそれを際立たせる…)
超豪華対戦メンバーが隠れ蓑になれば…と、楽逃げで意地を見せつけたいところだ。
続いて、この馬の参戦も大変うれしいものがある。
2歳馬ながら、昨年の年代表馬に輝いたレッドペガサスだ。
同舞台の交流GIII・兵庫ジュニアグランプリで獅子奮迅の2着健闘すると、
次走ジュニアカップでは、同世代に決別を告げる6馬身差の圧勝。
満を持して中央への殴り込みを掛けたが、発馬直後の芝に手こずったバイオレットS
(それでもドンクールやコパノフウジン相手に小差5着)の一戦のみで長期休養に入ってしまった。
そして、この馬がいない間の園田は、叩き潰したはずのグレートステージが牛耳ることに。
タラレバは禁句だとしても「レッドペガサスが出ていたら…」という期待を抱かずにはいられなかった。
(グレートステージも相当成長しているので、ぜひこの直接対決も見たいものだ。できれば岩田移籍前に…)
久々のS1では最後ふらつきながらもビッグウルフらを一蹴し、何の衰えもないことをアピール。
復帰2戦目の相手がこのメンバーというのはいかにも酷だが、この馬の素質を考えると、それでも希望の方が大きい。
園田・姫路で14戦無敗のミラクルアランが3番手の紹介になるあたりが、兵庫勢の層の厚さを示していると言ってよいだろう。
デビューの地は兵庫。中央では全く力が及ばずに出戻ってきたのだが、仕切り直しとなった緒戦でぶっちぎりの楽勝。
その後も連勝に連勝を重ねて、積み上げた勝ち星は通算「14」にまで上った。
地方競馬で連勝が話題になるときは、似たような相手と戦い続けて…というものが多いが、この馬は違う。
常に上を目指し続け、そしてその都度ワンサイドゲームというおまけ付きの「満点回答」を提出し続けてきた。
さすがにこの舞台は考え得る最高のレベル。連勝ストップの危機であることは否めないが、それを厭わないチャレンジ精神は値千金だ。
あの「抜群の手応えの3コーナー」はここでも見られるか。
◇05/12/26(月)23:12 編集
|
|
|
|