|| AGUHURA 01/11/24 16:46
とにかくクロフネの強さだけが目立つ独壇場でした。ファンでなくとも戦慄の走りでした。
クロフネ:後方から。向こう正面で上がっていき、武蔵野Sと同じくマクって先頭へ。直線で武豊騎手の手が動くがそれでもさらに追ってくる後続を突き放す。結果2,05,9という去年を上回る驚異的レコードで7馬身差圧勝。ダートなら世界最強との声があがってもおかしくないほどの強さだった。これまでの芝のレースは能力で走れただけで、やはり本来はダートでこその馬かもしれない。芝ではアグネスタキオンやジャングルポケットなどに負けはしたが、最強クラスの1頭。ダートでこそ世界最強クラスの1頭ではないだろうか。とにかく芝砂兼用という強みがあるのも同馬の強さ。来年以降の期待は大きいだけに故障だけはしないでほしい。
ウイングアロー:前年覇者だけに直線よく伸びての2着は実力を示した形だが、勝ち馬がそれ以上に強すぎた。結果論だが、去年より明らかに控えすぎだった気がする。府中の直線がたしかに長いが、クロフネに勝とうと思うなら、捕まえにいくくらいでないと勝てない。去年が楽に前で追走しての圧勝だけに、今回は大事に乗りすぎた感があった。
ミラクルオペラ:内々で我慢して直線外に出してよく伸びてきた。交流重賞2連勝の成長度が伊達ではないこと示したが、この馬すらも勝ち馬の圧倒的パフォーマンスで薄れてしまう。ただ、クロフネを除けば国内トップクラスであることを見せただけに来年以降の重賞戦線では有力候補の一頭だろう。
ノボトゥルー:抜け出したクロフネを捕まえにいくが、最後は力尽きた。
プリエミネンス:牝馬ながら善戦した。やはり牝馬中距離の代表格はこの馬か。
リドパレス:予想外なほどあまりに走らなすぎた。レース間隔が空いたこと、適性のせいもあるのだろう、掲示板さえ確保できなかったのは残念。世界最強クラスの評価も逆にクロフネの評価を高める形になってしまった。
レギュラーメンバー:今年は好位の競馬。あれだけ早めにクロフネに来られてはこの馬はどうもできない。JBC以上にメンバーがそろった今回は前回のような競馬が通じないのは見えていた。少し残念な一頭。
今回はどんなに書いてもクロフネがすごすぎて他は霞んでしまう。京都の京阪杯のテンザンセイザも含め、現3歳世代が充分強い世代であることも示した。とにかく一競馬ファンとして来年以降も注目したい
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