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[1]. ☆レース回顧
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富士山
06/10/15(日)22:48
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ラップ:12.0-10.6-11.9-12.0-11.9-12.2-12.0-12.0-11.6-12.0
外からトシザサンサンとコイウタの8枠勢が果敢に先行し、逃げたかったシェルズレイは3番手での競馬を余儀なくされる。しかもご覧のように全く息の入らない整然とした流れが最初から最後まで続く形に。
こうなるとオークスに引き続いて「2Fの勝負」ではなく「3Fの勝負」になったわけで、結局オークス1〜7着馬のうち自分の競馬ができなかったニシノフジムスメを除いた6頭の順番が少し入れ替わっただけ。春の勢力図は全く変わらなかったと言っていいだろう。
しかしカワカミプリンセスは強い。スタートが良すぎて序盤掛かりそうになったり、4角でサンドリオンと接触するなど必ずしもスムーズな競馬ができたとは言えなかったのに、完璧に勝ちパターンに持ち込んだアサヒライジングを最後は外から力でねじ伏せてしまった。着差は半馬身でも歴然とした力の違いが見て取れる内容。これで無傷の5連勝、順調ならエリザベス女王杯でグランプリホースと激突する。今から楽しみだ。
アサヒライジングは帰国初戦だがうるさいぐらいの気合で、馬体重もジャパンオークスからプラス16キロと成長は明らか。前が大きく飛ばしたおかげでほとんど単騎逃げの形になり、上がりも34.7で止まっていない。これ以上ない形になったが、これで捕まってはもうしょうがない。
フサイチパンドラはオークスと同じく福永が巧く乗ったが、どうしてもあと一歩が届かない。ワンペース押し切り型だけに流れは合っていたが・・・。それでもだいぶ常識にかかるようにはなってきた。
アドマイヤキッスとキストゥヘヴンは長い脚が使えるタイプではない。オークスもそうだったが、こういった質のレースになるとどうしてもカワカミプリンセスと比較して見劣るのは否めない。
◇06/10/16(月)23:02 編集 |
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