デビュー戦、ドネリーズハロウＳを８馬身差で圧勝。その後４連勝して迎えた英セントレジャーではまさかの２着。しかし凱旋門賞では見事人気に応え優勝。半年間隔があいたロイヤルホイップＳ、さらに４ヶ月あいたプランスドランジュ賞と連勝し、迎えた凱旋門賞では見事人気に応え連覇を達成した。

その他の勝ち鞍は、ガリニュールS、グレイトヴォルティジュールS。通算10戦9勝2着1回。
引退後は米で種牡馬となり100頭のステークスウィナーを出している。代表産駒は、愛2歳／3歳牡・セン馬チャンピオンLaw Society、米芝牝馬チャンピオンMiss Alleged、英セントレジャーを勝ったShantou、ミラノ大賞などを勝ったStrategic Choice、愛チャンピオンSを勝ったMuhtarram、英チャンピオンSなどを勝ったLegal Case、愛ダービーなどを勝ったSir Harry Lewis、英牝馬2冠のMidway Lady、ジョッケクルブ賞を勝ったHours After他多数。母の父としてもSuave Dancer、Sulamani、Dr. Devious、Dream Wellなどを出して成功している。

母父として大成功、数多くの大レースの勝ち馬の中にこの馬の血が良く見かける。基本的に底力と瞬発力、幅広い距離適正を与えるのは近代リボー系全体の特徴である。

祖父リボーとともに凱旋門賞連覇。

ザミンストレルとアレッジドは同じＶ・オブライエン厩舎で、騎手もＲ・ピゴット。ピゴットはアレッジドの方が上と語っていた。
国際クラフィケーションもザミンストレルの上をいく１４０。凱旋門賞の圧勝劇もそれを裏付ける内容。